待望のフレットレス・ベース、アップライト・ベースを含む8つのベース・モデルが追加
IK Multimedia、MODO BASS 2を発表!(予約受注も開始)
IK Multimedia、MODO BASS 2を発表!(予約受注も開始)
2022/03/25
IK Multimediaからフィジカル・モデリングによるリアルなサウンド、表現力によりベース音源の定番となったMODO BASSの最新版、MODO BASS 2が発表された(予約受注も開始)。本バージョンでは待望のフレットレス・ベース、アップライト・ベースを含む8つのベース・モデルが追加された他、ベーシストの演奏フレーズを大量に収録したパターン再生機能の追加、ピック、スラップ・アルゴリズムの向上、Apple M1 Macへのネイティブ対応など、ソフトウェア本体の仕様もアップデートされている。
(製品オフィシャル概要)
8種の新作を含む、22種のベース・モデル
MODO BASS 2には、さまざまな時代、音楽ジャンル、著名なベーシストを象徴する22種類のベース・モデルが収録されています。新しい8種のベース・モデル:Fretless Jazz(Fender Jaco Pastorius Jazz Bass®を参照)、Fretless Bass Man(Pino Palladino Music Man® Stingrayを参照)、Studio Upright(ジャズ・アップライト・ベースを参照)、Rockabilly(ロカビリー・アップライト・ベースを参照)、Aluminum(Noah Paraffina Bass®を参照)、Fusion J-Bass(Fender Marcus Miller Jazz Bass®を参照)、Horn Bass(Danelectro® Longhorn Bassを参照)、Punk Bass(Fender Mark Hoppus Jazz Bass®を参照)。
14種のベース・モデル:60’s P-Bass(Fender Precision Bass®を参照)、70’s P-Bass(Fender Precision Bass®を参照)、70’s J-Bass(Fender Jazz Bass® を参照)、Modern J-Bass(Fender Jazz Bass® を参照)、Devil Bass(Gibson® EB-0を参照)、Bass Man 5(Music Man® StingRay 5-stringを参照)、Rick n’ Bas(Rickenbacker® 4003を参照)、Studio Bass(Yamaha® RB5を参照)、Violin Bass(Hofner® Violinを参照)、Thunder Bass(Gibson® Thunderbirdを参照)、Japan Bass(Ibanez® Soundgearを参照)、Flame Bass(Warwick® Streamerを参照)、Imperial Bass (Fodera® Imperial Customを参照)、Metal Bass(Dingwall® Combustionを参照)。
待望の、フレットレス・ベース対応
2種類のフレットレス・ベース・モデルが、MODO BASSに加わりました。ジャコ・パストリアスがカスタマイズしたFender Jazz Bassを参照した「Fretless Jazz」は、一聴しただけでそれとわかるトーンとダイナミクスを備えています。ピノ・パラディーノの演奏で有名なMusic Man StingRayを参照した「Fretless Bass Man」では、ポール・ヤング、ドン・ヘンリーなどの名盤さながらのベース・サウンドをお楽しみいただけます。MODO BASS 2では、この新しいフレットレス・ベース2種に加え、他の18種のエレクトリック・ベースもフレットレス・モデル化することができます。ネック、弦、ボディなど各構成要素のふるまいを再現して発音する、フィジカル・モデリング音源ならではのアップデートです。
アップライト・ベースも登場
フレットレスと並び、既存のMODO BASSユーザーからリクエストの多かったアップライト・ベースも追加されました。クラシックなジャズで使われるウッド・ベースを参照した「Upright Studio」、スラップを多用するロカビリーに最適なナイロン弦のダブル・ベースを参照した「Rockabilly」と、2種類のモデルが用意されているので、音楽スタイルにあわせてお選びいただけます。アップライト・ベースを選ぶと、「STUDIO」画面にて近接マイクの位置を調整したり、ステレオ・ペアのアンビエント・ルーム・マイクをミックスすることができます。ピックアップ信号を混ぜたり、エフェクターやベース・アンプのモデルを通すこともできるので、アコースティックなサウンドを超えた音作りも可能です。
