ミヤ(Gt)、SATOち(Dr)逹瑯(Vo)と続いた『BIRTHDAY CIRCUIT』企画のファイナル

MUCCのベーシストであるYUKKEの誕生日を記念した『MUCC BIRTHDAY CIRCUIT 2019 Grand Final「40」〜YUKKE限定 LASTGIGS -孤独の40歳児、今日だけは許して下さい-〜』が開催!

MUCCのベーシストであるYUKKEの誕生日を記念した『MUCC BIRTHDAY CIRCUIT 2019 Grand Final「40」〜YUKKE限定 LASTGIGS -孤独の40歳児、今日だけは許して下さい-〜』が開催!

2019/12/02


MUCCカメラマン:西槇太一

 

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11月5日(火)東京・渋谷O-EAST にて、MUCCのベーシストであるYUKKEの誕生日を記念した『MUCC BIRTHDAY CIRCUIT 2019 Grand Final「40」〜YUKKE限定 LASTGIGS -孤独の40歳児、今日だけは許して下さい-〜』が開催された。

ミヤ(Gt)、SATOち(Dr)逹瑯(Vo)と続いた『BIRTHDAY CIRCUIT』企画のファイナルとなったこの日。他のメンバー企画はそれぞれの縁深いバンドやミュージシャンをゲストに迎えて行われたが、今回はゲストなし。YUKKEプロデュースによるMUCCのライヴは、この日限りのスペシャルな演出や構成で会場を大いに湧かせ、YUKKEのバースデーをファンと共に祝った。
 
事前に「当公演はYUKKE限定ライヴです。皆様の思うYUKKEコスでお越しください」とアナウンスがあったこの日。集まったファンは金髪のウィッグにそれぞれの思うYUKKE風の衣装を着用しており、フロアを金色が埋め尽くす会場はかなり異常な光景。さらに開演時間となり、SE「壊れたピアノ」に乗せて一人ずつ登場したメンバーも、金髪にイエローラインの衣装のYUKKEコス。金髪のウィッグをかぶった逹瑯が登場すると、フロアから驚きや喜びの大きな歓声が上がる。さらに、金髪に白ドレス姿の女性16人編成による“YUKKE合唱団”が登場。1曲目、ミヤのギターで「サイコ」が始まると、逹瑯のボーカルに重なる澄んだ歌声のコーラスが楽曲を美しく新鮮に彩り、賑やかに華やかにYUKKE限定ライヴが始まる。
 
逹瑯が<嫌い嫌い嫌い>とYUKKEを指差して始まった「大嫌い」は、合唱団がステージをのたうち回ったり、掴み合いのケンカを始めたりと、暗黒舞踏のようなダンスで魅せる。ベースを弾くYUKKEの周りを合唱団が囲み、罵るシーンは思わず吹き出してしまった。その様子をYUKKEコスの観客が笑顔で見守りながら、ヘドバンや合唱を合わせるというなかなか異様な光景が生まれた後は、ゆったりと静かに始まった「ポラリス」が会場の空気を変え、逹瑯の伸びやかなボーカルと合唱団の歌声が美しく壮大なハーモニーを聴かせて観客を魅了する。YUKKE合唱団がステージを去ると「黒煙」でライヴが本格スタート。続く「My WORLD」では本日の主役であるYUKKEがぴょんぴょん跳ねながら笑顔を見せ、楽しそうにプレイする姿が印象的だった。
 
「YUKKEのYUKKEによる、YUKKEのための誕生日パーティーにようこそ」と始まった逹瑯のMCでは、「この格好で真面目な曲を歌うのは違和感あるんですが、最後まで楽しんでって下さい」と挨拶。YUKKEがリードして手拍子を煽った「999-21st Century World-」、この日会場で限定発売されたばかりの新曲「例えば僕が居なかったら」、YUKKEがベースをアップライトに持ち替えてムードたっぷりに聴かせた「月の夜」と、YUKKE作による楽曲が続いた中盤戦。「『壊れたピアノ(とリビングデッド)』のもう一つの顔です」とYUKKEが曲紹介し、演奏されたのは『壊れたピアノとリビングデッド』のDEMOとしてリリースされた「テディベア」。激しくダンサブルに感傷的にと、様々なアプローチで聴かせる意外性のある選曲が、MUCCの音楽的振り幅の広さを表すと同時に、この日限りのスペシャル感を演出しており、誕生日企画の面白さを改めて感じさせてくれる。
 
