ライブ配信での大きな音の悩み「音ズレ」を簡単に補正する新機能

ティアック、同社のレコーディングミキサー「Model 12」に『アウトプットディレイ』機能を追加(無償公開)

ティアック、同社のレコーディングミキサー「Model 12」に『アウトプットディレイ』機能を追加(無償公開)

2020/11/13

『Model 12』に『アウトプットディレイ』機能が追加

 

『Model 12』に『アウトプットディレイ』機能が追加
『Model 12』に『アウトプットディレイ』機能が追加

ティアックは、12トラックのライブレコーディングミキサー『Model 12』に『アウトプットディレイ』機能が追加となるファームウェアの無償アップデート『V1.20』をリリースした。

(オフィシャル概要)
ライブ配信において大きな音の悩み「音ズレ」

インターネットライブ配信において映像と音声のズレは大きな悩みです。音楽ライブでは特に重要視されます。音ズレは送出ビットレート値の設定や、回線の状況、映像機器との相性など様々な原因が考えられます。音声に対して、映像が遅れるという事例では、OBSやXSplitなどの配信アプリや音声入力可能なビデオミキサーでオフセットディレイを調節できるものもありますが、遅延させた音声をモニターする方法は限られていました。

この度、ライブレコーディングミキサー『Model 12』に搭載された『アウトプットディレイ』機能を使えば映像の遅延に対して音声の補正およびモニターすることが可能です。

本体のみで遅延補正が可能
『Model 12』の音声出力の遅延補正はジョグダイヤルで0~2000msの任意の数字(1ms単位)を指定するだけです。ディレイタイムを100msごとにスキップさせて、大まかに設定した後、1ms毎の微調整も可能です。

メインアウトも遅延補正が可能
配信用オーディオインターフェース『MiNiSTUDIOシリーズ』でご好評の機能、USB出力へのディレイの他、メインアウトにもディレイをかけることが可能です。これにより「TASCAM VS-Rシリーズ」などのハードウェアエンコーダーでライブ配信する際も容易にオフセットディレイをかけて映像の遅延に音声を合わせる事が出来ます。さらにメインアウトにかけたディレイ音はヘッドホンでモニターすることが可能です。これにより、OBSなどの画面上に映し出されたキャプチャー映像と実音を聞きながら直観的にディレイ音を合わせることが可能です。
 

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