パターン演奏機能を追加
MODO BASS 2では、ジャンル、曲のセクション、演奏スタイル、長さ、拍子など、さまざまな条件でブラウズできるスマート・フィルターを搭載した「PATTERNS」画面が加わりました。楽曲を支えるベース・トラック用のパターンからソロ・フレーズまで、各パターンを試聴しながら、必要なものを見つけることができます。「ベタ打ちしても、人間味がでる」と言われることの多いMODO BASSですが、「PATTERNS」の各フレーズはプロのベース・プレイヤーの演奏を取り込んで収録されているので、さらに生々しい最高のグルーブ感とフィーリングを、DAWのテンポに同期した状態で再生することができます。
奏法の再現力も、向上
MODO BASS 2では、「PLAYSTYLE」画面で選択可能なピック、スラップ奏法のアルゴリズムもさらに磨かれて、これまで以上にリアルな演奏フィールを再現可能になりました。フィンガー、ミュート奏法、弦を弾く位置、強度、方向、弦の振動によるデタッチ・ノイズ、スライド・ノイズなどさまざまな調整機能と組み合わせることで、単調になりがちなMIDIファイルに生命を吹き込み、ベース、楽曲全体を新たな高みへと昇華させることができます。
無料のCS版、お求めやすいSE版も用意
MODO BASS 2の発売にあわせて、1ベース・モデル(‘60s P-Bass)が使える無料版のMODO BASS 2 CS、お求めやすい価格で4ベース・モデル(‘60s P-Bass、70s P-Bass、‘70s J-Bass、 Punk Bass)が使えるMODO BASS 2 SEも用意されました。CE、SE版にて未収録のベースをクリックすると、各ベース・モデルを個別に追加購入することができます。フレットレス非対応のCE版でも、有償のベース・モデルを追加した時点で、フレットレス機能がアンロックされます。
MODO BASSについて
初代MODO BASSは、あらかじめ録音されたサンプルを使わず、ベースのボディ、弦、ピックアップ、奏者のふるまい、相互作用により一音一音がリアルタイムに生成されるフィジカル・モデリング・ベース音源として、2016年にリリースされました。それ以来、サンプル音源が苦手とするスライド、キースイッチで切替え可能なフィンガー/ピック/スラップ、ハンマー・オン/プル・オフ、ハーモニクスなどの奏法、演奏弦、ストローク・アップ/ダウンの指定など、フィジカル・モデリング音源ならではの表現力により、多くの作編曲家、プロデューサーに愛用されてきました。MODO BASS 2で加わったフレットレス、アップライト・ベース、パターン再生機能などにより、さらに多くの音楽家に愛用される製品となることでしょう。
価格と購入方法
MODO BASS 2は、IKオンライン・ストア(ユーロ)、beatcloud.jp、IK Multimedia正規販売代理店(日本円)にてご予約いただけます。
製品リリース:2022年春予定
現在ご予約いただいた方には、MODO BASS 2リリース時までお使いいただけるMODO BASS 1.5(MODO BASS 2 SE予約者にはMODO BASS 1.5 SE)が提供されています。
- MODO BASS 2 CS:無料
- MODO BASS 2 単体ベース・モデル:各€ 69.99
- MODO BASS 2 SE:€ 149.99 | ¥19,790(税込)
- MODO BASS 2:€ 299.99 | ¥39,590(税込)
- MODO BASS 2 Crossgrade:€ 199.99 | ¥26,390(税込)*
- MODO BASS 2 Upgrade:€ 149.99 | ¥19,790(税込)**
- MODO BASS 2 + MODO DRUM 1.5:€ 399.99 | ¥52,790(税込)
- MODO BASS 2 + MODO DRUM 1.5 Crossgrade:€ 299.99 | ¥39,590(税込)*
- MODO BASS 2 + MODO DRUM 1.5 Upgrade:€ 199.99 | ¥26,390(税込)**
* Crossgrade版は、€99.99以上のIK Multimedia製品登録ユーザーが対象となります。
** MODO BASS 2 Upgradeは、MODO BASS有償版の登録ユーザーが対象となります。
*** MODO BASS 2 + MODO DRUM 1.5 Upgradeは、MODO BASS、MODO DRUM有償版の登録ユーザーが対象となります。
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