往年の名レコーディング手法が現代によみがえる
日本エレクトロ・ハーモニックス、Roger Mayer「Dottore XFM」をリリース!(低域ブースター)
日本エレクトロ・ハーモニックス、Roger Mayer「Dottore XFM」をリリース!(低域ブースター)
2023/02/07
日本エレクトロ・ハーモニックスからRoger Mayerの低域ブースター「Dottore XFM」がリリースされた。価格:オープン。発売中
(製品オフィシャル概要)
LC 回路(L:コイルとC:コンデンサーを使った共振回路)を搭載したイコライザーで、低域の特定の周波数付近をブーストするという手法が、伝説的なレコーディングで数多く使われていました。本機を使うことで、現代の機材でもその魅力的なサウンドが得られるようになります。生き生きとしたサウンドキックやスネアに使えば、シェルの低い響きを引き出し、パワーとダイナミクスが劇的に向上します。アコースティック楽器も、これまで聞こえなかった響きが浮き上がり、生き生きとしたものになります。ボーカルに使えば、声と胸の響きを強調し、生き生きとさせられます。
アビー・ロード・スタジオ等、すでに英国で絶賛
本機リリースにあたり、英国のAbbey Road Studios、Rockfield Studios、RAK Studios でのレコーディングでご使用いただいたところ、皆さまより絶賛の声をいただきました。LC タイプのイコライザーを使用した伝説のレコーディングが、時代を超えて輝いている理由のひとつはここにあるのです。ソフトやハードのアルゴリズムに支配されたプロセスが窮屈だと感じるなら、本機でのリアルタイムの探求はうってつけです。「レコーディングは楽しいものであって、面倒なものではない」とお分かりいただけるでしょう。
バイパス・モード
アンバランス機器をDAW システムにつなぐ時、本機をバイパス・モードにすれば、バランスからアンバランスに変換すると6dB 下がる(信号が半分になる)という問題が起こりません。
特長
・電源不要のパッシブ回路
・2チャンネル
・ロータリー・スイッチでロー・ブースト周波数を6段階に切り替え〈41Hz|45Hz|50Hz|70Hz|84Hz|102Hz〉
・可変フィルター Qポット1〜10(連続可変)
・バイパス/ロー・ブースト切り替えスイッチ
スペック
・寸法: 190W×70H×140D mm
・重量: 1.4 kg
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