LED ZEPPELIN結成50周年を記念したコラボ企画

フェンダー、ジミー・ペイジのシグネイチャーモデルの復刻を発表

フェンダー、ジミー・ペイジのシグネイチャーモデルの復刻を発表

2018/10/31


フェンダーミュージカル・インスツルメンツコーポレーションが、ジミー・ペイジ(LED ZEPPELIN)のシグネイチャーモデル復刻を発表した。ギターは2019年1月に開催される「THE NAMM SHOW 2019」で正式に披露される予定だ。

©️Fender

復刻モデルのヘッドにサインを書こうとしているジミー・ペイジ/ ©️Fender

 

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制作を手掛けたポール・ウォーラー(FENDER CUSTOM SHOPマスタービルダー)/ ©️Fender

LED ZEPPELINの結成50周年を記念して制作されたのは、1959年製のテレキャスター「ミラー」と「ドラゴン」の2本。フェンダーのレギュラーライン、FENDER CUSTOM SHOP から「LIMITED EDITION JIMMY PAGE TELECASTER SET」としてそれぞれリリースされる。レギュラーラインに関しては、より求めやすい価格帯で発売する予定で、アーティストが直々に施したサインとペイントワークではないものの、オリジナルに限りなく近づけられた、ジミーの徹底したこだわりが詰まっている。

ジミー・ペイジのテレキャスターは、1966年にジェフ・ベックからTHE YARDBIRDSへの加入の話を持ちかけられた際に、譲り受けたもので、何年もかけて自身がカスタマイズを重ね、ルックスとサウンドは様々に変化。彼が初めて受け取った時はオリジナルのホワイトブロンドフィニッシュで、1967年2月に彼はそのギターに8枚の丸いミラーを貼り付け、THE YARDBIRDS 最後期の短い間だけ使用。その後、1967年半ばにはミラーを取り外し、塗装をすべて剥し、神秘的なドラゴンのデザインをハンドペイントしている。

1968年10月にLED ZEPPELINが結成された時、ドラゴンテレキャスターはペイジのメイン機として、ステージとスタジオで 1969年まで使い続け、伝説のアルバム『LED ZEPPELIN I』においてもメインギターとして愛用。彼がツアーから戻ってくると、友人が勝手に塗装を剥し、ドラゴンペイントの上にさらなるペイントを重ねていたことを発見。そのペイントによって配線は破損してしまったが、ジミーは無事だったそのギターのネックのみ取り外し、所有していたチョコレート色のストリングベンダーテレキャターに取り付けた。

今回の復刻について、ジミーは「このギターはとても特別で深い歴史があるんだ。だから僕はフェンダーにこれを復刻してみないかって持ち掛けてみたんだよ。フェンダーは 110%正確に再現してくれたんだ。本物と全く同じだよ。マスタービルダーのポール・ウォーラーと一緒にギターをペイントして、サインをしたときはとても感動したね。この宝石のようなギターたちが壁にかかっているのを見ることができたのは本当に素晴らしい経験だよ。」とコメントしている。

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