70年代のアナログ・シンセ名器を復刻

ローランド、DIY感覚で世界にひとつだけのシンセが作れるユーロラック・モジュラー・シンセサイザー最新4モデルを発売!

ローランド、DIY感覚で世界にひとつだけのシンセが作れるユーロラック・モジュラー・シンセサイザー最新4モデルを発売!

2018/05/05


ローランドからDIY感覚で世界にひとつだけのシンセが作れるユーロラック・モジュラー・シンセサイザー最新4モデル『SYSTEM-500 510』、『SYSTEM-500 505』、『SYSTEM-500 555』、『SYSTEM-500 531』が発売された(5月下旬発売)。価格はオープンプライス。市場予想価格は以下の通り。

市場想定売価(税込)
『SYSTEM-500 510』50,000円前後
『SYSTEM-500 505』43,000円前後
『SYSTEM-500 555』43,000円前後
『SYSTEM-500 531』50,000円前後
 

『SYSTEM-500 510』

 

『SYSTEM-500 505』

 

『SYSTEM-500 555』

 

『SYSTEM-500 531』

「SYSTEM-500シリーズ」を組み合わせたイメージ

完全アナログのモジュラー・シンセサイザー「SYSTEM-500シリーズ」。1970年代に人気を博したモジュラー・シンセサイザーの個性的なサウンドを継承しつつも、音づくりに最適な機能をコンパクトに集め、最新のデジタル楽器とも接続できるなど、現代のモジュラー・シンセサイザーとしての使いやすさにこだわっている。2016年に発売した「SYSTEM-500 コンプリート・セット」と同様、本モデルもモジュラー・シンセサイザーの老舗であり絶大な人気を誇る米国「Malekko Heavy Industry社」とローランドが共同開発。流行のユーロラック・サイズに対応した「SYSTEM-500シリーズ」は、モジュラー・シンセサイザーに求められる音づくりやパネルデザインを実現し、シリーズ合計9機種となって、音づくりの可能性をさらに広げてくれること間違い無しだ。

▪︎各モデルの特徴

『SYSTEM-500 510』 SYNTH
モジュラー・アナログ・シンセサイザーの名器「SYSTEM-100m 110」をベースとし、シンセサイザーの音づくりの基本となる要素 VCO(オシレーター)、VCF(フィルター)、VCA(アンプ)の 3 種類をコンパクトにまとめたモデル。これからモジュラー・シンセサイザーを始める人、シンセをもう1台増やしたいモジュラー・シンセ・ファンにお勧め。

『SYSTEM-500 505』 VCF
1970 年代に発売されたローランドのアナログ・シンセサイザー「SH-5」のユニークなフィルター機能を再現したモジュラー・シンセサイザー。「SH-5」は、深く重厚なサウンドが特徴的で、現在のビンテージ市場でも希少価値が高いモデルで、『SYSTEM-500 505』では、自由度の高い 2 基のフィルターが、ユーロラックのコンパクトなサイズに凝縮されている。

『SYSTEM-500 555』 LAG/S&H
モジュラー・シンセサイザー・システムを組む際、音を揺らしたり音色に変化をつけたりする主要な 5 つの要素(ポルタメント、S&H[サンプル&ホールド]、ノイズ、リング・モジュレーター、LFO[Low Frequency Oscillator])を一つにまとめたモデル。「SYSTEM-100m 150/165」をベースとした伝統的なサウンドと、現代のサウンドの両方をあわせもち、多彩な音づくりに活かすことができる。

『SYSTEM-500 531』 MIX
高品位な6チャンネルの入力をもつミキサーで、モジュラー・シンセサイザー・システムの中核となる1台。現代のユーロラック・モジュラー・シンセの用途に向け使いやすくなっている。各入力には、音量レベルを調整するスライダー、音を左右のどちらに振るか調整して空間的な広がりやステレオ効果をつけることができるPANノブや、パフォーマンス時に便利なミュートボタンなどを搭載。音声出力に便利な標準端子や、ミックスされた音をモニターできるヘッドホン端子も搭載されている。

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