オーディオテクニカが、現地時間4月4日から7日までドイツ・フランクフルトにて開催中の映像・音響・照明・ステージなどの業務用機器を対象とする展示会「Prolight + Sound」にて、トランス型カーディオイド・コンデンサー・マイク「AT5047」を初公開した。

「AT5047」は、繊細なドラムのブラッシングから力強いボーカルパーフォーマンスまで、楽器のニュアンスや声の特性を最大限に引き出す広大なダイナミックレンジが特徴。標準的な円形ダイアフラムの２倍の大きさとなる４つの長方形ダイアフラム （２ミクロン厚）を搭載しており、レコーディングに最適な性能を実現する。

なお、発売は2017年夏頃を予定しており、価格は未定となっている。主な特徴は以下の通り。

主な特徴

・楽器のニュアンスや声の特性を最大限に引き出す広大なダイナミックレンジ
・標準的な円形ダイアフラムの２倍の大きさとなる４つの長方形ダイアフラムを搭載
・マイクプリアンプとコンソール入力に対し最大限の互換性を発揮する、厳選のディスクリート電子部品を採用
・トランス出力が演出する滑らかな音質
・ひとつひとつ手作業による組み立て、徹底した品質管理
・マイク本体からユニットを効果的にフローティングさせる内部ショックマウント
・エレガントかつ耐久性のあるアルミと真鍮のハウジングデザイン
・アイソレーションを高める先進的なショックマウントAT8480
・保管にも輸送にも強い、特別デザインのハードケース付属