フックアップからsE Electronicsのベストセラーボーカルマイク「V7」のクロームカラーバージョン「V7 Chrome」がリリースされた。2019年9月13日（金）より発売開始。価格は13,500円（税別）。※同時に限定モデルV7 BFGの取り扱いを終了

（オフィシャル製品概要）
フラグシップマイクV7に採用されている“DMC7”カプセルは、すっきりとしたオープンなサウンドが特徴で、驚くほどナチュラルにボーカルを捉えられるよう設計されています。その秘密は、革新的な特殊アルミニウム製のボイスコイルです。スーパーカーディオイドの指向性を持つこのカプセルデザインにより、ハウリングを抑えながらも高いゲインを得ることが可能です。また内蔵ショックマウントにより、ハンドリングノイズも最小限に抑えます。

今回登場のV7 ChromeはそのフラグシップマイクV7の性能はそのままに、美しく磨き上げられたクローム仕上げを採用しました。ユニークな外観と高性能さを併せ持つV7 Chromeは、個性的なボーカリストにピッタリです。きっとステージ映えすることは間違いありません。

革新的なカスタム仕様のアルミニウムを使ったボイスコイル

一般的な銅製のものではなく、軽いアルミ製のボイスコイルを採用することでカラッとオープンなサウンドを実現。カプセルのコア材もネオジム製マグネットにより高出力。

特許取得の内蔵ショックマウント

ハンドリングノイズやフロアからの振動を極限まで抑える、内蔵ショックマウント搭載。その効果は絶大です。

シャープなスーパーカーディオイド指向性

鋭い指向性なのでステージ上で他の楽器の干渉を最小限に抑えられるのでハウリングすることなく充分なゲインを稼げます。

金属製の筐体、スティールメッシュグリル

プラスチック製の部品は使わずボディー全体は堅牢な亜鉛合金による金属製。ステージ上の酷使にも十分耐えられます。またへこみや錆にも強いステンレススティールメッシュグリルを採用。このグリル周りはユニークなエッジが施され、ステージフロア上でもマイクが転がる心配がありません。

内部ウィンドスクリーン

不要な吹かれやポップノイズなどを効果的に軽減。交換用にオリジナルのV7同様のレッドカラーのウィンドスクリーンも同梱されています。

金メッキのXLRコネクター

ロスなく信号を伝える確実なコネクションを実現します。

◼︎V7 Chromeの主な仕様
・タイプ：ダイナミック（DMC7カプセル）
・ボイスコイル素材：アルミニウム
・マグネット素材：ネオジム
・ショックマウント：特許取得済内蔵カプセルサスペンション
・指向性：スーパーカーディオイド
・周波数特性：40Hz - 19kHz
・インピーダンス：300Ω
・感度：2.0mV/Pa (-54dB)
・コネクター：3ピンXLRコネクター（オス）
・外形寸法：54 mm（直径）×183.9 mm（長さ）
・本体重量：296g
・付属品：マイククリップ、変換アダプター、交換用ウィンドスクリーン（レッド）、ロゴステッカー、クロス、ポーチ

◼︎sE Electronics社について
sE Electronics社は、2000年にクラシックミュージシャンでもあり音響エンジニアでもある、Siwei Zou（スウェイ・ゾウ）によって創業されました。Siweiは上海音楽学院で学び、指揮者・作曲家・バスーン奏者として活躍した後、カルフォルニア州立大学の特待生として招かれます。サンフランシスコで活躍中、中国でマイクロフォンを生産している彼の知り合いから録音の現場で使えってもらえるよう、様々なマイクロフォンが送られてきます。しかしSiweiはその設計に満足せず、様々なアドバイスをフィードバックします。これが彼が自らマイクロフォンを設計するというきっかけになりました。

初期のsE Electronics製品は、いろいろな有名ブランドを受託生産する大きな工場で生産されていました。しかしより高いクォリティーを維持しつつ、新たな製品開発を継続するために、2003年に英国の販売会社とパートナーシップを組み、自社工場を開設します。現在すべてのマイクロフォンのカプセルは完全なハンドメイドで製造され、さらにはそれらのシャーシやケースまでもが社内で製造されています。

2105年より新たな体制となり、12人の開発チームをはじめ、米国と欧州にセールスとマーケティングのオフィスを開設し、80名を超える社員がより良い製品づくりにフォーカスしています。