（製品オフィシャル概要）
Jマスキスは、今回のコラボレーションについて「フェンダーと一緒に仕事ができることはとても意味のあることだよ。このテレキャスターは、僕が録音してきた30年分のリードを象徴しているんだ。このギターを手に入れて以降、リードを録音するときはいつもこのギターを使っているからね。自分のシグネイチャーギターを持つことは素晴らしいことだよ。想像もしていなかったことだし、本当に光栄だね」と述べています。

Jマスキスは、フェンダーギターを何台ものアンプに接続し、ファズで歪ませた重厚なリフ、刺激的なリード、巨大なサウンドスケープを生み出すことに長けており、オルタナティブロックのアイコン的存在として音楽界に影響を与えています。フェンダーのジャズマスターのプレイヤーとして知られていますが、このテレキャスターは彼のコレクションの中でもお気に入りの楽器の一つとなっています。

マサチューセッツ州アマーストで育ったJマスキスは、9歳でドラマーになり、1984年にDinosaur Jr.を結成した際にギターに転向し、現在のオルタナティブロックの創造に貢献し、1958年製のトップローダーテレキャスターで録音された「Start Choppin」を含む数多くのヒット曲をリリースしました。

Jマスキスは、「このギターを手にすると、より面白いリードを弾けることに気づくんだ。他のギターを試してみても、結局はこのギターで弾いた方が気に入ることが多い。レコーディングではすべてのリードを即興で弾くんだけど、最高のものはこのギターから生まれる」と述べています。

眩惑的なボトル・ロケット・ブルーフレーク仕上げは、Jマスキスが初期の頃に使っていたドラムセットからインスピレーションを得ています。J Mascis Telecaster®カスタムピックアップは、彼のギターに搭載されていたオリジナルの1958年製Telecaster®ピックアップのサウンドを再現するようにヴォイシングされており、クラシックなヴィンテージトーンを持っています。また本モデルにはトップローダーテレキャスター®ブリッジが採用されており、50年代後半に登場した特徴的なブリッジタイプで、従来のストリングススルー・ブリッジに比べて弦の張力を軽減し、ブレイクアングルを浅くすることで、よりスレンダーなフィーリングを提供します。9.5インチラジアスの指板とジャンボフレットを備えた "C"シェイプネックは、Jマスキスのオリジナルギターの感触を再現しており、弾きやすさと容易なベンディングを実現します。

フェンダー製品開発最高責任者ジャスティン・ノーベルは、「Jマスキスと再びパートナーシップを組むことができ、そして彼のお気に入りのギターを再現する機会を得たことを大変光栄に思います。このギターは、ボトルロケット・ブルーフレーク仕上げに、鏡面クロームピックガード、トップローダー・ブリッジ、Road Worn®メイプルネックなど、オルタナティブロックの隆盛に貢献した彼のサウンドとスタイリングを見事に再現しています」と述べています。

フェンダーのアーティスト・シグネイチャー・シリーズは、製品の進化とストーリー性を通じてミュージシャンに敬意を表し、世界で最も偉大なギタリストやベーシストのユニークな仕様にインスパイアされた楽器を製作しています。今回発売となる「J Mascis Telecaster®」について、YouTubeチャンネルにてご覧いただけます。また、フェンダーのソーシャルビデオシリーズ「Fender Demos™」でも同製品の詳細を紹介しています。Fender Demos™は、フェンダーの最新製品を深く掘り下げ、その主な特徴や利点だけでなく、フェンダーの楽器、アンプ、ペダルのサウンドクオリティを紹介することに焦点を当てた教育ビデオシリーズです。製品のデモに加えて、初心者、中級者、上級者向けの貴重な音色のヒント、セットアップやメンテナンスのガイド、Fender機器を最大限に活用するための情報を提供しています。