『Along The Shadow / アロング・ザ・シャドウ』

米カリフォルニアで2003年に結成されたロックバンド、セイオシンが初代ボーカルのアンソニー・グリーンを再び迎えてニューアルバム『アロング・ザ・シャドウ』を5月20日（日本盤は5月25日発売予定）にリリースすることが発表された。本作は前作から7年ぶり3作目にして、アンソニーが参加したアルバムとしては13年ぶりとなる初のフルアルバムだ。

そして今回、ニューアルバムの冒頭を飾る新曲「ザ・シルバー・ストリング」のミュージックビデオも公開された。iTunesではその１曲が先行入手できるアルバム予約注文もスタートしている。

セイオシンは2003年のバンド結成後、5曲入りEPを発表。ライブ活動をスタートさせる前に多数のメジャーレーベルよりオファーを受けるが、アンソニーが脱退。2代目シンガーと共に2枚のアルバムをメジャーリリースし、全米チャート22位（デビュー作）、19位（2nd）にランクインするなどロックバンドとして快挙をはたすも、2010年に2代目シンガーが脱退。その後バンドは活動休止状態になっていたが、2014年にアンソニーの復帰とライブ活動の再開を発表していた。

アンソニーは新作について以下のように語っている。
「アルバム制作は不安だったし、EPを超える作品にするために凄まじいプレッシャーもあった。だから敢えて、俺達は己が感じるままに流れに身を任せたんだ。全ては自然発生的に生まれた。結果的にアルバム制作はとてもスムースだったし、俺にとってはこの作品がカタルシスになったよ。まるで精神が浄化されたような気分だね。」

また、クリス・ソーレンソン(Ba)も新作について「2010年からアンソニーと話し合っていたんだ。彼と再びシーンに戻り、今まで実現できなかったライブや曲作りを共に出来ることは本当に素晴らしいよ」と喜びを語っている。