──楽曲への強いこだわりがよくわかりました。ちなみに、今回の新曲は「お金」がモチーフでもあるわけですが、佐藤さんの口座に使え切れないほどたくさんのお金があったら何に使いたいですか？

佐藤：そうきましたか（笑）。まず家買います。次に車でしょうね。で、ハワイに別荘を買います。で、起業もしたいですね。

──家というのは東京に？

佐藤：いや、北海道の大自然の中に。レコーディングができて、シアタールームがあって、しっかりシェルターも作って。俺、そんな妄想、結構いつもしているんですよ（笑）。

──楽しい妄想ですよね。

佐藤：そうですね。宝くじ当たったらどうしようとか。寝るときよく考えてますもん（笑）。

──ちなみに車ってどんなものが好みなんですか？

佐藤：僕、日本車も好きなんですけど、アメ車が好きなんですよ。ローライダーとか。

──あと気になるのは起業ですけど。それはどんなことで？

佐藤：エンタープライズな感じですかね。飲食とかもやってみたいし。でも、自分で使えきれないくらいお金があったら、寄付します。アフリカとかフィリピンとかに。僕、フィリピンにボランティアで行ったことがあるんですけど、未だにストリートチルドレンもいっぱいましたから。

──では、最後に改めて今回の新曲の聴きどころとファンへのメッセージをお願いします。

佐藤：そうですね。今回の「MONEY IN THE BANK」は、物語としては3分半で完結するんですけど、かといって全部を説明し過ぎてもなくて。僕はCDとか音源は手に渡った時点でその人のものになると思っているんです。なので、この曲のキャラクターとか人物像も聴いてくれた人ぞれぞれで感じてもらえればと思っていて。それを個人はもちろん、仲間同士とかで話してくれると本望ですね。あと、80年代のアーバンなファンクとかソウルを現代のサウンドで表現した点も聴きどころなんですが、僕はブラックミュージックが大好きでR&Bのチャンネル、番組を持たせてもらっていて。そういったラジオ番組と連動して曲を聴いてもらえると、より楽しんでもらえるのかなと。若い子だったら、この曲をきっかけに80年代の別の曲をさらに掘り下げてみても面白いと思いますし。そんな聴き方をして頂けると嬉しいですね。