人工知能を使用したマシン・モデリング技術にて、アンプ、エフェクターまたはリグ全体のソフトウェア・モデルをキャプチャー可能

IK Multimedia、新しいテクノロジー「AI Machine Modeling」を使った製品開発を発表!

IK Multimedia、新しいテクノロジー「AI Machine Modeling」を使った製品開発を発表!

2022/07/21

「AI Machine Modeling™」

 

IK Multimediaは、新しいテクノロジー「AI Machine Modeling™」を使った製品を開発中であることを発表した。

(オフィシャルアナウンス)
AI Machine Modeling™は、世界中で愛用されているギター/ベース・アンプ・エフェクト・モデリング・ソフトウェアAmpliTubeにてこれまで使われてきた回路のモデリング、インパルス・レスポンスを使った技術とはまったく異なるテクノロジーです。AI Machine Modeling™は、人工知能を使用したマシン・モデリングにて、あらゆるアンプ、キャビネット、コンボ、さらにディストーション、オーバードライブ、ファズ、EQ、ブーストなどのエフェクターを、本物とほとんど区別のつかないレベルの精度でソフトウェア・モデル化することができます。

IK MultimediaのAI Machine Modelingは、ニューラル・ネットワークによる機械学習を使い、アンプ、エフェクターまたはそのリグ全体のTone Model(トーン・モデル)をキャプチャーします。そのリアルさは、これまで想像もできなかったレベルに達しています。

誰でも、使用機材をキャプチャー可能
AI Machine Modelingを使ったTone Modelのキャプチャーは、簡単です。まず、IK Multimedia独自のギター/ベース・キャプチャー・トラックを再生し、キャプチャーしたいアンプ、エフェクターまたはそのリグ全体を通した信号と、ドライ信号を、AI Machine Modelingの深層ニューラル・ネットワーク・ソフトウェアに入力します。すると、AI Machine Modelingソフトウェアは、機材を経由した信号とドライ信号を比較しながら、アンプ、エフェクターまたはリグ全体のTone Modelを生成します。

AI機械学習による、Tone Model
Tone Modelは、AI Machine Modelingによって生成された、リアルでダイナミックなアンプ、エフェクターのソフトウェア・クローンです。Tone Modelは、アンプ、エフェクターのニュアンスを正確に再現する先進のテクノロジーで、アンプとキャビネットを一緒にキャプチャーした後、この2つを仮想的に分離して、他のキャビネットと組み合わせて使うこともできます。

Tone Modelは、単体の機材だけでなく、ファズ、オーバードライブ、ディストーションなど、アンプの前に置かれた複雑な倍音を含むリグ全体を、独自のアルゴリズムでキャプチャーすることができます。

専用ハードウェアは、不要です
Tone Modelのキャプチャーに専用のハードウェアは不要です。コンピュータ、オーディオ・インターフェイス、リアンプ・ボックスがあれば、自分でキャプチャー可能です。IK MultimediaのAXE I/OなどAMP OUTの装備されたオーディオ・インターフェイスをお使いなら、別途リアンプ・ボックスを用意する必要はありません。AMP OUTのないオーディオ・インターフェイスをお使いでも、リアンプ・ボックスと組わせて、アンプ、コンボ、エフェクターをキャプチャーすることができます。

パワーアンプのキャビネット・アウト信号をオーディオ・インターフェースに接続するには、別途アッテネータ/ロードボックスも必要ですが、キャビネットで再生された信号をマイクから入力する場合は、マイク入力対応のオーディオ・インターフェイスがあれば十分です。

製品情報詳細
https://www.ikmultimedia.com/products/aimachinemodeling/

この記事の画像一覧

(全1枚) 大きなサイズで見る。

関連する記事

関連する記事

PAGE TOP