縦置きにすることも可能

城下工業からSOUND WARRIOR「SWD-DA20」がリリースされた（発売中）。「SWD-DA20」は「入力された音源データを出来る限り高品位にアナログ変換し出力する」というコンセプトで生まれたUSB D/Aコンバーターだ。このコンバーターをパソコンとスピーカーの間に使用することで、ハイレゾ音源やCDを高品位な音質で再生することができる。

「SWD-DA20」は現在入手可能なほとんどのハイレゾ音源（リニアPCM 44.1k～384kHz/32bit、DSD 2.8M～11.2MHz）の再生に対応している他、デジタル入力端子は、USB／同軸（COAXIAL）／光（OPTICAL）を各1系統ずつ装備。パソコンやCDプレイヤーといった多くのデジタル機器と接続できる。また、アナログ入力（RCA LR端子）1系統も装備しており、それぞれをフロントパネルのセレクタースイッチで切り替えすることができ、デスクトップに設置するプリアンプのような位置付けのオーディオコンポとしても使用可能だ。

さらに、内臓されたSRC（サンプリング・レート・コンバーター）によって、入力された音源データをボタン一つでアップサンプリングできる他、PCMデータとDSDデータの相互変換にも対応。これにより、それぞれの音の聴き比べ、自分好みのサンプリングレートやフォーマットを選択できる（ちなみに、アップサンプリングせず、そのままのサンプリングレートで再生するBYPASSモードも搭載）。

その他、外部クロック機能により、他のデジタル機器（CDトランスポート「SWD-CT10」など）との同期動作も可能。横と縦のどちらでも設置が可能で、本体サイズは146（W）×40（H）×165（D）mmで重量は0.7kgと小型かつ軽量なのも特徴だ。価格は￥85,000（税抜）。


※選択できるサンプリングレート／フォーマットには一部制限あり。詳しくは下部の「SRCモード対応表」をチェック

 

緑：選択可（SRCボタン）
黄：BYPASSモード
オレンジ：選択不可（SRCモードではスキップされます）

※1　PCM705.6k、768kの音源はDSDに変換して再生してください。BYPASSモードでの再生は本機の性能の保証外
※2　PCMからDSD11.2Mへ変換する際は、サンプリング周波数176.4k以上の音源を入力してください。176.4k未満では正しく再生されないことがあります。また、44.1k、48kからDSD11.2Mへの変換は不可
※3　入力サンプリング周波数が変わった場合、自動でBYPASSモードに切り替わる