パンクロック界のカリスマ、Ken Yokoyamaが共演!
東京スカパラダイスオーケストラ feat. Ken Yokoyama「道なき道、反骨の。」インタビュー
東京スカパラダイスオーケストラ feat. Ken Yokoyama「道なき道、反骨の。」インタビュー
2016/06/10
毎年ハードルは上がるけど、「道なき道」を達成すれば、またそれが道になると思う。(by 茂木)
──3曲目の「月のウィンク」もNARGOさんの曲ですよね。でも、この曲はまた毛色が違うというか。
川上:そうですね。この曲は美メロなすごくオーソドックスなスカなんですけど、ちょっとひと味違うというか。
茂木:そうだね。ブラジリアンな感じが合ったりして。
──この曲は某エアコンのCMにも使われていますよね。
谷中:そうですね。霧ヶ峰のイメージというのもありました。
茂木:たしかにね。ルームエアコンですから。いい風吹かしたいイメージで(笑)。
──「月のウィンク」というタイトルはNARGOさんが付けられたのですか?
谷中:はい、NARGOですね。以前、平城京だったかな、ライブをやったときに、月が下弦の月だったんですよ。その時に“月がウィンクしてるみたいだね”って、俺が言ったのを覚えてたみたいで。
川上:おっ、そうだったんだ。
谷中:その時、“踏切もウィンクしてるよ”ってMCで言った記憶があって。
茂木:あぁー、思い出した。
谷中:それをNARGOも覚えていて、“使っていいっすか?”って。
川上:奈良だから月がよく見えたのかな。
谷中:そうかもしれないね。
──あと、今回の曲はジャケットもすごく可愛らしいというか。こちらはどなたが描かれたのですか?
谷中:実はこの前、僕らも初めてお会いしたんですが、いとうひでみさんという方で。すごい面白い方ですよ。
茂木:この絵もある意味でパンクですよね。
川上:1回見たら忘れないタッチだよね。
谷中:個展などもやられている方で、僕らも一度見て気に入っちゃってね。お願いすることになりました。
──なるほど。そうだったんですね。今回のニューシングルのことがよくわかりました。では最後に、8月6日に開催される「トーキョースカジャンボリーVol.6」に向けての意気込みをお願いします。
谷中:もう、本当にスカパラでしかありえないようなラインナップで。前にコラボしたアメリカのジャズチャートでNo.1になった上原ひろみさんなど、ゲストもいっぱい呼んでいます。そのジャズ界No.1の人と、パンクロック界のキングのKen Yokoyamaがいるだけでもすごいんですけどね。さらにMANNISH BOYSとか、チャラン・ポ・ランタン、Rei、片平里菜ちゃんとか。
茂木:この1日のためにものすごい集い方だもんね。
谷中:めちゃくちゃ楽しみですね。
川上:でも、ちょっと焦ってます。というのも、僕らは普通のフェスみたいに順番にやっていくわけではなくて、メインアクトはスカパラのみでゲスト全員と絡むというのを課しているので。今挙げただけでもすごい面子になってますからね。でも、頑張ります。
茂木:俺も焦ってます。広げ過ぎたんじゃないかと(笑)。
谷中:アハハハ。1曲だけで焦るのもあるよね(笑)。
茂木:でも、「道なき道、反骨の。」って言っててね。ここで焦って、風呂敷を小さくするようなことはしたくないんでね。すごい一日にしますよ。それしかないですね。で、それを達成すれば、またそれが道になるじゃないですか。毎年、ハードルはどんどん上がっていきますけどね(笑)。でも、それをやるのがスカパラの精神なんだって、それを見せられたらいいなと思っています。
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