2019年6月中旬発売予定
コルグ、「minilogue xd module」をリリース!( 4 ボイスのポリフォニック・アナログ・ シンセサイザーminilogue xd にモジュール・タイプのモデルが登場)
コルグ、「minilogue xd module」をリリース!( 4 ボイスのポリフォニック・アナログ・ シンセサイザーminilogue xd にモジュール・タイプのモデルが登場)
2019/05/09
コルグから「minilogue xd module」がリリースされた。「minilogue xd module」は、新世代アナログ・シンセサイザーをモジュール化したもので、明日5/9よりドイツ・ベルリンにて開催されるSUPERBOOTH 19(https://www.superbooth.com/de/)において発表される新製品だ。発売日は2019年6月中旬発売予定。価格は未定。
カスタマイズ可能なデジタル・マルチ・エンジン、デジタル・エフェクトを搭載した 4 ボイスのポリフォニック・アナログ・シンセサイザーminilogue xd に、モジュール・タイプのモデルが登場だ。デスクトップ・スタイルのボディは鍵盤付きモデルと同等の操作子を備えており、キーボードや DAW の追加音源としてだけでなく、パフォーマンスの使い勝手も良好で、アナログ・ポリフォニック音源のシンセを手軽にあなたのセットに組み込める。またポリ・チェイン機能を装備しており、minilogue xd もしくは minilogue xd module 同士と組み合わせることで、2 台で計 8 ボイス相当のポリ・シンセとして、ステージやスタジオで使うことも可能。あなたの機材やシステムにぜひ、minilogue xd のサウンドを加えよう!
アナログ・シンセサイザー回路 + デジタル・マルチ・エンジン搭載
構成は 2VCO + MULTI ENGINE、1VCF、2EG、1VCA、1LFO。オシレーターの倍音を形成するウェーブ・シェイプや、シンク/リング・スイッチ、などシリーズ共通の特徴的な回路に加え、クロス・モジュレーションや効きの鋭い 2 ポール・ローパス・フィルター、サウンドに太さを加えるドライブ・スイッチを搭載。そのサウンドはアナログならではの暖かみを感じるパッドからファットなベース、抜けの良いリードまで、あらゆるバリエーションをカバーする。2 つのアナログ VCO に加え、3 つめのオシレーターとして搭載されたマルチ・エンジンは、デジタル・サウンドの魅力を提供。ノイズ、VPM、ユーザー・スロットという 3 つの異なる音源タイプを搭載したこのエンジンは、アナログとは違うサウンドの特色を活かして、アナログ・エンジンと一緒に鳴動させることで、ハイブリッドな音作りの可能性を無限に拡げる。
高品位なデジタル・エフェクト
32bit float 処理のハイクオリティなデジタル・エフェクトが、minilogue xd module のサウンドをさらに磨き上げる。モジュレーション・エフェクト、リバーブ、ディレイの 3 系統を同時使用可能で、コーラスやアンサンブル、暖かみのあるテープ・ディレイ、多彩なリバーブなど、幅広いバリエーションから選ぶことができる。またユーザー・エフェクト・スロットには、自作のエフェクト・プログラムをロードすることが可能だ。
無限の可能性を引き出すユーザー・カスタマイズ
minilogue xd module は、オープン環境によるカスタマイズの可能性を提供する。16 個のユーザー・オシレーター・スロットと16 個のユーザー・エフェクト・スロットを、カスタマイズのために本体に予め用意。専用のライブラリアン・ソフトウェアを経由して、SDK(Software Development Kit)で作られたオシレーターやエフェクト・プログラムを本体へロードすることが可能だ。ポリ・チェインに対応。minilogue xd module は、minilogue xd シリーズ(※1)と組み合わせることで(※2)、ポリ・アサイン設定が可能。コントロールのマスター(主)とスレーブ(従)を設定することで、8 ボイスのポリフォニック・シンセサイザーとして発音する(※3)。minilogue xd のボイス追加音源として、あるいは DAW を中心とした制作システムの音源としてなど、様々な用途に対応する。
※1:鍵盤付きモデルは System v1.1 以降。
※2:xd、xd module はどの組み合わせでも可能。
※3:2 台の xd 本体から 4 ボイスずつ、最大で計 8 ボイス発音可能。マスター側の発音を優先し、5 ボイス目以降がスレーブ側に割り振られる仕様。
音楽ソフトウェアを無料バンドル
minilogue xd module には、曲を作るだけでなく AI によるマスタリングができる「Ozone Elements」、キーボード演奏の上達に役立つ「Skoove」、DAW ソフト「Reason Lite」に加え、コルグやその他ブランドのソフトウェア・シンセまで、多数の音楽ソフトウェアが最初から付いてくる。つまり、このシンセサイザーを手に入れることによって、あなたの音楽をレベルアップさせるさまざまなツールを手に入れることができるのだ。
iPad / iPhone 用アプリ
KORG Gadget 2 Le for iOS(音源内蔵 DAW 音楽制作アプリ)
KORG Module Le(ピアノ・キーボード音源アプリ)
Mac / Windows 用ソフトウェア
KORG Collection - M1 Le(シンセサイザー音源)
UVI Digital Synsations(シンセサイザー音源)
AAS Ultra Analog Session(シンセサイザー音源)
AAS Strum Session(アコースティック・ギター音源)
AAS Lounge Lizard Session(エレクトリック・ピアノ音源)
Propellerhead Reason Lite(DAW 音楽制作ソフト)
Skoove プレミアムプラン 3 ヶ月トライアル(オンライン ピアノ レッスン)
KORG Gadget 2 Le for Mac(DAW 音楽制作ソフト)
iZOTOPE Ozone Elements(マスタリング・プラグインソフト)
仕様
(minilogue xd との差分のみ)
コントロール
KEYBOARD スイッチ
ポリ・チェイン機能
2 台の minilogue xd で最大 8 ボイスのポリフォニック発音
外形寸法
500 (W) x 179 (D) x 85 (H) mm
質量
2.6 kg
その他の仕様は minilogue xd に準じます。
* すべての製品名または規格名は関係各社の商標または登録商標です。
* 製品の外観および仕様は改良のため予告なく変更する場合があります。
* 価格は 2019 年 5 月現在のものです。
製品の主な特徴
・アナログ・シンセサイザー回路 + デジタル・マルチ・エンジン搭載
・高品位なデジタル・エフェクト
・無限の可能性を引き出すユーザー・カスタマイズ
・ポリ・チェインに対応
・音楽ソフトウェアを無料バンドル
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