ファン待望の人気曲がついにシングルで登場!
コアラモード.「雨のち晴れのちスマイリー」インタビュー
コアラモード.「雨のち晴れのちスマイリー」インタビュー
2016/10/26
ボーカルの“あんにゅ”とサウンドクリエイター小幡康裕からなる横浜出身の音楽ユニット、コアラモード.。彼らが最新シングル「雨のち晴れのちスマイリー」を10月26日にリリースする。表題曲はインディーズ時代から演奏され、ファンから長らく音源化が待ち望まれていた人気曲だ。ここでは、そんな「雨のち晴れのちスマイリー」を中心にカップリング曲(「豆の木」、「Dive!」、「We Are Coalamode.3!! ~Xmas ver.~」)についても制作エピソードを聞かせてもらった。初期からのファンも最近彼らを知ったという人も、必見のインタビューだ。
取材:村尾悦郎(編集部)
──「雨のち晴れのちスマイリー」はインディーズ時代から演奏されている曲だそうですね。
小幡:はい、この曲は結成当初からあった曲なんです。僕たちはユニットを結成した2013年の1年間を、ライブはあまりせずに曲を作る期間に充てていました。その頃はお互いが一週間に7曲作って、それを聴かせ合う日々を過ごしていて。この曲はそうしてできた中の一曲なんですよ。
あんにゅ:2014年からライブを少しずつ増やしていって、その頃からずっと歌ってきました。だからファンの方にはお馴染みの曲なんです。
──作詞作曲は小幡さんですが、この曲にはどのような思いが込められているのでしょうか?
小幡:僕は大学を卒業したタイミングでコアラモード.を組んだんですが、 “夢を追いかける自分” と “まだ何物でもない自分” との間で葛藤していたんです。そんな中である日 “いつか笑うためにも、今苦しみ続けるよりも、この過程を楽しめるようになろう” と決意して。その時の気持ちを “いつか笑うためじゃなくて いつも笑ってこその私” という歌詞に込めました。
──この曲をリリースするきっかけになった出来事はあるのですか?
小幡:5月にワンマンツアーをやって、その時に見に来て下さった方からアンケートを取ったんです。その中に “コアラモード.の曲でどれが一番好きですか?” という項目があり、「雨のち晴れのちスマイリー」と答えてくださった方がすごく多かったんですよ。 この曲はYouTubeにデモ音源はアップしていたのですが、1度も音源化していなくて。それににも関わらず多くの人がこの曲を挙げてくれたことで “こんなに待ってくれている人がいるんだな” と感じたのがきっかけですね。
──デモと今回のシングルバージョンではアレンジがどのように変わっているのでしょうか?
あんにゅ:大きくは変わっていませんが、オケの音は全て新たに録音して、細かいところで変更を加えています。
小幡:実はこの曲、まだリリースが決まっていない段階から “いつか音源化を” と考えていて。去年の9月くらいからピアノの音を録ったりはしていたんです。
──いつでもリリースできるように準備されていたんですね。
あんにゅ:シングル表題曲で出すとはその時は思っていませんでしたけどね(笑)。歌も確かピアノの後に録り直したりしていました。
──大きくアレンジを変えなかったのはなぜでしょうか?
小幡:シングル化が決定した当初は “ストリングスとか入れたらより華やかな曲になるんじゃないかな?” と色々試行錯誤をしてみたんですが、なかなか上手くいかなくて。やっぱりYouTubeにアップしていた音源をファンの皆さんが聴いているという前提があったし、自分達にもそのシンプルなアレンジが馴染んでいたので、これをどんどん派手にしていくよりはデモに忠実に、皆さんがこれまで聴いてきた「雨のち晴れのちスマイリー」のイメージから大きく離れないよう心がけながらアレンジしました。
あんにゅ:とはいえ多少は変わっているんですよね。やっぱり演奏だったり歌い方だったり、全体的により力強い印象になっていると思います。
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