映像切り替え、音声調整、ライブ配信、録画まで行えるオールイン・ワン設計
ローランド、コンパクト・サイズのAVミキサー「VR-6HD」をリリース!(ビジネス会議やウェビナーなど動画配信に最適)
ローランド、コンパクト・サイズのAVミキサー「VR-6HD」をリリース!(ビジネス会議やウェビナーなど動画配信に最適)
2023/04/13
ローランドからビジネス会議やウェビナーなど動画配信に最適なコンパクト・サイズのAVミキサー「VR-6HD」がリリースされた。2023年4月28日(金)に発売。価格:オープン(市場想定価格:税込350,000円前後)
(製品オフィシャル概要)
ここがポイント
•HDMI 6系統の映像入力を搭載した、映像切り替えや合成、音声調整、ライブ配信、録画まで1台で行えるコンパクトなAVミキサー
•プロ品質のデジタル・オーディオ・ミキサー搭載により、高音質な動画配信が可能
•「シーン・メモリー」や「マクロ」、「シーケンサー機能」により、複雑な操作を自動化して作業を省力化
近年コロナ禍で、会場でのスクリーン映像投影とライブ配信を同時に行うハイブリッド・イベントが一般的になり、その需要は年々増加しています。プロが手掛けるライブ配信が浸透した結果、企業が行うライブ配信でも、複数の子画面やテロップを挿入するなど、より魅力的な動画配信を行いたいというニーズが増えています。
当社では、2010年からローランドの映像・音声技術を搭載したAVミキサー「VRシリーズ」を展開しており、会議やハイブリッド・イベントなど多くのイベント・ステージで支持されてまいりました。2023年2月には、イベント動画配信のオペレートを1台で行えるプロ仕様の「VR-120HD」を発売。今回発売する『VR-6HD』は、「VRシリーズ」のミドル・クラスのモデルで、映像や音声の切り替えから合成などの演出、配信、記録まで、必要な機能をコンパクトなサイズに凝縮し、シンプルな操作で、高品質な動画配信が行えるAVミキサーです。多彩な機能を1台に集約しており、複数の機器を接続する際の煩わしさを解消できます。『VR-6HD』は、さまざまな映像フォーマットに対応するHDMI入力を6系統装備。PCやタブレット、スマートフォン、ゲーム機などを接続して映像を取り込むことができます。また、5つのレイヤー機能を備え、テロップ挿入やピクチャー・イン・ピクチャーなどの映像合成を自在に行えます。さらに、直感的に操作できるインターフェイス、複雑な操作を省力化できるオートメーション機能、映像・音響演出をワンタッチで運用できる「マクロ」、「シーケンサー機能」、「PTZ(パンチルトズーム)カメラ制御」などにより、オペレーターの負担を軽減し、日々の制作・発信業務をサポートします。
『VR-6HD』は、企業で日常的に行われる会議やウェビナー、eラーニング・コンテンツ制作など、映像のプロフェッショナルではない方々が、情報発信する際に活躍する1台です。
さらに詳しく
多様なデバイスに対応する6系統のHDMI入力
『VR-6HD』は、一般的なAV機器で使われるHDMI 6系統の映像入力を搭載。放送や映画のフレーム・レート や色空間とシームレスに組み合わせ、6系統の豊富な入力をもとに映像演出の幅を拡げます。また内蔵スケーラーにより、PCやタブレット、スマートフォン、ゲーム機などの多様な解像度、縦横比を持つ機器との接続に幅広く対応します。
最大5レイヤーの映像合成と多彩な映像エフェクト
観客や視聴者を惹きつける演出を実現するため、映像合成とエフェクト機能は重要な要素です。『VR-6HD』は、最大5レイヤーまで対応した映像合成が可能。最大2つのピクチャー・イン・ピクチャー&キーとDSK(ダウンストリーム・キー)を使い、多様なニーズにも柔軟に対応できます。
プロフェッショナル品質のデジタル・オーディオ・ミキサーを搭載
『VR-6HD』は、28チャンネルのデジタル・オーディオ・ミキサーを装備。長年ローランドで培われたオーディオ・ミキシング機能を踏襲し、高品質なミキシングを実現します。すべてのチャンネルでEQとダイナミクス処理はもちろん、会議やインタビューなどのシーン別やトークを聞き取りやすくするディエッサー(「サ行」の発音時に出やすい歯擦音の軽減)など用途に応じた音声をプリセットで簡単に設定できます。オーディオの同期調整やノイズの抑制など、音声の問題を解決し、聴きやすい音作りをサポート。またオーディオ・プレーヤー機能により、配信中のBGMや効果音などの演出でプレゼンテーションなどを盛り上げます。
プロ仕様のオーディオ入力を装備。先進的なオーディオ・ミキシング機能も搭載
『VR-6HD』の音声入力として、6系統のXLR/TRSコンボジャック端子を装備。高品質なマイク・プリアンプ と48Vファンタム電源に対応しているので、プロ仕様のマイクなど幅広い業務用のアナログ機器と接続できます。また、『VR-6HD』本体の7個のフェーダーは、操作したい入力チャンネルを割り当てることができ、直感的に音を調整できます。オート・ミキシング機能を使うと、映像に加えて音声も操作できるので、各マイクの音声レベルのバランスを自動で調整でき、オペレーターの負荷を大幅に軽減します。
イベントやライブ配信を円滑に進行。現場での操作を大幅に省力化
『VR-6HD』 は、画面構成や操作設定をあらかじめ登録した「シーン・メモリー」や進行に合わせた一連の操作を本体のボタンですぐに呼び出すことが可能。ピクチャー・イン・ピクチャーの子画面の位置やサイズ、タイトル合成のON/OFFなどの画面構成の設定は、「シーン・メモリー」に最大32個まで登録でき、イベントやライブ配信の進行に応じてシームレスに切り替え、呼び出しができます。また、映像切り替えやDSKのON/OFF、PTZカメラの動作、オーディオ・ミキシングなど一連の操作を「マクロ」(最大100個)に記録、実行することができます。さらに、シーケンサー機能では、「シーン・メモリー」と「マクロ」を組み合わせ、演出の進行に沿った画面構成や演出を簡単に実行可能。シーケンサーには最大1,000個のステップを登録でき、運用のオートメーション化を実現します。
主な仕様
外形寸法:370(幅)×242(奥行)×100(高さ)mm
質量:3.4kg(ACアダプターを除く)
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