新Chief Executive OfficerにConstantin Koehncke、Chief Product Officer兼PresidentにRobert Linkeが就任
NATIVE INSTRUMENTS、20年以上に渡りNIを率いてきた共同創業者兼CEOのDaniel HaverとCIO兼PresidentのMate Galicが次世代のリーダーへとバトンを渡し新しく監査役会へ就任!
NATIVE INSTRUMENTS、20年以上に渡りNIを率いてきた共同創業者兼CEOのDaniel HaverとCIO兼PresidentのMate Galicが次世代のリーダーへとバトンを渡し新しく監査役会へ就任!
2020/08/14
本日、Native Instruments社の共同創立者兼CEOのDaniel HaverとCIO兼PresidentのMate Galic が、社内から任命された次世代のリーダーへとNIを継承することを発表した。
(オフィシャルアナウンス全文)
現グローバル・マーケティング・ディレクターとしてロサンゼルスの支社を率いるConstantin KoehnckeがNIの新Chief Executive Officerに就任。加えて現サウンドプロダクツ部門のディレクターRobert Linkeは、Chief Product Officer兼Presidentに就任します。新しい経営委員会を構成する2人は、2020年10月1日付で新たな役職に就き、NIの歴史に新たな章を開きます。Daniel HaverとMate GalicはNative Instrumentsに残り、新たに設立された監査役会を通じ、会長と副会長として会社とその新しいリーダーシップを積極的にサポートします。
今回の発表はNIのKOMPLETEインストゥルメント&エフェクト部門からの製品リリースが大成功を収め、24年の歴史の中で最高の決算期を迎えることができたことが理由の1つとなっています。
Daniel Haverは次のように述べています:「Mateと私は、今こそ会社を新しい世代のリーダーに引き継ぐべき時だと考えました。今日のNative Instrumentsは非常に強い会社であり、ConstantinとRobertはこの基盤の上に新たなエネルギーをもたらし、優れた製品を提供し続けてくれるでしょう。マーケティングと製品部門で長年リーダーシップを発揮し、数え切れないほどの成功を収めてきた2人は、Native Instrumentsの未来をリードするのに最適な選択でした。」
「20年以上に渡りNative Instrumentsを率いることができたことは、とても光栄なことであり、会社として、また個人としても達成したことを非常に誇りに思っています。Native Instrumentsは常にMateと私のホームであり、ConstantinとRobertが成功に満ちた次世代を切り開いていくサポートができることに興奮しています。」
1996年にベルリンで設立されたNative Instrumentsは、最初の製品であるGENERATOR(後のREAKTOR)で、汎用コンピューター上でのリアルタイム・シンセシスのパイオニアとなりました。Daniel Haverは1997年にStephan Schmittの共同創立者として入社し、以来CEOとして会社を率いました。Mate Galicは1999年にNative Instrumentsに入社した直後にDaniel Haverとの信頼関係を築きました。2009年以来、2人でNIを率いてきました。2人の友情、相補的なスキル、絶え間ないイノベーションの追求により、ビジネスはデジタル音楽制作とパフォーマンスの最先端であり続けています。
今日、Native Instrumentsは、コンピュータをベースとした音楽制作やDJ用のソフトウェアとハードウェアの大手メーカーであり、音楽テクノロジー業界で最も影響力のある企業の1つです。
新CEOに就任したConstantin Koehnckeは、現グローバル・マーケティング・ディレクターであり、ロサンゼルス支社を率いています。Native Instruments社に10年間在籍したConstantinは、同社を音楽制作の最先端に位置づける上で重要な役割を果たしてきました。最大の市場であるアメリカ市場での マーケティング部門を率い、高いパフォーマンスを発揮するチームの構築と管理の実績を持ち、世界中のアーティストコミュニティーや音楽業界との深い関係を活かして、多くの注目を集めるキャンペーンやパートナーシップを生み出してきました。NIに入社する前は、パブリシストやジャーナリストとして働き、ロンドンとベルリンでDJとして活躍していました。
Robert Linkeは2006年にNIに入社、現在はサウンドプロダクト部門のディレクターで、同社のヴァーチャルインストゥルメントやオーディオエフェクト、サウンドライブラリ、フラッグシップのKOMPLETEバンドルを統括しています。彼は入社14年目にして、Native Instrumentsの卓越した製品の品質と多様性を形成する上で重要な貢献者であることを証明しています。NIに入社する前は、Mercedes Benz South Africaに勤務し、エレクトロニック・ミュージックのプロデューサーやDJとして活躍していました。
新CEOのConstantin Koehnckeは次のように述べています:「DanielとMateがNIをここまで発展させた功績は並外れています。彼らはベルリンの情熱的な技術者の小さなグループから、音楽技術の分野で最も関連性の高いブランドの1つに成長させましたが、今でも会社を作った時と同じ情熱とビジョンを持っています。」
「Native Instrumentsの未来に挑戦できることは、非常に光栄なことです。Robertと私は、情熱的で才能あふれる協力的なチームと一緒に仕事をしながら学ぶことができ、全員と協力して会社を前進させることができることに特に興奮しています。」
「世界中のクリエイターにとって、NIはイノベーション、インスピレーション、そして何よりも素晴らしいサウンドを象徴する存在です。私たちの優先事項は、創造性と可能性の限界を広げる優れた製品を提供し続けることです。」
新しい リーダーシップは2020年10月1日から公式に有効となり、前述の発表に加え、現在エンジニアリング部門担当兼副社長を務めているTobias Baumbachが正式に最高技術責任者(CTO)に就任、新しいリーダーシップチームに加わります。Tobias Baumbach は2020年1月から暫定CTOを務めており、10年以上にわたって同社エンジニアリング部門の開発者およびシニアマネージャーとして大きな貢献をしてきました。Lars KrögerとTom Kurthは、NIで15年以上勤務し、 最高財務責任者(CFO)と最高法務責任者(CLO)を務めた経験を持ち、引き続き組織の重要なポストととして業務を行っていきます。
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