フォステクスカンパニーのブースでは、FOSTEXの「T20RPmk3n」と「T40RPmk3n」が新製品として展示されていた。こちらの2モデルは、リファレンス・ヘッドホンとして世界中のプロの現場で愛用されている「Regular Phase」振動板を搭載したダイナミック型ヘッドホンの最新バージョン。今回新たにドライバーユニットのチューニングを施し、よりフラットでクリアな音質を実現している。なお「T20RPmk3n」は開放型で、「T40RPmk3n」は密閉型。

価格はいずれも￥20,000（＋税）。

JVCケンウッドは、他のブースとは異なり、現在開発中のバランス対応ポータブルアンプ試用機を参考出展。チューニングの異なる2モデルの試聴会を行ない、来場者からの意見を募っているのが印象的であった。ぜひブースに足を運んで、自身の意見や感想を伝えてみては？

なお、現在発売は未定であるが、同社スタッフによると「年内を目材している」とのこと。

ゼンハイザージャパンのブースでは「HD 630VB」を展示。「HD 630VB」はポータブルタイプのハイエンド密閉型ヘッドホン。Appleやその他スマホの切り換えが可能なスイッチを本体に搭載しており、使用する機器に適した動作（リモコン、通話）が行なえる。低音域の量感を調整できる「VARIABLE BASS BOOST」搭載しているのもポイントだ。価格はオープンプライス。

また、ブースでは密閉型ヘッドホン「MOMENTUM」やオープンエア型の「HD 800 S」、「HD 800」なども展示が行なわれていた 。

写真はドライバを3基搭載した「AM PRO30」（税込価格：￥52,000）

テックウインドのブースでは、インイヤーモニターWestone「AM PRO」シリーズが展示されており、多くの来場者が長蛇の列を作っていた。「AM PRO」シリーズは余分な周波数をカットするフィルター機構を備え、外の音が聞こえつつ、再生する音もクリアに聞き取ることができるのが大きな特徴だ。

ミックスウェーブはCypher Labs「Austru IEM」を参考出品。「Austru IEM」はロールオフ機能を搭載したハイブリッド型イヤホン。手動で低音調節が行なえるのが特徴だ。ドライバは、低域にダイナミック1基、中域にBAドライバ1基、高域にはBAドライバ2基を内蔵。価格は$799.00（Cypher Labsオフィシャルサイトより）。

その他にも同社取り扱いブランドの製品が多くラインナップしており、若者を中心に試聴を行なっていた。