名盤『オール・シングス・マスト・パス』収録のナンバー

ジョージ・ハリスンの息子ダニーが親孝行映像「Let It Down」を初公開!

ジョージ・ハリスンの息子ダニーが親孝行映像「Let It Down」を初公開!

2016/02/13


ダニー・ハリソン、ジョージ・ハリスン

右がジョージの息子であるダニー・ハリソン

 

音楽界屈指のビッグ・ネームが一堂に会し、2014年に開催されたジョージ・ハリスンのトリビュート・コンサート『GEORGE FEST』から、ジョージ・ハリソンの息子ダニー・ハリスンによる「Let It Down」の映像が初公開された。

 この「Let It Down」はジョージ・ハリスンが1970年にビートルズ解散後初めてリリースした3枚組大作であり、全米全英1位を獲得した金字塔『オール・シングス・マスト・パス』収録のナンバーで、『GEORGE FEST』では息子ダニーがヴォーカル&ギターを務め、ベースにMark Stoermer(The Killers)、ドラムスにStephen PerkinsJane's Addiction、ギターにJimmy VivinoとJonathan BatesBig Black Delta、キーボードにAaron Embryといったメンバーで、若い世代がジョージ・ハリスンへのリスペクトを込め、新たな解釈で演奏している。

若かりし頃のジョージのルックスを彷彿させる息子ダニーが、若手を率いてジョージそっくりの声で歌いあげる姿は必見。父親のトリビュート・コンサートを立派に仕切った息子ダニーの究極の親孝行、天国のジョージもさぞかし喜んでいることだろう。
 
この曲についてダニー・ハリスンはこう語っている。
「今回、父の楽曲から幅広く いろんな曲を選んだ。「Let It Down」なんかはめったに演奏されないが、僕の大好きな曲なんだ。最も偉大な楽曲ではないかもしれないし、最初に挙がる曲じゃない。他の名曲の間で埋もれている曲なのかもしれないけど、僕のお気に入りの曲なんだ。(このイベントは)多くの人の協力と愛で実現できた。父も喜んでるよ」。

2014年9月28日、ロサンゼルスのフォンダ・シアターで収録が行われたトリビュート・ライヴ『ジョージ・フェスト』は、“ジョージ・ハリスンの音楽を祝う夕べ”という副題のとおり、ビートルズ時代からソロ、そしてトラヴェリング・ウィルベリーズへと至るジョージ・ハリスンの名曲の数々をジョージを敬愛するアーティスト達がカヴァー。息子ダニー・ハリスンとともに、ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソン、ノラ・ジョーンズ、ベン・ハーパー、HEARTのアン・ウィルソン、KILLERSのブランドン・フラワーズ、JANES ADDICTIONのペリー・ファレル、THE STROKESのニック・ヴァレンシ、アル・ヤンコヴィック、ウィ―ザ―やウィルコのメンバー他豪華アーティストが参加した。
 
『GEORGE FEST』はジョージ・ハリスンが73歳の誕生日を迎えるはずだった日の翌日、2016年2月26日に2CD+DVD、2CD+Blu-Rayの限定デラックス・エディションと2CDの通常盤、そしてLP3枚組(180グラム重量盤/輸入盤)、デジタル・ダウンロードの5フォーマットでリリースされる。なお、日本盤CDのみ高品質Blu-spec CD2仕様となる。
 
DVD、BDにはコンサート映像に加え、ハリスン家所有にジョージ・ハリスンの貴重な映像も挿入されている。バックステージやリハーサル中のミュージシャン達が、ジョージ・ハリスンから受けた影響について語るインタビュー映像も収録される。日本にとって2016年は、ビートルズ来日(1966年)から50周年、ジョージ・ハリスンが最初で最後の来日公演(1991年)を行なってから25周年、そしてジョージが亡くなってから(2001年)15年目となる節目の年でもある。
 
