タイトルに込められた想いは、あなたが確かめてください。
OKAMOTO'S『NO MORE MUSIC』インタビュー
OKAMOTO'S『NO MORE MUSIC』インタビュー
2017/08/02
──やっぱり、皆さんは洋楽を聴くことが多いんですか?
ショウ:いや、俺は最近ライカスパイダーという福岡のバンドのを聴いてます。すごくカッコいいですが、ものすごくアンダーグラウンドです(笑)
──レイジさんはどうですか?
レイジ:俺は新譜も一通りチェックしますし、色々聴きますね。でも、ロックはあまり聴かなくて、今はドミニク・ラウルリーという70年代くらいのミニマルアンビエントの人を聴いてますね。
──それは最近ですか?
レイジ:ニューヨークから帰ってきてずっとです。7〜8分くらい同じコード進行のピアノだけなんですけど。「パララン、パーン」という全く展開がない感じで。
──普段叩いているから身体が欲しちゃうんですかね。
レイジ:どうなんだろう。そうかもしれないですね。
──ハマさんは最近はどんな曲を?
ハマ:僕は、基本的にずっと変わらず71年から83年くらいまでの黒人音楽で。ただ、最近はバルフペックというミニマルファンクのバンドが好きで、久しぶりに新譜を買いました。アルバムによって違いますが、3年前のやつが特に好きです。あと、キリンジはよく聴きますね。食べるなら美味しい方がいいというか、やっぱりいい演奏を聴きたいと思って。個人的にはずっとリズムのあるファンクが好きでしたが、最近はバラードもいいなと思えるようになってきました。
──わかりました。では、続いて7曲目の「WENDY」について伺います。こちらは堂島孝平さんプロデュースということですが、まずは堂島さんにプロデュースを依頼した理由から教えていただけますか。
コウキ:この曲は最初のデモ段階からかなりポップで、僕的には60〜70年代の山下達朗さんのような雰囲気をイメージしていました。ただし、自分たちでそういった弦やピアノのアレンジをするのはどうしても限界があって。そこで、堂島さんにお願いしたいということになりました。昔から僕らもみんな堂島さんにはお世話になっていますし、もちろんポップスのこともプロフェッショナルですし、ぜひお願いしたいと思いました。
──堂島さんとのやり取りで何か印象に残っている出来事などはありますか?
ハマ:基本的にコウキが堂島さんとやり取りをして、僕らはレコーディングの当日に初めてアレンジ済みの曲を聴いて弾いてました。演奏してみるとデモの時とはかなり違うなと。ショウやコウキの2人が作る曲は、方程式というか、いわゆる手癖のようなものをよくわかっていますが、やっぱり堂島さんは全く違う。そういう意味では、演奏面では結構苦戦しました。楽しかったですけど、難しかった。
ショウ:何年もやっているので、基本的に何度も間違えることはないはずなのに「あれ、ここどうなってるんだろう!?」って。久々にバンド内にそういう風が巻き起こって楽しかったです。
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