2023年4月末に発売予定
IK Multimedia、「AXE I/O ONE」をリリース!(ギター、ベースに必要な仕様を考え抜いて作られたコンパクトなUSB-Cオーディオ・インターフェース )
IK Multimedia、「AXE I/O ONE」をリリース!(ギター、ベースに必要な仕様を考え抜いて作られたコンパクトなUSB-Cオーディオ・インターフェース )
2023/04/14
IK Multimediaからギター、ベースに必要な仕様を考え抜いて作られたコンパクトなUSB-Cオーディオ・インターフェース 「AXE I/O ONE」がリリースされた。価格:オープンプライス(税別市場想定価格21,450円前後)。国内発売時期:2023年4月末予定。
(製品オフィシャル概要)
IK Multimedia(イタリア・モデナ)は、ギター、ベースのレコーディングに必要な仕様を考え抜いて作られた、1 IN/3 OUTのUSB-Cオーディオ・インターフェース AXE I/O ONE を発表しました。イタリアでは発表と同時に出荷が開始され、日本でも2023年4月末に発売予定です。市場にあふれるオーディオ・インターフェースは、ギターについて真剣に考えているだろうか? AXE I/O ONEは、そんな問題意識から開発されたプレミアム・オーディオ・インターフェースAXE I/Oならではの仕様を、コンパクトな筐体、お求めやすい価格で提供します。
ギター、ベース対応の、ユニークな仕様を満載
一般的なHi-Zスイッチを超え、入力インピーダンスを連続的に調整可能とすることで、ギター、ベースから最高のトーンを引き出すZ-Tone™技術。絶妙な倍音により柔らかく、真空管のような暖かいサウンドを生み出すディスクリートJFETと、透明で、正確なサウンドを伝えるPUREの2モード。アクティブ/パッシブそれぞれにて最適な回路構成を選択するピックアップ・セレクタ。手軽にリアンプが行えるAMP OUT。フット・スイッチやボリューム・ペダルなどを接続し、演奏を止めることなくハンズフリーで付属ソフトを操作できる外部コントローラー入力。そして、AmpliTube 5 SE、TONEX SEなどの特典ソフトウェア。AXE I/O ONEがあれば、ギターの録音、リアンプからミックスまで、最高のトーンで、最高の作品を仕上げることができます。
入力インピーダンスまで調整可能なZ-TONE™
AXE I/O ONEのZ-TONEツマミを回すと、接続されたギター、ベース、ピックアップ、欲しいサウンド・キャラクターに合わせて、入力インピーダンスを2.2kオーム(BOLD)から1Mオーム(SHARP)の間で、連続的に調整することができます。太いサウンド、シャープで切れ味の良い音など楽曲により求められるギター・トーンを探り当てることができるので、録音後にEQで試行錯誤する時間を大幅に節約することができるでしょう。
倍音の味わい豊かなJFETと、PURE回路を用意
AXE I/O ONEの楽器用プリアンプには、わずかな倍音付加により、真空管のように柔らかく、暖かいサウンドを生み出すディスクリートJFETと、完全に透明で、正確なサウンドをを伝えるPUREの、2モードが用意されています。
ピックアップの種別に応じて、最適なモードを選択可能
一口にギターいっても、パッシブ・ピックアップとアクティブ・ピックアップでは、プリアンプに求められる仕様は異なります。AXE I/O ONEには、パッシブ・ピックアップからの入力を最高のトーンで増幅するPASSIVEと、アクティブ・ピックアップ接続時に不要な回路をバイパスしてより透明な入力を可能にするACTIVEと、2つのモードが用意されているので、お使いのギターにより最適な回路をお選びいただけます。
AXE I/O ONE一台で、リアンプにも対応
アンプとストンプのサウンドを決めてギターをレコーディングした後、ミックス段階でアンプ、ストンプのサウンドを再調整したくなることはよくあることです。そこで、クリーンなギター音もレコーディングしておき、そのトラックをミックス時にアンプ、ストンプで再度処理するリアンプ処理を行う人が増えていますが、その場合、専用のリアンプ・ボックスやハム・ノイズを防ぐためのグラウンド・ループ・インタラプタなどが必要でした。