なお、『GEORGE FEST』のトレイラー映像はこちら
 

作品情報

『ジョージ・フェスト:ジョージ・ハリスン・トリビュート・コンサート』

『ジョージ・フェスト:ジョージ・ハリスン・トリビュート・コンサート』

『ジョージ・フェスト:ジョージ・ハリスン・トリビュート・コンサート』
George Fest: A Night To Celebrate The Music of George Harrison
2016年2月26日発売予定 日本盤:高品質Blu-spec CD2仕様
●完全生産限定盤:2CD+BD  5000+税 /2CD+DVD 4000+税
●通常盤: 2CD 2800+税
●LP(輸入盤):3LP
●デジタル:2CDと同内容 27曲収録
 
【収録曲】
ディスク 1
1. イントロダクション
2. オールド・ブラウン・シュー/コナン・オブライエン<TV「Conan」司会者)> (ビートルズ「ジョンとヨーコのバラード」B面収録曲)
3. アイ・ミー・マイン/ブリット・ダニエル<Spoon> (ビートルズ『レット・イット・ビー』収録曲)
4. サー・フランキー・クリスプのバラード/ジョナサン・ベイツ(feat.ダニー・ハリスン)(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
5.サムシング /ノラ・ジョーンズ(ビートルズ『アビイ・ロード』収録曲)
6.セット・オン・ユー/ブランドン・フラワーズ<The Killers>(1987『クラウド・ナイン』収録曲)
7.イフ・ノット・フォー・ユー/ハートレス・バスターズ(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
8. ビー・ヒア・ナウ/イアン・アストベリー<The Cult> (1971『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』収録曲)
9. ワー・ワー /ニック・ヴァレンシ<The Strokes>(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
10.恋をするなら/ジェームスタウン・リヴァイヴァル(ビートルズ『ラバー・ソウル』収録曲)
11.アート・オブ・ダイイング/ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ  (1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
12.サヴォイ・トラッフル /ダニー・ハリスン(ビートルズ『ホワイト・アルバム』収録曲)
13.フォー・ユー・ブルー/チェイズ・コール(ビートルズ『レット・イット・ビー』収録曲)
14.ビウェア・オブ・ダークネス /アン・ウィルソン<Heart> (1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
 
ディスク2
1.レット・イット・ダウン /ダニー・ハリスン(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
2.ギヴ・ミー・ラヴ /ベン・ハーパー(1971『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』収録曲)
3.ヒア・カムズ・ザ・サン /ペリー・ファレル<Janes Addiction>(ビートルズ『アビイ・ロード』収録曲)
4.美しき人生 /アル・ヤンコヴィック(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
5.ビハインド・ザット・ロックト・ドア/ノラ・ジョーンズ(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
6.マイ・スウィート・ロード/ブライアン・ウィルソン<The Beach Boys>(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
7.イズント・イット・ア・ピティ/ザ・ブラック・ライダー(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
8.エニィ・ロード /ブッチ・ウォーカー(2002『ブレインウォッシュド』収録曲)
9.アイド・ハヴ・ユー・エニイタイム-/カレン・エルソン(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
10.タックス・マン/コールド・ウォー・キッズ(ビートルズ『リボルバー』収録曲)
11.イッツ・オール・トゥー・マッチ /ザ・フレーミング・リップス(ビートルズ『イエロー・サブマリン』収録曲)
12.ハンドル・ウィズ・ケア /ブランドン・フラワーズ、ブリット・ダニエル、ダニー・ハリスン、ジョナサン・ ベイツ、ウェイン・コイン、アル・ヤンコヴィック(トラヴェリング・ウィルベリーズ『Vol.1』収録曲)
13.オール・シングス・マスト・パス /アン・ウィルソン、ダニー・ハリスン、カレン・エルソン、 ノラ・ジョーンズ&All(1970『オール・シングス・マスト・パス』収録曲)
 
*( )内はオリジナル作品が収録されていたアルバムorシングル
*< >内はアーティストが所属するバンド名他

 

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