新しい切り口によるロックとクラシックのコラボ・コンサート

高見沢俊彦×西本智実「INNOVATION CLASSICS」レポート

高見沢俊彦×西本智実「INNOVATION CLASSICS」レポート

2016/02/22


2月20日(土)と21日(日)に、渋谷Bunkamuraオーチャードホールにてクラシックコンサート「INNOVATION CLASSICS TOMOMI NISHIMOTO × TOSHIHIKO TAKAMIZAWA」が開催された。このコンサートはTHE ALFEEのリーダー高見沢俊彦と指揮者西本智実、イルミナートフィルハーモニーオーケストラによるコラボレーション・コンサートで、クラシックにも造詣の深い高見沢俊彦に、最年少でヴァチカンの音楽財団より名誉賞を授与されるなど世界中から注目を集める指揮者西本智実がオファーし実現したもの。

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(C)加藤千絵
 

ロックやJ-POPとクラシックのコラボレーションというと、オーケストラ側がロックやJ-POPの楽曲に合わせたものが一般的だが、今回はクラシックをロックで演奏するという、まさに“融合”、“新しい切り口”の「INNOVATION CLASSICS」となった。選曲にも2人のこだわりが反映され、西本が選んだ楽曲はロックバンドで演奏を想定した「ヴィヴァルディ:四季から『夏』 第3楽章」。それぞれのフィールドのテイストを楽しんでもらうために、オーケストラメイン⇒バンドメイン⇒オーケストラ&バンド、といった楽曲構成となっていた。

(C)加藤千絵

高見沢のセレクトはオーケストラと一緒に演奏したくて選んだという「アルビノーニ:アダージョ」。中間部のヴァイオリンとギターのソロバトル、後半の美しい旋律の中で迸るギターソロがとても印象的で、ロックミュージシャンならではの表現とアレンジとなっている。

また、この試みのきっかけとなった「ムソルグスキー:展覧会の絵」ではクラシックとロックのコラボレーション『INNOVATION CLASSICS』のタイトル通り、ここまでやっていいのかと感じるほどのロックアレンジが施された。最終楽章「キエフの大門」のフィナーレでは力強いオーケストラとエネルギッシュなロックギターソロで、会場は当日一番の盛り上がりを見せた。
 

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(C)加藤千絵

 

公演概要

■公演名
「INNOVATION CLASSICS TOMOMI NISHIMOTO × TOSHIHIKO TAKAMIZAWA」
■開催日時
2016年2月20日(土)  / 2016年2月21日(日)
■会場
Bunkamuraオーチャードホール(東京)
■演奏曲
〈第1部〉
Takamiy Classics Fantasy
ヴィヴァルディ:「四季」より『夏』第3楽章
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 間奏曲
アルビノーニ:弦楽のためのアダージョ
エルガー:行進曲「威風堂々」第1番
〈第2部〉
ムソルグスキー:ラヴェル編曲 組曲「展覧会の絵」

 

今後の予定

■西本智実
2016年4月14日(木) 「偉大なる作曲家達の恋文 Vol.2 ~愛、やがて狂気に~」@紀尾井ホール
2016年5月18日(水) 「西本智実指揮 モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団」@東京オペラシティ コンサートホール
2016年5月21日(土) 「西本智実指揮 モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団」@オリンパスホール八王子

■THE ALFEE
2016年3月30日 発売「SINGLE HISTORY VOL.Ⅶ 2009-2012」
THE ALFEE TOUR「Best Hit Alfee 2016 春フェス」
2016年3月31日(木)川口リリア メインホールよりスタート


 

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