滋賀県出身のイケメンバンドが放つ2ndシングル。表題曲はテレビアニメ「ALL OUT!!」のオープニングテーマに抜擢!
Lenny code fiction「Flower」インタビュー
Lenny code fiction「Flower」インタビュー
2016/11/02
──この楽曲はイントロからのシーケンス的なバスドラムも印象的ですよね。
KANDAI:実はこれもakkinさんのアイディアなんです。曲が大きく展開する後半まで、これで引っ張るというね。それにレコーディングも面白くて、最初にバスドラムだけを録って、次にスネアだけを録ってという流れで。単体のいい音だけを最初に録って、後からディレイをかけているんです。後半のバンドインからは特別なことはしていないんですけど、16分で叩きながら4分を感じるイメージでやっています。個人的に冬といえば、地元が秋田なので寒過ぎる冬の星空をイメージしちゃいましたけど(笑)。
──航さんは滋賀の星をイメージしているんですか?
航:完全にそうですね。滋賀の星空は引くほどキレイなんで(笑)。毎回、星って出てくるのはすべて滋賀のものです。
──この曲の歌詞の中で登場する2人の展開も気になりましたが。
航:実は大きな計画があって。あまり言えないんですけど、この2人のことをCDの盤に暗号として隠していたり。歌詞カードの中にも暗号があって。それを見つけると、今後色々なことがわかってくると思います。2人がどうなっていくのかにも注目してもらいたいですね。
──わかりました。では、3曲目の「KISS」ですが、キスをテーマにした曲も世の中にはたくさんありますよね。この曲はどんなイメージで作られた曲なのですか?
航:この曲は、「今のLenny code fictionにないものは何だろう?」と考えてできた曲なんです。で、「ただ楽しい、意味のないような曲」を作ろうと。それが新しい挑戦になるんじゃないかと思って。例えて言えば、観ているだけで楽しいアクション映画ですかね。また、オケ自体も好きなことを好きなように入れようと思って。ちなみにデモ段階では、この曲のタイトルは「狂気」だったんです(笑)。
──デモの印象はいかがでしたか?
kazu:完成した今だからこそ言えますが、航が言ったように、最初は “航が好きなことだけ” が詰め込まれたデモでしたからね。あまりメッセージ性の少ない、フィジカル的なデモを渡されたときに「この曲は何なんだ?」と思いましたね(笑)。この曲本当にやるの!?って。
ソラ:KANちゃんもそう言ってたよね。
kazu:でも、航に熱い反論をしてもらって(笑)。
メンバー全員:(笑)。
kazu:航の希望でデモ段階から入っていたジャジーなベースもレコーディングでは苦労しましたね。ドラムのKANちゃんもそうですけど、ミドルテンポで縦のノリを意識しつつ、グルーヴィーにしていくのは大変だったかな。
──ドラムの話が出ましたけど、KANDAIさんはいかがでしたか?
KANDAI:今までのレコーディングの中では、一番苦戦したかもしれないですね。テンポ感は速くもないし、やりやすいんですけど、16分でダンサブルな感じは自分にはまだ備わっていなかったというか。akkinさんにも「この曲は2回くらい離婚しないと雰囲気が出せないよ」って冗談言われたくらい(笑)。
──ソラさんはギターに関してはいかがですか?
ソラ:この曲に関しては、ギターを30〜40年くらいやっているかのような玄人感を出したかったんです。でも、やってみると意外と自分の中にそういった引出しがあることにも気付けて。例えば、イントロのカッティングとか。自分の中では出るところは出て、ベースソロの部分はこの曲ではkazuに完全に任せて。最終的にメリハリは付けられたかなと。そういった意味では、最初はとっ散らかっていたけど最後は上手くまとまったと思います。
──では最後に、11月13日に予定されているワンマンライブに向けての意気込みをお願いします。
kazu:デビューシングルと同じように、1曲目、2曲目、3曲目と全然アプローチの違う曲になっていますが、前作の3曲と合わせて、計6曲がライブのステージでどのように共存するのか、そこを楽しみにしてもらえたらと思います。そして、皆さんと盛り上がれたらと思っています。
ソラ:今回のシングルは、メロディーがキャッチーだったり、ボーカルが突き抜けてくる感じもあると思いますが、やっぱり「俺らはバンドなんだぞ」っていう思いで作ったので、そのバンド感をライブでも楽しんでもらいたいですね。
KANDAI:今ちょうどワンマンライブに向けて、毎日のようにスタジオに入っています。今までにないようなステージを見せられると思うので、ぜひ遊びに来てほしいです。
航:今回のシングルは、3曲とも自分が主人公になれる曲になっているんですね。アクション映画とか、ラブストーリーの映画を観るような感覚で、まずは自分自身の視点で楽しんでもらえたらと思います。そして、ワンマンライブでもこの3曲をどうやって表現できるかが鍵になってくると思います。特に「KISS」のときのメンバーの表情は見物になるんじゃないでしょうか(笑)。
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