映画「パンとバスと2度目のハツコイ」の主題歌。5枚目のシングル!

Leola「Puzzle」インタビュー

Leola「Puzzle」インタビュー

2018/01/31


昨年、初のフルアルバム「Hello,My neme is Leola.」をリリースし、その後の1stワンマンライブも大成功させたシンガーのLeola。彼女が5枚目となるシングル「Puzzle」を2月7日にリリースする。ここでは、映画「パンとバスと2度目のハツコイ」の主題歌でもある「Puzzle」の作詞/レコーディングのエピソードを中心に、各収録楽曲に込めた想いを聞いた。新たなLeolaの挑戦が垣間みれる今作は必聴だ!

取材:東 徹夜(編集長)

──「Puzzle」の歌詞は、原作を読んでから書かれたのですか?

最初に試写室で映像を見せて頂いて、監督さんから音楽の要望などもお聞きして。で、自分が疑問に思ったことなども監督さんに直接聞いて。それを持ち帰って書いていきました。

──疑問に思った点というと?

映像を見たときに、台詞の配置というか、言葉の選び方がすごく不思議に感じたんです。全部が単純じゃないというか、何か理由があるんだろうなって。なので、「なぜ、このときにこう言っているのですか?」とか、そのシーンが挟まっている理由なども含めてお聞きしました。

──その後、具体的にはどんなことを書こうと?

まず、私のヒロインの女の子の印象なんですけど、いつも何かについてすごく考えていて。でも、その思いの全部は言わないというか。ただ、思っているほんの一部に関しては思い切って言う子でもあって。だから、この子の心の中を割って開いて見れば、本当は誰かにたくさん話しかけているんじゃないかなって思ったんです。それで、この作品の中で彼女が惹かれていく男性に、彼女がぶつけたい言葉って何だったんだろうと考えて。それを私が代弁できるような曲が書けたらいいなと。

──歌詞は頭の方から書いていったのですか?

いえ、パーツごとというか。最初はあまり考えずに、自分が思い付いたシチュエーションだったり、彼女が伝えたいだろうなって言葉を箇条書きにして。で、それからAメロやサビには何を持ってこようかなって。具体的には「君が今 誰よりも〜」のサビから組み立てていきました。

──サビは最初から疑問文ですよね。

サビの始まりを疑問文にして、そこから書き始めていったんです。彼女が問いかけたいこと、彼にぶつけたいことって、本当は彼の気持ちを知りたいってことなんじゃないかなと思って。

──それは曲に合わせて?

はい。もともと曲があって、それに合わせて書いていきました。

──原作もあり、なおかつ曲に合わせて作詞するのは大変そうですね。

最後のサビは大変でしたね。実は、今回のサビは、1コーラス目の「I just want to〜」と2コーラス目の「I only want to〜」は、どちらも英語を2回繰り返しているんですけど、最後のサビだけは最初の英語を日本語の「旨く言えないけど」にしているんですね。それが響き的にハマるのか、それともちょっと「いなたく」なっちゃうのか、レコーディングのときまで分からず悩んでいて。

──そこがこだわりだったんですね。

はい。最後までどうなるかなと思っていましたけど、うまくいって良かったです。

──今回、タイトルの「Puzzle」というワードが出てくるタイミングもいいなと思いました。

そう言ってもらえるとうれしいです。

──タイトルはいつ頃、思い付いたのですか?

一番最後です。ここのメロディーに「Puzzle」という言葉をハメたときに、この曲は「Puzzle」だと思いました。

──レコーディングはいかがでしたか?

特にサビは言葉が詰まっているので難しかったですね。前のめりになり過ぎず、でもブレスによって遠くにいかないように。だから、ブレスの位置はかなり試行錯誤して、何度もギリギリのところを試していきました。

──ギリギリのところというと?

最初、1テイク目は続けて歌えなかったんです。でも、いい位置で呼吸ができる場所を段々と見つけていって。滑らかさと呼吸が上がることでの高揚感みたいなものがうまく表現できるサビを目指していきました。

──ブレス以外に、この曲の世界観を伝える上でこだわった点などは?

Dメロの「逸らし 君の 視線くぐる〜」からですかね。この中の「どういうつもり?」というフレーズは、怒りにも近い「好きなの? 違うの? なんなの? どういうこと?」みたいな気持ちで。ここから先は感情を絞り出すように歌っています。

──これを境に曲がクライマックスに向かっていくわけですね。

はい。どれだけここに感情を乗せられるかで、この曲がどこまで良くなるかが決まってくると思いました。なので、そこは意識して聴いてもらえるとうれしいです。

 

この記事の画像一覧

(全0枚) 大きなサイズで見る。

Leola
「Puzzle」
2018年2月7日(水)発表




【初回生産限定盤】
(CD+DVD)
AICL-3482
¥3,800(tax in)

・CD
M1.Puzzle
※映画「パンとバスと2度目のハツコイ」主題歌
M2.My girl
M3.Puzzle instrumental
M4.My girl instrumental
・DVD
Music Video 「Puzzle」
Leola First one man live documentary(仮)





【通常盤】
(CD)
AICL-3484
¥1,000(tax in)

M1.Puzzle
※映画「パンとバスと2度目のハツコイ」主題歌
M2.My girl
M3.やさしさに包まれたなら
(2017 studio session)
M4.Puzzle instrumental
M5.タイトル未定

Leola
ハワイ語でLeoは声、laは太陽。「太陽の歌声」が彼女の名前。「いつも優しく、ときに力強く、降り注ぐ太陽のように聴く人の心を晴天にしたい、あなたの心の太陽でいたい」という想いを込めて彼女自ら命名。大型オーディションでセミファイナリストまで進んだが落選。それから自らの音楽性と向き合うことで、独自の音楽観を芽吹かせてデビューに至る。デビュー直後にスタートしたフジテレビ系月9ドラマ「ラヴソング」へ突然の大抜擢の上出演し、一気に知名度が急上昇。2ndシングル「Let it fly」は、 Leola流の極上ラヴソングとして、さらに多くのファンを魅了。同楽曲は、ミランダ・カーが出演するサマンサタバサ2016年秋冬NEW TVCMの第1弾、第3弾にも起用され、日本中にLeolaの歌声が響き渡った。続く3rdシングル「I & I」は、秋冬にぴったりのバラード。フジテレビ“ノイタミナ”アニメ「舟を編む」エンディング・テーマ、そして、ソニー「ハイレゾ級ワイヤレス」CMソングに起用され、多方面から高い評価を得た。2017年6月には、初の両A面シングルとなる「コイセヨワタシ。/Mr.Right」、7月には1stアルバム「Hello! My name is Leola.」をリリース。「コイセヨワタシ。」は映画「兄に愛されすぎて困ってます。」挿入歌、「Mr.Right」は、dTV×FODドラマ『Love or Not』主題歌に起用され大きな話題を呼んだ。そして、同7月、自身として初となるフルアルバム「Hello,My neme is Leola.」をリリースした。アルバムリリース後には「Leola 1st Oneman Live“Hello! My name is Leola.”」を東京・大阪・福岡にて開催。各地大盛況となった。2018年、ますます目が離せない注目のソロシンガーLeola。聴く者の内に陽だまりを創り出す”太陽の歌声”を、是非自身の耳で体験して下さい!


Leola オフィシャルサイト

関連する記事

PAGE TOP