南カリフォルニアに拠点を置くブティック・マイクロフォン・カンパニーの注目ニュー・モデル

オタリテック、Roswell Pro Audio「Mini K67x」「Mini K47 KD」をリリース!

オタリテック、Roswell Pro Audio「Mini K67x」「Mini K47 KD」をリリース!

2022/11/11

オタリテックからRoswell Pro Audio「Mini K67x」「Mini K47 KD」がリリース

 

オタリテックから南カリフォルニアに拠点を置くブティック・マイクロフォン・カンパニー Roswell Pro Audio(ロズウェル・プロ・オーディオ)の新製品「Mini K67x」「Mini K47 KD」がリリースされた。価格:いずれもオープン。

Roswell Pro Audio「Mini K67x」

Roswell Pro Audio「Mini K67x」

Roswell Pro Audio「Mini K67x」

1960 年代に最もよく使用されたチューブマイクをもとに、現代の技術でより使いやすくコンパクトに再現したモデル。

OVERVIEW
・伸びやかな空気感を持つ、ユニークで広帯域の周波数特性
・トランス回路による唯一無二なハーモニック・サチュレーション
・Cutaway™ショックマウント、専用ケース付属

DESCRIPTION
「Mini K67x」は Mini K シリーズ 3 本目の製品であり、1960 年代に最もよく使用されたであろうチューブマイクをもとに、それを現代の技術でより使いやすくコンパクトに再現したモデルです。mini K シリーズでは初めてとなるトランスを搭載した機種であり、フラグシップモデル「Colares」と共通のトランス回路を採用しています。(機種名に含まれる「x」はトランスを意味しています。)また 2 年の歳月を費やして開発されたカプセルは、今回新たに6マイクロフィルムを採用して、独自にチューニングされたデュアルバックプレート設計となっています。これらの組み合わせによって、特徴的な色付けを持つ miniK47 や極めてフラットな特性を持つ Mini K87 のどちらとも異なる、独特なハーモニック・サチュレーションを生み出すマイクが完成しました。それは Roswell Pro Audio 代表のマット・マクグリン氏が「”Holy Grail” voicing」と自負する、量感がありながらも濁りの無い低域と、10kHz 以上に広がるレコーディングの“空気感”を特徴とします。これらすべてが選び抜かれたパーツと設計によって、低セルフノイズ且つ高いトランジェント特性で実現されています。

FEATURES
・独自の 34mm カプセル設計
・カスタム出力トランスを用いたヴィンテージ回路設計
・厳選されたオーディオファイルグレードのコンデンサを採用
・耐久性の高い仕上げが施された重厚でソリッドなスチールのボディ
・独自の Cutaway™非共振ショックマウントBENEFITS
・広帯域な周波数特性により多くの声や楽器を自然にとらえることが可能に
・ハーモニック・サチュレーションが真空管マイクのように音源を強調
・堅牢で高品質な構造により、本格的な耐久性と長い製品寿命を実現
・低セルフノイズにより、トラックからヒスノイズを排除

Roswell Pro Audio「Mini K47 KD」

Roswell Pro Audio「Mini K47 KD」

Roswell Pro Audio「Mini K47 KD」

人気の高い mini K47 をもとに同一のカプセルを用いて、高 SPL 用途に新たに開発されたマイク。機種名の KD が示すようにキックドラムはもちろんのこと、タム、ベースアンプやブラスセクションのレコーディングに最適です。

OVERVIEW
・キックドラム(およびその他の高 SPL 用途)に特化した設計
・34mm 径の大型ダイヤフラム「K47」カプセルを搭載したヴィンテージトーン
・厳選された NOS オーディオコンポーネント

DESCRIPTION
人気の高い mini K47 をもとに、同一のカプセルを用いて、高 SPL 用途に新たに開発されたマイクです。機種名の KD が示すようにキックドラムはもちろんのこと、タム、ベースアンプやブラスセクションのレコーディングに最適です。通常、高 SPL 仕様のマイクを実現するためには、入力段に大き目のコンデンサーを用いることで pad を組み込みますが、これは一方で歪みの原因にもなります。代わりに Mini K47KD では、回路設計を見直して内部電圧を調整する事で、付加的なアッテネーションとは別の方法でヘッドルームを確保しています。これによって明瞭度とアタック感を維持したまま、十分なヘッドルームとダイナミックレンジを確保することに成功しています。

FEATURES
高い SPL 能力への要求は、JFET の選択に影響を与えます。あるトランジスタは、他のトランジスタよりも高いヘッドルームを実現することができます。KD 回路では、すべての JFET に個別にバイアスをかけています。これによって、最大音量と最小のディストーションを実現するトランジスタを構成しています。KD のメイン信号用コンデンサーは、現在では製造されておらず入手が困難になっているヴィンテージ部品で、独特の透明感のあるサウンドを実現します。大きな値(静電容量)を小さなパッケージに収めました。また、カプセル電源の最終的な DC フィルターコンデンサーにも同様の部品を使用しています。このように変更された回路トポロジーと部品の組み合わせにより、私たちが望む透明感とパンチ、そして十分なヘッドルームとダイナミックレンジを得ることができます。

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