2種類のパッケージで2018年2月上旬より発売

【NAMM 2018速報】ズーム、軽量コンパクトなフィールドレコーダー「F1」をリリース

【NAMM 2018速報】ズーム、軽量コンパクトなフィールドレコーダー「F1」をリリース

2018/01/29


ズームが、米国カリフォルニア州アナハイムで開催されていた「The 2018 NAMM Show」にて、コンパクトでウェアラブルなフィールドレコーダー「F1」を発表。

ショットガンマイクが付属する「F1-SP」、ラベリアマイクが付属する「F1-LP」の2種類のパッケージで2018年2月上旬より販売を開始する。

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F1-SP

F1-SP

 

F1-LP



F1-LP

 

「F1」は、映像クリエイターが求めるプロ品質のオーディオ収録を可能にしたモノラルまたはステレオ録音が行える軽量コンパクトなフィールドレコーダー。映像と音声の位置合わせに便利なRECスタート/ストップ時にトーン信号を出力するサウンドマーカー機能、カメラ側のオーディオ入力レベル調整がスムーズに行なえるテストトーン機能、録音ファイルにタイムスタンプ(日時情報)を記録できるBWFフォーマット対応など、映像コンテンツ向けのオーディオ収録およびポストプロダクション作業を容易にする数々の機能を搭載している。

さらに、ZOOM独自のマイクカプセル交換システムにも対応。XYステレオマイク、MSステレオマイク、ステレオ仕様のショットガンマイク、外部XLRマイク入力の追加など、状況に応じて最適なマイクカプセルを装着することが可能だ。

「F1-SP」には、狙った音を的確に捉える超指向性のショットガンマイク(SGH-6)、振動ノイズを低減する一眼レフカメラ(DSLR)用ショックマウント、風雑音を抑えるウィンドスクリーン、ステレオミニケーブルが同梱され、一眼レフカメラに取り付ける外部音声レコーダーとして使用できる。

一方の「F1-LP」には、服の胸元などに装着できるラベリアマイク(ピンマイク)と映画/ドラマなどの演者にレコーダーを装着できるベルトクリップが同梱され、ウェアラブルな小型レコーダーとして利用可能だ。

発売は2018年2月上旬を予定しており、価格はオープンプライス(市場予想税込価格:「F1-SP」¥30,000前後、「F1-LP」¥24,000前後)。

主な特徴

・記録メディアにmicroSD/microSDHCカードを採用(最大32GB対応/別売)
・最高24bit/96kHzのWAVまたはMP3形式、モノラルまたはステレオファイルに録音
・録音ファイルにタイムスタンプを記録できる、Broadcast WAVフォーマット(BWF)準拠
・カメラ側のオーディオ入力レベル調整がスムーズに行えるテストトーン機能
・録音開始/終了時にトーン信号をライン出力するサウンドマーカー機能
・リミッター、ローカットフィルター、オートレベル機能
・各録音ファイルに最大99個のマーカーを記録可能
・ステレオミニ仕様の外部マイク/ライン入力(2.5Vプラグインパワー対応)
・専用ボリュームコントロール付きヘッドフォン出力
・RECボタンを押す2秒前の音から録音できるプリREC機能
・ZOOM独自のマイクカプセル交換システムに対応
・設定メニューの日本語表示に対応
・コンピュータのジッタに影響されないアシンクロナス転送のUSBオーディオ機能
・単4電池2本または別売ACアダプタ(AD-17)で駆動

主な仕様

・外形寸法:64.0 mm(W)× 79.8 mm(D)× 33.3 mm(H)
・重量:120 g(電池含まず)

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