ライブでの使用のみならずレコーディングでも便利なツール

フックアップ、AER社のアコースティックギター用ポータブルEQ/エンハンサーの新バージョン「COLOURIZER 2」を発売開始!

フックアップ、AER社のアコースティックギター用ポータブルEQ/エンハンサーの新バージョン「COLOURIZER 2」を発売開始!

2017/11/06


 

 

フックアップからAER社のアコースティックギター用ポータブルEQ/エンハンサーの新バージョン「COLOURIZER 2」が発売開始された。

アコースティック楽器用アンプで著名なドイツAER社よりリリースされたPocket Toolsシリーズは、スタジオクォリティーの性能をポータブルな筐体に凝縮した製品として、ライブでの使用のみならずレコーディングでも便利なツールとして人気を博していた。そんな中で、COLOURIZERは様々な方法でアコースティックサウンドをシェイプするユニークなユニットとして、こだわりのギタリストに支持をされていたが諸事情によって生産中止になっていた。今回の「COLOURIZER 2」は、一部仕様変更をしたうえで再生産が開始され、少量入荷が実現したモデルだ。

COLOURIZER 2 (カラライザーツー)
価格: 66,000円(税別)
開発元:AER(エーイーアール)社:ドイツ

製品概要と主な特長
楽器、またはマイクロフォン(ボーカルや楽器収録)に対応したポータブルなEQ/エンハンサーで、トーンバランス、エンハンサー、パラメトリックEQといった3種類の“サウンドシェイプ”機能によって、自在に音づくりを行なえる。ラインアウトの他、DI出力も装備したプリアンプ兼DIとしても活用でき、特にアコースティック楽器に最適な仕様となっている。演奏場所に合った音づくりはもちろん、フィードバック対策用ツールとしても威力を発揮し、録音用プリアンプとしても重宝する。

【3種類の“サウンドシェイプ”機能】
・トーンバランス:この機種独自の機能で、高音域と低音域のバランスを取ることで元のサウンドを活かしながらEQとは違った音づくりを行なえる。バランス調整用ノブが中央の場合、1kHzを中心として高音域と低音域の音量が均等に上がる。
・エンハンサー:高調波を加えることで、サウンドの明瞭さを増す。オン/オフが可能。
・イコライザー:柔軟性の高い、パラメトリックタイプです。センター周波数で±15dB可変で、そのセンター周波数の可変範囲が、f1 (90Hz 〜 1.6kHz)とf2(680Hz - 11kHz)で切り替えられる。なお、パラメトリックEQはフィードバック(ハウリング)を抑える目的で使用するのも効果的。

【新機能】
・入力ソースレベル(マイク/ライン)の切替がスイッチではなく、インプットに接続するコネクター形状で行なわれるように改善。
・独立したアッテネータースイッチを追加。
・ライン入力をミュートするためのペダルスイッチを接続可能。

○接続端子
・input
XLRと標準ジャックのコンビタイプ。XLRで接続した際は低い入力レベルに対応するマイクモードになる。このモードの場合は、モードの場合はファンタム電源を供給可能。標準フォーン(TRS)で接続した際は楽器などを接続するラインモードになる。
・bypass
モノラル標準フォーンジャックでフットスイッチを接続する(ラッチタイプがよいでしょう)。ラインモード時のみミュートとして動作するので、ギターの繋ぎ替えのときに便利。
・line out
モノラル標準フォーンジャック。アンプやラインミキサーなどに接続する。
・DI out
XLRタイプ(2番ホット)。一般的にはPAミキサーに接続する。

・S/N比(最大ゲイン時):Line 103dB、Mic 90dB
・THD+N:Line < 0.1%、Mic < 0.1%
・入力インピーダンス:Line  2.2MΩ、Mic  1.2kΩ
・電源:24VDCパワーサプライ付属(消費電力:4W)
・外形寸法:65 x 105 x 135mm (HxWxD)
・重量:480g

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