AXE I/O ONEを使用したリアンプは簡単です。フロント・パネルのINPUTからZ-TONE™サーキットを通して入力されたクリーン・トーンのギターをそのままレコーディングしてください。そして、AMP OUTからアンプに接続し、アンプ前に設置したマイクロフォンをINPUTに接続すればリアンプされた音色をレコーディング可能です。AMP OUTをストンプ・ボックスに接続し、そのアウトプットをINPUTに入力すれば、ミックス時にハードウェア・エフェクターで実験を重ねることもできます。
AmpliTube 5 SE、TONEX SEライセンス付き
AXE I/O ONEには、AmpliTube 5 SEとTONEX SEのライセンスが付属されているので、数千種類のギター/ベース・アンプ、エフェクターのサウンドで演奏、レコーディング、ミックスを、すぐに楽しめます。
AmpliTube 5 SEには、ストンプ、ラック・エフェクト、アンプ、キャビネット、スピーカー、マイク、ルームなど、80種類のギア・モデルが収録されています。複雑なシリーズ/パラレル・リグ・チェーンもドラッグ&ドロップで簡単に構築可能で、あらゆるタイプのサウンドをエミュレートすることができます。
TONEX SEには、AI Machine Modeling™ 技術でキャプチャーされたアンプ、ペダルのTone Modelが200種類収録されています。ToneNETにてTone Modelをダウンロードする権利も付与されているので、日々増え続けている(現時点で10,000種類以上)のユーザーTone Modeも利用可能です。アンプ、キャビネットや、ディストーション、オーバードライブ、EQ、ファズなどダイナミクス系エフェクターをTONEXソフトウェアでキャプチャーすれば、愛用機材のトーンをTONEX、AmpliTube 5プラグイン上で利用することもできます。
プラグ & プレイで、すぐに使用可能
AXE I/O ONEはUSB-Cバスパワーで駆動し、外部電源を必要としません。ユーザー登録時に提供されるMac/PC対応のAXE I/O ONE Control Panal、ASIOドライバ、Ableton Live Lite、AmpliTube 5 SE、TONEX SEを使えば、レコーディングもすぐに行えます。シンプルなセットアップと充実の特典ソフトウェアにより、イメージが湧いたらすぐに制作可能な環境が構築できます。
AXE I/O ONEはUSB-C端子を装備した最新のiPadにも対応し、無料のAmpliTube CS、GarageBand、TONEXなどのiOSアプリで演奏、レコーディングをお楽しみいただけます。TONEXアプリにてAXE I/O ONEのシリアル・ナンバーを登録すれば、アプリ内課金のTONEX SE(通常¥23,800)もアンロックされるので、Mac/PC版と同じTone ModelをiPadでもプレイ可能です。
AXE I/O ONEにはMIDI IN/OUTも装備されているので、AXE I/O ONEは、Mac/PC、iPad対応のMIDIインターフェースとしてもお使いいただけます。
価格とサイズを超えた、高品位な音質
AXE I/O ONEはコンパクトな筐体ながら、音質にも妥協はありません。最大 24bit / 192 kHz の高解像度、108dBのダイナミック・レンジ、9Hz - 45 kHzの周波数特性と、プロフェッショナルな仕様を実現しています。
AXE I/O ONEのXLR入力には、高品位なファンタム電源付きのPUREクラスAマイク・プリアンプを搭載しており、ボーカル、アコースティック・ギター、ピアノなどの楽器本来のサウンド・キャラクターを保持したまま、不要な色付けのない超透明でクリーンな録音を実現しています。
超コンパクトでバックパックやギグバッグに入れて持ち運びができるAXE I/O ONEは、外出先でのレコーディングに最適なインターフェースとなります。
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