映画「パンとバスと2度目のハツコイ」の主題歌。5枚目のシングル!
Leola「Puzzle」インタビュー
Leola「Puzzle」インタビュー
2018/01/31
──続いて2曲目の「My girl」ですが、この曲はどのように生まれたのですか?
私って今は恋の歌を唄うイメージが強いと思うんですけど、ライブでも女の子同士で来てくれる方も多くて。なので、そういった友達同士のテーマソングになってくれたらいいなと思って歌詞の世界を考え始めたんです。でも、どうしても今回のタイミングで新しい挑戦というか、シティー・ポップがやりたいと思って。それで、Cunimondo Takiguchiさんに編曲をお願いしたら自分が想像していたものよりも何10倍も大人っぽいアレンジになって返ってきて。最初自分の等身大よりもすごく背伸びしたサウンドだったので、歌詞が曲に融合できるのかな?とも思ったんですが、でも、挑戦したいんだったら、もう振り切ってやらないと、それを感じてもらえないだろうとも思って。なので、1回このアレンジで歌ってみようと思ったんです。
──うまくいきましたか?
意外と自分の声と歌がこの曲を滑らかにつなげてくれたような気がして。歌を全部入れ終わって聴いてみたときに、素直に「これでやってみたい」と思いました。
──そもそも歌詞はどのように書いていったのですか?
サウンド面でシティー・ポップに挑戦することは決めていたので、歌詞は今までとは大きくブレないようにしようと。あと、気持ちの行き先は海にしたいなと思って。
──では、サビから書いていったのですか?
いえ、サビが全然浮かんでこなくて。だから、この曲はAメロから書きました。A、Bという順番で。
──その苦戦したサビはどこで思い付いたのですか?
「Just me & you〜」はカフェでした。でも、実は最初はガールズ・グループ的な女の子の集団をイメージしていたので「Just me & you〜」じゃなくて「Just We & you〜」だったんですよ。男子禁制みたいな世界観にしたくて、「Only Girls」とかの言葉も使って。ただ、途中から誰か特定の人にしたいと思って。それで「We」を「me」に変えたりしていきました。
──タイトルの「My girl」もそのあたりで思い付いたのですか?
はい、最初は「girl」だったんですけど、その後に「girl friend」になって。でも、「girl friend」は今後のためにとっておこうと思って(笑)。
──(笑)。では、特定の女の子に限定した理由というのは?
男性の言う「My girl」と、女性の言う「My girl」って、ちょっと意味合いが違うと思うんですけど。私女性目線で親しみを込めて「My Girl」にしました。
──歌詞の中で一番のお気に入りを上げるとすると?
いっぱいあるんですよね〜。2個言ってもいいですか。
──もちろん、いいですよ。
1個目は「落ち込むとすぐに顔に出るの 変わらないよね 変わらないでね」です。子供っぽいけど、そのままでいて欲しいみたいな。嫌いなところも好きだよって、友情が芽生えているからこそ言える言葉だと思うんですね。2個目は、Dメロ後のサビの「年をとっても なんてね。でも、そういうこと」ってところ。なんか、全部は説明しないけど、まぁ、そういうことだよみたいな。友達同士だから通じる少しの言葉というか。歌詞に「でも、そういうこと」って曖昧な感じを書くのは最初どうなのかな?って思っていたんですけど、歌ってみたら意外に良くて気に入っています。
──では、3曲目の「やさしさに包まれたなら」についてお聞きします。この曲はライブでも披露されているようですね。
はい、初のワンマンライブでカバーさせて頂きました。そのライブのときのアレンジに近い状態になっています。
──かなり昔から好きだった曲なのですか?
はい。自分がLeolaになる随分前に、単純に歌が好きで歌手になりたいなという夢を抱いていたときから大好きな曲です。今振り返ると、小さい頃って無条件に妄想したり、魔法にかかっていたみたいに思うんです。そして、今もそのままの気持ちでいられたらいいなって。ファースト・ワンマンライブでも、そのルーツを聴いてもらいたいと思ってカバーさせてもらいました。
──最初の「小さい頃は神さまがいて」が印象的ですよね。
そうですね。こういう感覚ってありません? 神さまがいるかわかりませんが、私は自由に想像したり、思い描くのが大好きだったので、まさに「魔女の宅急便」じゃないですけど、この歌詞の通りの子だったような気がします。でも、大人になってもそういう気持ちを忘れずに、無邪気でいたいなって思います。私がこの曲を歌うことで、誰かに魔法をかけられたらなって、そんな風に思っています。
──今回のセッションでは、Leolaさんご本人がギターを弾いているのですか?
はい。もともとワンマンライブに向けてメンバーと話してカントリーアレンジにしたんですが、音源化することが決まって、さらにカントリーな要素を加えていった感じです。
──では、最後にあらためて今回のシングルの聴き所と、ファンの方へメッセージをお願いします。
はい。2017年にファーストアルバムを出させて頂いて、ファースト・ワンマンライブも行なうことができて、自分の中ではファーストタームという1個の区切りが付けたのかなと思っています。そんな中での2018年の第一弾となる5枚目のシングルなので、ビジュアル面もチームをガラッと変えていますし、また、今回のシティー・ポップへの挑戦のように、曲自体でも必ずどこかに新たなチャレンジをしようと思っていて。旅をするというか、ファーストタームで作った基盤を帰る場所として、これから先は色んな挑戦をしていこうと思っています。なので、今回のシングルでは変化を楽しんで頂きたいですし、あと色んなご意見があるかもしれないですが、私はそれを楽しみたいと思っているので、この先のことも見据えながら見守って頂けたらうれしいです。
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