5年間の沈黙を経て再始動

ザ・コーラル、アルバム『ディスタンス・インビトウィーン』を日本でリリース

ザ・コーラル、アルバム『ディスタンス・インビトウィーン』を日本でリリース

2016/02/04


 

 

ザ・コーラルが5年間の沈黙を経て、7枚目となるアルバム『ディスタンス・インビトウィーン』を3月23日に日本発売するこが決定した。本作はリヴァプールのパー・ストリート・スタジオにてレコーディングを敢行。リチャード・ターヴェイと共同プロデュースを行ない、収録曲の大半は生演奏の一発録音、意図的に荒削りなサウンドに仕上げられているそうだ。

日本盤CDには「アンフォーギヴン」がボーナストラックとして追加収録される。

グループの活動休止と再開について、ジェイムズ・スケリー(vocals/guitars)は「バンドとして壁にぶち当たったという結論に至ったんだ。とにかく一度立ち止まって、一息おく必要があった。ツアーに出て、アルバムを作って、またツアーに出るという同じことを繰り返し、12年経って、もはやそれはメンバーにとって止めるのが怖くなる習慣のようになってしまっていた。今振り返ると、バンドとしてしっかり充電できた結果論だけれど、あれは最高の決断だったと言えるね。」と語っている。

なお、バンドは元ザ・ズートンズのギタリスト、ポール・モウリーが加入。ジェイムズ・スケリー、イアン・スケリー(drums/percussion/vocals)、ニック・パワー(keyboard/vocals)、ポール・ダフィ(bass/keyboards/vocals) の5人編成となっている。

ジェイムズは新作のセッションを思い返して「ポールはイアンとサーペント・パワーで一緒にバンドをやっていたし、メンバーとも長年の友達だった。既に何曲かレコーディングは終わっていて、ポールのギターを少々追加することをイアンが提案したんだ。彼のパートは本当に曲を引きたててくれたよ。彼はどこでやり過ぎないように控えめにするといいのかをわかっていた。それからは後戻りはなかったね。フル・バンドになったし、他のアルバムに見合うくらいのものを作れる自信があった。」とコメント。

ちなみに、iTunes Storeではアルバムの予約注文の受付が開始している。予約すると先行トラック「ミス・フォーチュン」、「チェイシング・ザ・テイル・オブ・ア・ドリーム」がダウンロードできるようになっているとのこと。

リリース情報

『DISTANCE INBETWEEN』

品番:SICX-40  
価格:¥2,400(+税) 
仕様:日本盤ボーナストラック収録/歌詞・対訳・解説付
発売日:2016年3月23日(海外:3月4日)

収録曲
1. Connector / コネクター
2. White Bird / ホワイト・バード
3. Chasing The Tail Of A Dream / チェイシング・ザ・テイル・オブ・ア・ドリーム
4. Distance Inbetween / ディスタンス・インビトウィーン
5. Million Eyes / ミリオン・アイズ
6. Miss Fortune / ミス・フォーチュン
7. Beyond The Sun / ビヨンド・ザ・サン
8. It’s You / イッツ・ユー
9. Holy Revelation / ホーリー・レヴェレイション
10. She Runs The River / シー・ランズ・ザ・リヴァー
11. Fear Machine / フィア・マシーン
12. End Credits / エンド・クレディッツ
13. Unforgiven / アンフォーギヴン*
*日本盤CDボーナス・トラック

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