ファン待望の人気曲がついにシングルで登場!
コアラモード.「雨のち晴れのちスマイリー」インタビュー
コアラモード.「雨のち晴れのちスマイリー」インタビュー
2016/10/26
──2曲目の「豆の木」はあんにゅさん作詞作曲ですが、どういった思いを歌われているのでしょうか?
あんにゅ:この曲は “今が裕福でなくても、中々上手くいかなくても、隣にいていつも応援してくれる君と一緒だったら何でも乗り越えられるよ” という前向きな気持ちを歌った曲で、それを童話の「ジャックと豆の木」と絡めたものになっています。
──そのジャックに語りかけているパートもありますね。
あんにゅ:「ジャックと豆の木」ってハッピーエンドではあるんですけどジャックは盗みを働いて巨人の生活を奪っているんですよ。 “それはどうなんだろう?” とある日考えて、“奪い取った幸せより、地道に努力して手に入れたものは決して裏切らないよ” という思いも加えたんです。変な曲ですよね~(笑)。
小幡:急に拍子とテンポが切り替わったりしてね(笑)。
──この曲はいつ頃作られたのですか?
小幡:この曲は2015年にはもうできていたと思います。
──アレンジにあたって、あんにゅさんは小幡さんに何か注文はあったのでしょうか?
あんにゅ:私はアコースティックギターがメインで鳴っている素朴な雰囲気をイメージしていたのですが、特に何も言わずに小幡さんに渡してみたらこのような爽快なアレンジに(笑)。
──このアレンジは予想外だったんですね。
あんにゅ:はい。でもこっちもすごく好きになって、“それならこれも入れたい!”と、拍子が変わる箇所を追加したんです。小幡さんはアレンジやってみて難しかったですか?
小幡:いや、そうでもないかな? 最初に弾き語りの音源をあんにゅからもらって、サビのメロディ―や歌詞もすごくキャッチーでパワーもあったので僕は“こういう感じかな?”と思って作って返したら“意外!”とか言われて(笑)。僕としてはキャッチーで王道に “飛び込んだ” 曲になったんじゃないかなと思います。ただ、そういった王道ポップスの中にも “金の卵が~” のパートで捻りで加えて、コアラモード.らしさを表現たかったというのはあります。
あんにゅ:“コアラモード.はこんなこともしちゃうんだぞ!”という感じですね(笑)。
──3曲目の「Dive!」は作詞をお二人が、作曲をあんにゅさんが行なわれますが、この曲はいつ頃作られたのでしょうか?
あんにゅ:正確には思い出せないんですが、この曲は17~8歳の時にギターを持って一人で歌っていた頃にはもう演奏していましたね。ただ、コアラモード.を組んでからはこの曲はあまり演奏していなかったんですよ。
──では、この曲がこうして音源化されたきっかけは何だったのでしょうか?
あんにゅ:最近はバンド形態でライブする機会も多くなって、 “お客さんと一緒になって盛り上がれる曲があったらいいね” と話し合ったことがあったんです。そこで “ああ、あんな曲があったなぁ!” って引っ張り出してきたのが「Dive!」でした。ソロでやってた頃の元々の歌詞もあったんですが、作り直したい部分もあったので小幡さんと一緒に新しい歌詞を入れて作り直しました。
──以前のバージョンと大きく変わったはところはありますか?
小幡:曲のテーマまで大きく変わってはいませんが、歌詞の6~7割は変わっていますね。元の歌詞で残っているのは “崖っぷちから ろくでなしからの Dive! Dive! Dive!” っていう部分だったり、ある意味乱暴な言葉遣いの所が残っています(笑)。
あんにゅ:乱暴でしたね(笑)。
小幡:ただ、この乱暴さがこの曲の鍵だと僕は思っていて。自分たちも含めて “重たい腰が上がらない、「やるやる」言ってて結局やらない言い訳や理由を自分の中で見つけちゃう人” をどうやったら動かせるかと考えたら、半端な言葉を投げかけるよりは乱暴に “いいから行っちゃえよ!” って突き放すのもアリではないかなと。そういう “豪快に背中を押す曲” がコンセプトになっています。
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