アニメ「NARUTO」の主題歌となったタイトル曲を含めた、全6曲入りのEPが登場!
Swimy『絶絶ep』インタビュー
Swimy『絶絶ep』インタビュー
2017/02/21
──サウンドについては、前作のハイが強調されている感じから今回はミドルが強い印象を受けました。
Takumi:そうですね。なんというか、 “没入感” が欲しかったんです。
──というと?
Takumi:単純にトリプルボーカルだとか、演奏が難しいことをやっているだけでなく、その他にも色々な音が鳴っているのをリスナーに探していただきたいなと。聴こえるか聴こえないかくらいのボリュームでシーケンスの音とかが色々入っているんですよ。そういったところがミドルをよりふくよかにしたのかなとは思いますね。ただ聴いているだけだと流してしまうところだけど、今回はそういったことにもこだわったので、聴き込み甲斐のある作品になっているんじゃないかな。
──BPMも前作と比べて低めになっていますが、こちらは何か意図があったのでしょうか?
Takumi:確かに低くしています。前回のインタビューで話したような “BPMのインフレ” をちょっと落ち着けたくて。
平成のまお:確かに、速かったもんな(笑)。
みっけ:殺されてました(笑)。
──リズム隊はキープが大変ですよね。
平成のまお:はい、どんどんBPMが上がっていくから感覚がだんだん麻痺しちゃって、それまで速く感じていた曲が遅く感じるようになったりもして(笑)。
みっけ:ようやくいい感じに緩和されてきました。
──今回の収録曲は演奏していてどうですか?
平成のまお:前回は弾くのに必死な曲も多かったんですが、今回は曲の流れとか、全体を考えながら演奏できていて。プレイしていてすごく気持ちいいですね。
──演奏に没頭できる?
平成のまお:そうです。なんというか、余裕が生まれたというか(笑)。
──ミドルが強調されたサウンドやBPMを少し落とすようにしたきっかけはありますか?
Takumi:僕は純粋に作曲の勉強として音楽を聴くことも多いんですが、メジャーデビュー以降、聴く音楽の幅がすごく広くなったと思うんです。これまではバンド音楽に偏って聴いていたりしていたのが、最近は全然別のジャンルも聴くようになってきて、そういったことが今回につながっているかも知れないですね。元々、本作のような雰囲気の曲を作りたい気持ちもあったんですが、僕の中で “バンドってそうじゃないだろ!” という謎のこだわりがあって(笑)。そういった部分も取っ払えてきたように思います。
──なるほど。デビューからもうすぐ1年ですが、皆さんはどんな変化を感じていますか?
タイキロイド:リズムノカンジカタガ、オオキクカワッタトオモイマス。コレマデボクハ、チョット、ハシリギミニヒイテイタノデスガ、イゼンヨリ、ヨユウヲモッテ、プレイデキルヨウニナリマシタネ。
──それは先ほどまおさんが話された “余裕” に近いものでしょうか?
タイキロイド:ソウデスネ。マワリノオトヲ、イシキシテ、エンソウデキルヨウニナッタトオモイマス。
平成のまお:私はレコーディングでプロデューサーさんから演奏技術について教わることが多かったんですが、そこでいろんなことを教えてもらえたことが大きいですね。以前はただミスをしないように弾いていたのが、ニュアンスやサウンド作りについて、 “どんな音をリスナーに届けるか” という意識がだんだん芽生えてきたと思います。
関連する記事
2017/10/27
2017/04/28
2017/03/06
2016/06/28
2016/06/01
2016/03/01
ニュース
2023/12/25
2023/12/20
2023/12/18
インタビュー
2023/03/23
2022/09/15
2022/05/26
2022/01/26
特集/レビュー
2023/04/03
レクチャー
2022/11/15
2022/11/01