“叩く、こする、押す、スライド” といった様々なジェスチャーでサウンドを操れる木製のコントローラー

フックアップ、Expressive E「TOUCHÉ」を発表。7月1日より発売開始!

フックアップ、Expressive E「TOUCHÉ」を発表。7月1日より発売開始!

2017/06/28


フックアップからExpressive E「TOUCHÉ」(トゥシェ)が発表された。「TOUCHÉ」はソフトシンセやハードウェア・シンセサイザーの音色を自在に操れる、斬新なデザインが目を引くコントローラーだ。2017年7月1日(土)より発売を開始し、価格はオープンプライス(市場予想税別価格:¥54,000)。

「TOUCHÉ」の特徴はなんといってもその直感的なユーザーインターフェイスだ。木製のスキンが、微細な振動や圧力も敏感に捉え、“叩く、こする、押す、スライド” といった様々なジェスチャーでサウンドを操り、まるでアコースティック楽器を操るような感覚で演奏することができる。

そして、PC(ソフトシンセ)やハードウェア・シンセサイザーにUSB、MIDI、CV/Gateなどで接続でき、CCメッセージやコントロールボルテージでサウンドをコントロールすることが可能だ。

また、UVI社のソフトウェアシンセ「Falcon」を用いてカスタムメイドされた付属ソフトの「Lié」を併用することで、感度の調整や変化カーブ、コントロール幅の最大値/最小値の設定といったカスタマイズも可能。絶妙に変化していくロングトーンからスナップの効いたパーカッシブなサウンドアプローチへのスイッチングも行なえる。

なお、サードパーティ製ソフトウェア音源やハードウェアシンセの設定プリセットも用意されており、すぐに「TOUCHÉ」を使うことができる。製品の仕様やソフトウェアの動作環境など詳細は以下の通りだ。

使用イメージ
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操作画面

主な仕様

・フォースフィードバックと感度設定付きの4つの独立したセンサー
・4つの1/8インチCV/ゲート出力
(信号曲線、最大/最小電圧は各出力ごとに設定可能。出力電圧の最大範囲は -10V ~ +10V)
・MIDIインとMIDIアウト/スルー
・内部メモリー : 最大24設定 (4プリセット×6バンク) までを保存可能
・クラスコンプライアントのUSBコネクター
・USBバス電源駆動
・クリック可能なエンコーダー
・2つのボタン
・4つのマルチカラーLED
・サイズ : 246 × 100 × 62 mm
・重量 : 770 g

付属ソフトウェアの動作環境

「Lié」
・プロセッサー : Intel Core i5 1.4Ghz 以上
・RAM : 4GB (8GB以上を推奨)
・OS : macOS 10.10 以降
・VST/AU対応のホストアプリケーション

「UVI Workstation」
・プロセッサー : Intel Core i5 2.5Ghz 以上
・RAM : 4GB (8GB以上を推奨)
・1GB以上のハードディスクスペース

※LiéはWindows環境では使用不可
※LiéはVST/AUプラグインとしてDAW上で動作(スタンドアローンでは使用不可)。
※LiéはVST/AU対応のDAW上にて使用可能だが、プラグインホストとしてはVSTi (VSTプラグイン形式のバーチャルインストゥルメント)のみをサポート
(他のプラグイン形式やエフェクトプラグインには非対応)。

Expressive E社について

アーティストと楽器との関係をより感情的に、より直感的に結びつけることを目的に2015年に創設されたフランスの会社。

アーティストのためにアーティストと共に開発をすることをモットーとし、彼らの声に耳を傾け、彼らの求めるものが何かを常に考察し、アーティストの要求を満足させる製品開発を行なっている。

最初の製品である「TOUCHÉ」は、トラディショナルな職人技と近代的なテクノロジーの融合によって生まれた。今後も世界中のアーティストたちに、革命的なツールを提供し続けていく。

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