コンピング機能や音作りの可能性を広げる新デバイスを追加

エイブルトン「Live 11」を発表!(2021年上旬に発売)

エイブルトン「Live 11」を発表!(2021年上旬に発売)

2020/11/11

エイブルトン「Live 11」

エイブルトンから「Live 11」が発表された(2021年上旬に発売)。新バージョンでは理想の演奏テイクを作り出すコンピング機能、音作りの可能性を広げる新デバイスの追加、MPE対応コントローラーが使用できるようになるなど、DAWソフトとしての使い勝手がさらに向上されている。なお、同社では期間限定でLive 10を20%オフで購入できる(Live 11に無料でアップグレード可能)キャンペーンもスタートした。

(製品オフィシャル概要)

テイク録音/コンピング

複数回にわたって録音した音声やMIDIを個別のテイクとして整理。 うまく演奏できた部分を各テイクから選んで組み合わせれば、理想のテイクができあがります 。 複数のサンプルを任意に選んでコンピング機能でつなぎ合わせることで、これまでにない音作りが可能に。

複数のトラックを連結して編集
複数のトラックをつなぎ合わせて、そこに含まれているものを同時編集することが可能。 複数のトラックに録音した楽器の編集をカンタンにすばやく行えるほか、複数のミュージシャンを録音したときにも演奏タイミングを保った状態で編集できます。 オーディオトラックとMIDIトラックのどちらでも同時編集が可能です。

MPE対応コントローラが使用可能
MPE対応コントローラを接続すれば、コードを構成するノートのひとつひとつで、ベンドやスライドといった奏法や、プレッシャーの加減が可能になります。 演奏で繊細な違いをつけることはもちろん、異なるコードにモーフィングさせたり、テクスチャーを次々と変化させたりと、幅広い演奏表現が実現します。

MPEとは?
MIDIポリフォニック・エクスプレッションを意味するMPE。 MPE対応機器を使って、ひとつひとつのノートで複数のパラメータをリアルタイムにコントロールすることで、より表現力豊かな楽器演奏が可能になります。
 

音作りの可能性を広げる新デバイス
Hybrid Reverb

コンボリューションリバーブとアルゴリズミックリバーブを組み合わせたHybrid Reverb。 現実の環境を忠実に再現するものから、物理的には不可能な世界まで、あらゆる空間表現を可能にします。 アルゴリズミックリバーブの要素で操作して残響にモジュレーションを適用するもよし、コンボリューションリバーブの要素と並行/直列で同時に使用するもよし。楽器のように演奏してリアルタイムな音作りを行うこともできます。

Spectral Resonator
入力音をパーシャル(倍音を構成する部分音)に分割して引き延ばし、まったく違う響きに変えてしまうデバイス。周波数やノートによって、繊細な変化と過激な変化の両方を生み出します。 MIDIサイドチェイン入力により、調性の取れた状態で音を処理することや、ポリフォニックシンセのように演奏することができます。

Spectral Time
音をパーシャル(倍音を構成する部分音)に変容させて周波数ベースのディレイで処理することで、金属的なエコーのほか、周波数を変調させたリバーブのような効果を生み出します。 ビートのタイミングに同期させる設定や、テンポにとらわれない自由なエフェクトの適用が可能。作成した音をフリーズ機能で維持して、つんのめるようなグルーヴやグリッチのほか、洗い流すような音色へさらに変更していくことができます。

PitchLoop89
初期のデジタルエフェクト・プロセッサーPublison DHM 89に着想を得てRobert Henkeと共同制作したMax for Liveデバイス。 小刻みなグリッチ、艶やかなデジタルディレイ、奇妙なビブラートなどの効果によって、スタジオ制作での個性演出やライブパフォーマンスでの瞬間的な即興操作で活躍するピッチシフター。

Inspired by Nature
Dillon Bastanとの共同制作によるInspired by Natureには、自然界の物理現象からアイデアを取り入れた、遊び心あふれるインストゥルメントとエフェクトを6種類収録。
 

