サンプラートラック機能の向上、スケールアシスタントなど使い勝手が大幅に向上
ヤマハミュージックジャパン、スタインバーグ「Cubase 11」をリリース!
ヤマハミュージックジャパン、スタインバーグ「Cubase 11」をリリース!
2020/11/12
Cubase 11 主な新機能
・サンプラートラック機能の向上
・グローバルトラック
・スケールアシスタント
・オーディオミックスダウン機能の向上
・Frequency2 ダイナミックモード
・Imager
・Supervision
・SpectraLayers One
・Cubase ArtistにVariAudio3が搭載 など
(オフィシャル概要)
■サンプラートラック機能の向上 [Pro / Artist / Elements]
従来のサンプラートラックに加え、スライス機能が追加され、サンプリングしたオーディオをワンクリックでスライスできるようになりました。また、2つのLFOが搭載され、ピッチ、フィルター、ボリューム、パンへの適用が可能となるなど、サンプラーとしての利便性が大幅に向上しています。
サンプラートラック
キーエディター上に以下のトラックが表示できるようになりました。
・テンポトラック
・拍子トラック
・コードトラック
・ルーラートラック
・アレンジャートラック
・ビデオトラック
・マーカートラック
・移調トラック
グローバルトラック [Pro]
キーエディター上で打ち込みを行う際、エディター全体で単一のスケール、もしくはコードトラックに沿ったスケールの表示が可能となりました。スケールアシスタント内の設定で、スケール内の音のみを選択できる状態にしたり、MIDIキーなどでどこの鍵盤を弾いてもスケールに沿った音のみが鳴る状態にすることなどが可能です。また、コード構成音、スケール上にある音、スケールアウトした音でそれぞれ色分けすることが出来ます。
スケールアシスタント [Pro / Artist / Elements]
ピッチベンド、CCにおいてオートメーションと同様にラインやカーブでのエディットが可能になりました。ピッチベンドでは半音ごとにグリッドを表示させて、グリッドに合わせてスナップすることも可能です。
ピッチベンド, MIDI CCエディット機能の向上 [Pro / Artist / Elements]
Frequency2にダイナミックEQの機能が追加されました。それぞれにサイドチェインを適用させることも可能です。
Frequency2 ダイナミックモード [Pro]
マルチバンドでそれぞれ指定したサウンドの定位をコントロールすることができるプラグインです。指定した帯域のボリューム、パン、ステレオ感をエディットでき、また、GUI内のディスプレイで帯域ごとの位相も確認することが可能です。
Imager [Pro / Artist ]
様々な音作りが可能なマルチバンドコンプです。ドライブ、ゲートを搭載し、帯域ごとに全く違った音作りができます。また、指定した帯域ごとにそれぞれサイドチェインを適用することが可能です。
Squasher [Pro/ Artist / Elements]
レベルメーターやラウドネスメーター、スペクトラムカーブや位相スコープなど計18つのモジュールをUI内に最大9つ表示させることができるプラグインです。UI内のモジュールの構成は自由にレイアウトすることができます。
Supervision [Pro / Artist]
オーディオミックスダウン書出しの際に、複数の設定での同時書出しが可能になりました。異なるフォーマットのステムファイルの書き出しを一括で行う際などに時短できる機能となります。
オーディオミックスダウン機能の向上 [Pro]
ヴォーカル系、シネマ系、リズム系など様々なタイプのサンプルセットが6種類追加されました。
■SpectraLayers One [Pro / Artist]
オーディオファイルをスペクトラル表示して、エディットできるソフトウェアSpectraLayersの機能制限版がCubaseに搭載されました。簡単なエディットの他に、2MIXからヴォーカルだけを抜き出す機能を使用することができます。
SpectraLayers One [Pro / Artist]
1つのプラグインに対して複数のサイドチェインが適用できるようになりました。Cubase11リリース段階では、Frequency2(Cubase Proのみ)とSquasherが対応しています。
■スコア機能の向上 [Pro]
キーエディターを操作するような感覚でオーバーレイに音符の長さやべロシティを調節できるようになりました。また、Doricoで対応しているフォント、BravuraとPetalumaに対応しました。
■Cubase ArtistにVariAudio3を搭載、ARA2に対応 [Artist ]
これまでCubase Proにのみ搭載されていたVariAudio3がCubase Artistにも搭載され、ARA2にも対応しました。Pro/Artistでの機能の差はなく、すべての機能を使用することが可能です。
動作環境
Mac
macOS Mojave (10.14) / Catalina (10.15)
Windows
64-bit Windows 10 (Version1909)
64-bit Windows 10 (Version2004)
64ビット Intel / AMD マルチコアプロセッサー (Intel i5 以上推奨)
推奨 RAM サイズ: 8 GB (最低 4 GB)
ディスク空き容量: 35 GB 以上(Cubase Pro 11 / Cubase Artist 11 )、25 GB 以上(Cubase Elements 11)
推奨ディスプレイ解像度: 1920 x 1080 (最低 1440 x 900 以上)
Direct X 10、WDDM 2.0 に対応したグラフィックボード (Windows のみ) * オンボードを含む
USB 端子: USB-eLicenser (コピープロテクトキー) 接続用(Cubase Pro 11 / Cubase Artist 11 )
OS 対応オーディオデバイス (ASIO 対応デバイス推奨)
インターネット環境: インストール、ライセンスアクティベーション、ユーザー登録等 * インストール時にアプリケーションや関連データ等のダウンロードが必要です * 高速ブロードバンドインターネット環境を推奨いたします
無償バージョンアップ(グレースピリオド)について
10月14日以降にCubaseをアクティベーションした方は、バージョン11へ無償でアップデートしていただけます。無償バージョンアップ対象かどうかの確認や詳細につきましては下記をご参照ください。
https://japan.steinberg.net/jp/support/grace_period.html
Steinberg Download Assistant の仕様変更について
Cubase11のリリースに伴い、Steinberg Download Assistantの仕様が変更となります。
現在、Steinberg Download Assistant上では、全てのSteinberg製品がダウンロード可能となっておりますが、仕様変更後はご購入いただいた製品のみがダウンロード可能となります。
Steinberg Online Shopでご購入時の注意点
① Steinberg Online ShopにてCubase11アップデート/アップグレードの商品を購入する前に、まず下記サイトにて無償バージョンアップ(グレースピリオッド)対象かどうかをご確認ください。
https://japan.steinberg.net/jp/support/grace_period.html
② グレースピリオド対象の場合は、該当ライセンスを更新してからお買い物を続けてください。
③ お手持ちのバージョンナンバーをご確認後、バージョン別に商品をお買い求めくださるようお伝えください。
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