「ファネル・オブ・ラヴ(恋のとりこ)」のMVを公開中

シンディ・ローパー、5月発売の新作は“シンディ流”カントリーアルバム

シンディ・ローパー、5月発売の新作は“シンディ流”カントリーアルバム

2016/03/30


シンディ・ローパーが、アルバム『ディトゥアー ~回り道~』をリリースする(国内盤は5月25日/輸入盤は5月6日発売)。このアルバムは40~60年代のクラシック・カントリーソングをシンディ流にアレンジした曲を収録したコンセプトアルバム。

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シンディはアルバム発売に先駆けて、1曲目の「ファネル・オブ・ラヴ(恋のとりこ)」のミュージック・ビデオを公開中。黒いレザーにテンガロンハット、カウボーイのような衣装をまとい、西部劇をイメージした、シンディらしいコミカルな映像となっている。

撮影は、カリフォルニア・パイオニアタウンのパピー&ハリエッツという伝説的なホンキートンク(カントリー・ミュージックを演奏するバー)で行なわれたという。
これはアートワークの撮影を砂漠で行いたい、というシンディ・ローパーのアイデアが発端で、アルバムのコンセプトに合う古き良き時代のアメリカを連想させる場所で、シンディ流のカントリーを表現している。

シンディはインタビューにて「パイオニアタウンに行ってみると、そこは、まさにアーティストの場所そのもの、アウトサイダーのコミュニティそのものだった。そこにいると、私はなんだかすごく馴染んじゃう気がするのよね。実際そうなの。大空とか道とかのせいね。道がリボンみたいに感じられて、原野の深さがわかる。そして、その大きな空間ときたら信じられないくらいなの。砂漠にいると、一瞬のうちに天気が変わってしまう。そして天気が変わると、雲が変わる、光が変わる。いつだって何かいいものが得られるのよ。」とコメント。

今回、カントリー・ミュージックに初挑戦するシンディは、サイアー・レコードの共同創立者でカントリー・ファンであるシーモア・スタインをエグゼクティブ・プロデューサーに迎え、ホンキートンク、ロカビリー、カントリー&ウェスタンなどの楽曲のひとつひとつにシンディ流のスタイルを追求しながら、彼女の新境地ともいえる作品を完成させた。

シンディは、「ワンダ・ジャクソンとかエルヴィス・プレスリーとか、たくさんのシンガーを研究したわ。そしてみんなが一緒に歌えるような、親しみやすい音楽を作ってみたの。カントリー音楽をやるのは、ほんとに楽しかったわ!うまく行けば、リスナーのみなさんも違う場所へと登り詰めることができるはずよ」 と語った。

リリース情報


『ディトゥアー ~回り道~』
国内盤
2016年5月25日 発売
価格:¥2,400(+税)

1.ファネル・オブ・ラヴ(恋のとりこ)
2.ディトゥアー ~回り道~ Featuring エミルー・ハリス  *ワンダ・ジャクソン
3.ミスティ・ブルー  *ドロシー・ムーア
4.ウォーキン・アフター・ミッドナイト(夜更けに歩けば)*パッツィ・クライン
5.恋はつらいね  *ガイ・ミッチェル
6.この世の果てまで *スキータ・デイヴィス
7.ナイト・ライフ Featuring ウィリー・ネルソン
8.ベギング・トゥ・ユー
9.ユア・ザ・リーズン・アワー・キッズ・アー・アグリー Featuring ヴィンス・ギル
10.アイ・フォール・トゥ・ピーセス  *ロレッタ・リン
11.カウボーイの恋人になりたいの *パッツィ・モンタナ
12.ハード・キャンディ・クリスマス Featuring アリソン・クラウス
*オリジナル・アーティスト

 

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