テレビ東京系列「THE カラオケ★バトル」で番組史上初となる連続100点を記録し、2015年の年間チャンピオンに輝いた林部智史が、東京・国際フォーラムCホールにて全国ツアー「林部智史、始まります。」のファイナル公演を行なった。

 

 

オープニングでは、まず「冬のうた」の一節をアカペラで歌唱。澄み切った声が会場の隅々にまで響き渡り、オーディエンスの耳と心を一気に引き寄せた。さらに「THE カラオケ★バトル」でも歌われてきた「最後の雨」や「瞳を閉じて～オリビアを聴きながら」のメドレーを披露。次に、番組でも共演してきたシンガー城南海と共に「A Whole New World」と「冬のファンタジー」、急遽アカペラで「輝く未来」をデュエット。その後は「うたを歌おう」「sun」といったアップテンポのナンバーが続いた。中でも番組初出演の際にに歌ったという「story」では、ひときわ思い入れのある表情で情感豊かに歌い上げていた。

また、2月24日リリースのメジャーデビューシングル「あいたい」を披露するにあたり“僕はまだこの曲を歌いきれていないと思ってます。今もあいたい人はいるけど、これから年を重ねていけばもっと増えていく。僕の中ではずっと完成しない歌でもありますが、心を込めて歌っていきたい曲です”とコメント。

最後にアンコールでは、客席からのリクエストに答えて予定外の「糸」をアカペラで披露。続いて、これまでの喜びや悲しみを込めた楽曲「光へ」をピアノで弾き語った他、両親への感謝の気持ちを歌った新曲「ありがとう」や「愛と笑顔を…」を歌い上げて公演は終了した。

なお、林部は6月10日に再び国際フォーラムホールCでコンサートを行なうことが決定している。