ライブパフォーマンスでできることが充実

テンポ追従

入力音のテンポをリアルタイムで検出して、Liveのテンポを自動で調節する機能。 Liveのテンポに合わせてバンドが演奏するのではなく、バンドの一員として変化に富む生演奏にLiveが追従します。DJであれば、テンポに同期するエフェクトとしてLiveを活用することも。

マクロ設定保存
マクロの設定状態を保存して、好きなときに呼び出す機能。複数の設定を瞬時に呼び出して音色に違いを付けたり、パフォーマンスで起伏のある展開をつけたりするのに最適です。

ラックの機能向上
ラック内のマクロを1~16個の任意の数に設定可能。設定したマクロの値には、ランダマイズを適用できます。ランダマイズを起動するボタンにMIDIマッピングも可能。リアルタイムで劇的な変化を生み出して、オーディエンスだけでなく、自分自身にとっても新鮮な驚きを得ることができます。
 

偶然性を制作に活かす

ノート発音率

メロディーやドラムのフレーズに含まれるMIDIノートの鳴る確率を設定して、再生するたびに変化するバリエーションを生み出します。

ベロシティ変化率
ベロシティを変化させる範囲を設定して、均一ではない人間らしい抑揚でパターンを変化させます。

さらに可能性が増したフォローアクション機能
フォローアクションがクリップの長さと連動するようになったことで、複数のクリップ間を移動するおもしろい展開をさらにすばやく作成します。 シーンでフォローアクションを使えば、次々と変化し続けるアレンジを生み出すこともできます。 フォローアクションを設定して特定のクリップに移動したり、全体のフォローアクションの有効/無効を切り替えたりすることも可能です。


新たに生まれ変わった音源

新たな楽器音源
Spitfire Audioとの共同制作のもと誕生した3種類の楽器音源が、室内楽演奏の抑揚豊かな音色をあらゆるタイプの楽曲に提供します。

Upright Piano
Upright Pianoは、アップライトピアノの自然なぬくもりを楽曲に吹き込みます。 閉じた空間で録音することによって、“近さ”を感じさせる往年のサウンドを実現しました。そのままの状態でフォークソングに使うもよし、大胆に変化を加えてエレクトロニックミュージックに取り込むもよし。数多くのジャンルで活躍します。

Brass Quartet
トランペット、フリューゲルホルン、テナーホルン、トロンボーンといった豊かな管楽器の音色をフィーチャー。 Spitfire Audioとの共同制作によるBrass Quartetは、自然な息づかいや、幅広い表現力と音色で金管四重奏の魅力を引き立てます。

String Quartet
ピチカートの繊細な響きから、ふくよかで活き活きとしたレイヤーまで、弦楽四重奏のリアルな音色とテクスチャーをパッケージ。 2本のバイオリン、ビオラ、チェロをSpitfire Audioが録音。そのまま使っても感情を揺さぶる響きを奏でるほか、自由に変更を加えて音を作り込んでいくことも可能です。

テーマにそって厳選したPackがCurated Collectionsに追加
音楽スタイルやシーンが変わっても根底で一貫している普遍的なテーマにそって、3種類のPackを制作しました。 インストゥルメント、クリップ、サンプルなどを厳選して各Packに収録しています。

Voice Box
ボーカル処理に革新をもたらすVoice Box。 多彩な声から録音した最新のボーカルサンプル集、声を使って演奏するインストゥルメント、そしてボーカル処理用に設計されたエフェクト・ラックを収録。

Mood Reel
最新鋭のストーリーのような世界観を生み出す音源コレクション。 情景を喚起するインストゥルメントは、自然な音と人工的な音を重ね合わせてたハイブリッド。ムード、空間、動きといった要素を制作で表現します。

Drone Lab
ドローンのことなら「Drone Lab」にお任せ。 多彩な聞き心地のサンプル、自動生成されるノイズ、マルチサンプリングした楽器音、実験的な音作りを可能にするデバイスやエフェクト・ラックなど、多彩に収録。何層にも折り重なって変化していく持続音を生み出します。

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