圧巻のパフォーマンスでオーディエンスを魅了

中島美嘉、11月3日(金・祝)、4日(土)、ブルーノート東京で『MIKA NAKASHIMA LIVE at BLUE NOTE TOKYO 2023』を開催!

中島美嘉、11月3日(金・祝)、4日(土)、ブルーノート東京で『MIKA NAKASHIMA LIVE at BLUE NOTE TOKYO 2023』を開催!

2023/11/07

中島美嘉、自身3度目となるブルーノート東京公演『MIKA NAKASHIMA LIVE at BLUE NOTE TOKYO 2023』圧巻のパフォーマンスでオーディエンスを魅了!

撮影 : 佐藤 拓央

中島美嘉、自身3度目となるブルーノート東京公演『MIKA NAKASHIMA LIVE at BLUE NOTE TOKYO 2023』圧巻のパフォーマンスでオーディエンスを魅了!

 

中島美嘉、自身3度目となるブルーノート東京公演『MIKA NAKASHIMA LIVE at BLUE NOTE TOKYO 2023』圧巻のパフォーマンスでオーディエンスを魅了!

 

中島美嘉、自身3度目となるブルーノート東京公演『MIKA NAKASHIMA LIVE at BLUE NOTE TOKYO 2023』圧巻のパフォーマンスでオーディエンスを魅了!

 

中島美嘉、自身3度目となるブルーノート東京公演『MIKA NAKASHIMA LIVE at BLUE NOTE TOKYO 2023』圧巻のパフォーマンスでオーディエンスを魅了!

 

中島美嘉、自身3度目となるブルーノート東京公演『MIKA NAKASHIMA LIVE at BLUE NOTE TOKYO 2023』圧巻のパフォーマンスでオーディエンスを魅了!

 

中島美嘉が11月3日(金・祝)、4日(土)、ブルーノート東京で『MIKA NAKASHIMA LIVE at BLUE NOTE TOKYO 2023』を開催した。

今年2月にアコースティック編成のツアー『Mika Nakashima Premium Live Tour 2023』、8月から9月にかけてファンからのリクエストを募った全国ツアー『MIKA NAKASHIMA CONCERT TOUR 2023 YOU』を行うなど、精力的なライブ活動を続けている中島。今回で3回目となるブルーノート東京公演でも、新旧のヒット曲を織り交ぜながら、さらに深みを増したボーカルを響かせた。
 
バンドメンバー(河野伸/Key、馬谷勇/G、海老沼崇史/Ba、佐野康夫/Ds)がジャジーなサウンドを奏でるなか、中島美嘉がステージに登場。大きな拍手と歓声が巻き起こるなか、秋元康の作詞による哀切なバラードナンバー「知りたいこと、知りたくないこと」でライブの幕は明けた。さらに切なさと愛らしさが共存するラブソング「BABY BABY BABY」でシック雰囲気を生み出す。笑顔で観客に手を振る姿も印象的だった。

「こんばんは、中島美嘉です。ちょっと緊張してます(笑)。この空間を楽しんでください」というMCに続いては、デビューからの22年間に送り出された、様々な時期の楽曲が披露された。イントロが始まった瞬間に歓声が上がったのは、「HEAVEN ON EARTH」(ミニアルバム「RESISTANCE」/2002年)。クラブジャズのテイストを取り入れたサウンドとソウルフルな歌声が共鳴し、オーディエンスも気持ちよさそうに体を揺らす(間奏で中島は思わず「懐かしいね!」とシャウト)。

今年リリースされた「Beyond」(アニメ「魔道祖師 完結編」のオープニングテーマ)では〈運命を離しはしない〉というラインを抒情豊かに歌い上げた。ライブ前半でもっとも心に残ったのは「Shadows of you」(アルバム「MUSIC」/2005年)。

彼女自身が作詞を手がけたこの曲は、穏やかな悲しさが滲むバラード。〈もし貴方 誰かを抱いてしまっても/心では私を見て〉というフレーズにリアルな感情を宿らせるボーカルは、観客一人ひとりの胸にしっかりと届いたはずだ。

「ここからはいつもの私っぽい世界に入ります。楽しんでもらえたらと思います」という言葉に導かれたのは、「メロディー」(玉置浩二)のカバー。ピアノと歌ではじまり、ノスタルジックな歌の世界を丁寧に描き出した。

続いては、“未来ではなく、今の私を抱きしめて”という刹那的な愛を描いた「明日世界が終わるなら」。歌の表現はもちろん、表情や手の動きを含め、まるで舞台を見ているような感覚に包まれた。

憂いと美しさが響き合う名曲「見えない星」をゆったりと歌った後、「次もちょっと懐かしめな曲。楽しく終わりましょう」本編ラストの「ヘムロック」へ。アシッドジャズの雰囲気をまとったお洒落なサウンドと重ねてる 罪を 重ねてる/あまりに恋しすぎて〉という歌詞のコントラストもまた、中島美嘉にしか生み出せない。

鳴りやまない拍手に導かれ、再びステージへ。アンコール1曲目は「GLAMOROUS SKY」。しなやかなロックサウンドが鳴り響き、まるでライブハウスのような雰囲気が広がる。

ラストは「雪の華」。言わずと知れた名曲だが、一つ一つのフレーズを手渡すようなボーカルによって、楽曲の奥深い魅力をダイレクトに感じることができた。幅広い時期の楽曲を今の中島美嘉が表現する、きわめて貴重なステージだった。
 
2024年2月3日(土)には、香港での単独ライブ『MIKA NAKASHIMA CONCERT 2024 YOU IN HONG KONG』の開催も決まっている。2022年に第33回RTHK International Pop Poll Awards(RTHKは香港政府のラジオチャンネル)で「Top Japanese Singer Gold Prize」を受賞するなど、香港でも高い支持を得ている彼女。初の香港単独ライブをきっかけに、アジアでのさらなる飛躍が期待できそうだ。
 
ライター:森朋之

■ブルーノート公演詳細
『MIKA NAKASHIMA LIVE at BLUE NOTE TOKYO 2023』
開催日:2023年11月3日(金・祝)・4日(土)
時間:1st OPEN16:00 / START17:00 2nd OPEN19:00 / START 20:00
場所:BLUE NOTE TOKYO (東京都港区南青山6-3-16)
 
■セットリスト
1知りたいこと、知りたくないこと
2 BABY BABY BABY
3 HEAVEN ON EARTH
4 Beyond
5 Shadows of you
6メロディー(Cover)
7 明日世界が終わるなら
8 見えない星
9 ヘムロック
 
EN1 GLAMNOROUS SKY
EN2 雪の華

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