「この格好で歌い上げるのも慣れてきましたよ」と逹瑯が笑い、幻想的に始まったYUKKE作曲の「モノクロの景色」、YUKKEがセンターに立って手拍子を浴びながらベースをプレイした「CLASSIC」と続くと、ライヴはいよいよ終盤戦。「さぁ、行こうか?」と始まった「アメリア」では激しくカオティックな演奏に逹瑯の咆哮が響き、「知ってんだぞ、俺もお前も本当はYUKKEじゃないことを。化けの皮をはがせ!」と始まった「カウントダウン」では観客の大合唱と巨大サークルが起きる。本編ラストはヘヴィなイントロから逹瑯のシャウトでスモークが上がり、フロアを熱狂させた「TONIGHT」でクライマックスを生んだ。
 
アンコールではYUKKEの呼び込みで一人ずつメンバーが登場し、YUKKEとの対話形式でMCが進む。YUKKEのお辞儀の真似をしてイジり倒すSATOち。ヘアスタイルまで寄せたというYUKKEコスのこだわりを語ると、「逹瑯はYUKKEというより、写楽(メトロノーム)だよね?」と笑わせたミヤ。「どんなにトーク引っ張っても、サプライズはここじゃねぇんだよ」とさらっとネタバレする逹瑯。YUKKEがメンバーやファンに愛されてることがよく分かる、和気あいあいとしたトークに続き、「またこの曲をやる時が来るとはね」と逹瑯が笑い始まった曲は「テラス」。6月9日にニコ生で配信された「MUCC 690分密着ニコ生! THE LIVE!〜今年は小樽でムックの日!!〜」の「SATOちドッキリ企画」で、SATOちに内緒で演奏したこの曲。この日のSATOちは迷いや戸惑いもなく力強いビートを鳴らし、逹瑯の真っ直ぐな歌声が聴く者の心を射抜いた。
 
ベースにスポットが当たり、YUKKEの先導で始まったのは「YOU&I」。「みんなのおかげで、ゆけたん40歳になりました!お前ら、40代の地獄の列車に乗せてやるからよ!」と叫んだYUKKEは、堂々としたプレイでベースソロを魅せる。続いて逹瑯が「今夜の主役が通るぞ!」と観客をどかせてフロア中央に花道を作ってYUKKEをステージから降ろすと、YUKKE合唱団がバースデーケーキを持ってサプライズ登場。会場中の拍手と「おめでとう!」の声に嬉しそうな表情を浮かべたYUKKEは、スタッフに肩車されてケーキを掲げる。すると肩車されたままベースが渡され、「MAD YACK」の演奏が始まる。逹瑯が「40歳初日のライヴでぶっ殺してやろうぜ!」とニヤリ笑うと観客が一斉にYUKKEに群がり、YUKKEは揉みくちゃになりながらベースをプレイ。このいたずらな感じのサプライズが実にMUCCらしくて良い。ラストは再びステージに戻ったYUKKEが、「地獄行きの列車に乗ってついて来いや! 全員殺るわ、行くぞ渋谷! 全員死刑!」と叫び、「蘭鋳」で完全燃焼。この日の主役であるYUKKEは演奏後、一人ステージに残り、感謝の気持ちを込めて深々と挨拶した。
 
『MUCC BIRTHDAY CIRCUIT 2019「40」』を終えたMUCCは、12月7日(土)より上海と台北で『Lock on snipe Tour #9 〜Style Of ASIA Broken Piano And Imprisonment of livingdead 3days〜』を開催。そして12月28日(土)には国立代々木競技場第一体育館にて、自身がホストを務める『MUCC Presents Trigger In The Box supported by MAVERICK DC GROUP』を開催する。

ライター:フジジュン
 
『MUCC BIRTHDAY CIRCUIT 2019 Grand Final「40」
〜YUKKE限定 LASTGIGS -孤独の40歳児、今日だけは許して下さい-〜』
11月5日(火)東京・渋谷O-EAST SET LIST
 
01 サイコ
02 大嫌い
03 ポラリス
04 黒煙
05 My WORLD
06 999 -21st Century World-
07 例えば僕が居なかったら
08 月の夜
09 テディベア
10 メルト
11 モノクロの景色
12 CLASSIC
13 アメリア
14 カウントダウン
15 TONIGHT
En1 テラス
En2 You&I
En3 MAD YACK
En4 蘭鋳      

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