2016年の2大ニュースを発表!
BUCK-TICK、ビクターに20年ぶりの復帰&9月に横浜アリーナにてライブ開催が決定
BUCK-TICK、ビクターに20年ぶりの復帰&9月に横浜アリーナにてライブ開催が決定
2015/12/31

写真:田中聖太郎
BUCK-TICKが自身のレーベル“Lingua Sounda(リンガ・サウンダ)”をビクターエンタテインメント内に移し、今後の作品リリースを同社から行なうことを発表した。これは彼らが16年連続で12月29日に開催している恒例の日本武道館公演にて発表されたもの。
ビクターは彼らが1987年のデビューから10年間所属した所縁の深いレコード会社で、「JUST ONE MORE KISS」「惡の華」などの初期の大ヒット作は同社が輩出している。1997年以降はビクターを離れ、レコード会社数社からコンスタントに作品をリリース、2012年には自身のレーベル“Lingua Sounda(リンガ・サウンダ)”を発足し、デビュー以来、不動のメンバーで精力的なリリース活動を続けている。
2015年はBUCK-TICKとしてオリジナル作品のリリースはなかったが、ボーカルの櫻井敦司は新バンド、THE MORTALの作品発表とライブツアーを敢行、また、ギターの今井寿は20余年ぶりにSCHAFTの活動再開をアナウンス、年明けには新作リリースとショートツアーを控えており、BUCK-TICKを離れたソロプロジェクトでの活発な活動も音楽ファンの注目を集めていた。
こうした中、発表された今回のニュース。30年にも渡りオリジナルメンバーで第一線を走り続けるロックバンドが、デビュー時のレコード会社に20年ぶりに復帰するというスケールの大きさは、これからの彼らが新たな作品と過去の名作とを両輪に据え、バンドにとって最も実り豊かなフェーズに入ることを期待させるお知らせと言えるだろう。
新作リリースに関する詳細は明らかにされていないが、BUCK-TICKでの制作活動の行方にファンは期待して間違いなさそうだ。
さらに、来年9月11日に横浜アリーナにてスペシャルライブを行なうことも発表された。9月11日の横浜アリーナ公演といえば、1992年と2004年に「Climax Together」という企画名でスペシャルライブが開催されており、前回からちょうど12年後にあたる2016年公演は、“12年周期で開催される企画ライブの第3回目”に相当。なお、ライブに関する詳細は決まり次第発表されるとのこと。
BUCK-TICKの活動スケールを物語る2016年の2大ニュース。期待は高まるばかりだ。
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