“音楽をあそぼう!”がキャッチフレーズの楽器イベント
【イベントレポート】「Music Park 2015」
【イベントレポート】「Music Park 2015」
2015/11/07
- ▶Roland

注目が集まったのはシンセサイザーの展示で、同社のアナログシンセサイザーをコンパクトサイズで再現した「Roland Boutique」シリーズの全機種を弾いてみることができた。

80年代のアナログシンセを再現したRoland Boutiqueシリーズのコーナー。シリーズは音源モジュールと専用のミニキーボード「K-25m」を組み合わせて使用する。写真は左から「JUPITER-8」を再現した「JP-08」、「JUNO-106」を再現した「JU-06」、「JX-3P」を再現した「JX-03」。

電子ドラムの試奏コーナーも設置されていたほか、ブース内ステージでは「最新シンセデモ」や「V-Drums体験会」といった催しも行なわれていた。
- ▶エムアイセブンジャパン

1975年に発売されたTom Oberheimの同名シンセサイザーの復刻版「Two Voice Pro Synthesizer」を日本で初めて試すことができるタッチ&トライコーナーを設置。来場者はその強力なアナログサウンドを順番に確かめていた。

同社のシンセモジュールOberheim「SEM」に鍵盤とシーケンサーを搭載した「Two Voice Pro Synthesizer」。シーケンサーはMIDIクロックへの同期が可能で、シーケンスをフラッシュメモリに保存することもできる
- ▶ヤマハ/Steinbergブース

人気を集めたのが同社の新たなシンセサイザー「reface」シリーズのコーナー。それぞれで違う音源方式が搭載されたシリーズ4機種のサウンドを試すことができた。また、ボーカロイドコーナーではシンプルなDTM環境のサンプルをディスプレイ。初音ミク仕様の卓上ミキサー「AG03-MIKU」も一緒に展示されていた。

「reface」シリーズの展示。小型ながらもプロ用シンセサイザーと同等の出力回路を搭載し、ステージやレコーディングなどシーンを選ばずに活躍できるシンセサイザーだ

ボーカロイドコーナーではiMacを中心としたシンプルなDTMシステムのサンプルを展示し、初音ミクをボーカルエディタ「Piapro Studio」を使って歌わせることができた。このシステムの中には「AG03-MIKU」も組み込まれ、来場者はフェーダーやツマミを触りながら使い心地を試していた
関連する記事
ニュース
2023/12/25
2023/12/20
2023/12/18
インタビュー
2023/03/23
2022/09/15
2022/05/26
2022/01/26
特集/レビュー
2023/04/03
レクチャー
2022/11/15
2022/11/01