パンクロック界のカリスマ、Ken Yokoyamaが共演!
東京スカパラダイスオーケストラ feat. Ken Yokoyama「道なき道、反骨の。」インタビュー
東京スカパラダイスオーケストラ feat. Ken Yokoyama「道なき道、反骨の。」インタビュー
2016/06/10
Kenさんの “ ガガガガ ” はすごい年季が入ってました。(by 茂木)
──先ほど、1月の最初のKenさんとのリハーサルの話が出ましたけど、Kenさんとのレコーディングの前に何回くらいリハーサルは行なわれたのですか?
川上:Kenさんを呼ぶ前に、まず曲を決めてそのアレンジに取りかかって。何回くらいかな。
茂木:年末の12月に3回くらいかな。で、その内の1回はKenさんに来てもらって、メロディーを“ラララ”とかであててもらって。で、僕らも感触を掴んだので、また自分たちで作業する時間を作って。その後、1月の3日間くらいかな。そこで一気に詰めた感じですね。
川上:1月の時は歌詞も随分とできていて。やっぱり、ラララで歌うのとは違いますからね。
──レコーディング自体はいつ行なわれたのですか?
茂木:1月の中旬だったかな。
谷中:たしかKenくんも、その後にすぐにツアーが控えててね。
茂木:でも、そういう締め切りがあって逆に良かったかもね。
谷中:まぁ、俺らはそう思うけど(笑)。Kenくんに12月くらいに「コラボレーション一緒にしたいんだけど」ってメールを送ったときに、「喜んで! 万難を排して参加させて頂きます」って返事来て。で、その後、俺が「1月の終わりまでに作るよ」って言ったら。「マジっすか!?」って(笑)。
川上:前に、細美(武士)くんも「スカパラのレコーディングって、こうやって進んでくんですね」って言ってました(笑)。
──Kenさんのレコーディングは、基本的には一発録りだったんですか?
茂木:そうですね。まぁ、仮歌だったとしても“いっせーのせい”で歌ってもらいます。
茂木欣一(ドラム)
──仮歌で録って、最後に歌だけ録り直すみたいな?
川上:そうです。
茂木:すんごい良かったんですよ、仮歌が。でも、そういうのがあってのOKテイクですから。
川上:逆にドラムとベースだけを最初に録るとかできないよね。
茂木:できないね。温度感が違い過ぎる。
──Yokoyamaさんもギタリストですが、スカパラには加藤さんもいますよね。曲の中での棲み分けと言うか、どっちがどのフレーズを弾くといった話はどのように行なわれたのですか?
川上:それを打ち合わせている2人がめちゃめちゃ楽しそうでした。
──間奏の部分では2人で弾かれてますよね?
川上:そうですね。基本的には加藤が裏打ちで。で、8分の“ガガガガ”って部分はKenさんと2人でやってて。
茂木:Kenさんの“ガガガガ”はやっぱりすごい年季が入ってましたね。
川上:コンボイ(CONVOY)感が半端なかった(笑)。
茂木:そうそう(笑)。
谷中:急に大型車が来た感じでね(笑)。
──そのコンボイ感溢れるフレーズは、レコーディングではグレッチで弾かれてたんですか?
川上:グレッチですね。Kenさんはグレッチをいっぱい持っていて。レコーディングの時は、たしか緑のグレッチだったかな。
──Yokoyamaさんとのレコーディングで、その他に驚かされたことは何かありますか?
谷中:なんだろう。トークで笑わせてもらいました(笑)。
──和気あいあいな感じだったんですね。
川上:Kenさんが一番ギャグを飛ばしてたよね。
谷中:下ネタもふんだんにね。
茂木:北原さんが喜んでました(笑)。
谷中:スカパラ内では、普段あまり下ネタ言わないですから。たまに、外部から下ネタが入ると安心するメンバーもいるんです(笑)。
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