後日、お別れの会を開催予定
作曲家・シンセサイザーアーティストの冨田勲が死去
作曲家・シンセサイザーアーティストの冨田勲が死去
2016/05/09
平成28年5月5日、作曲家・シンセサイザーアーティストの冨田勲氏が死去した。

冨田勲
亡くなった当日の昼頃、自宅で倒れ、搬送先の病院で家族に看取られながら午後2時51分に息を引き取ったとのこと(享年84歳)。葬儀は、5月7日、8日に親族のみで執り行われ、後日、お別れの会が執り行われる予定となっている。
冨田勲は日本コロムビアで作曲家としてのキャリアをスタートさせ、NHK大河ドラマの第1作「花の生涯」(1963年放送)や手塚治虫のアニメ「ジャングル大帝」(1965年放送)の音楽などを手がけた。1970年代からはシンセサイザーをいち早く導入し、『月の光』(1974年リリース)や『惑星』(1976年リリース)など数々の野心的なアルバムを発表。日本人で初めて米グラミー賞にノミネートされるなど、世界的な評価を受けたアーティストだった。近年では、バーチャル・シンガーの初音ミクを組み込んだ「イーハトーヴ交響曲」を2011年に発表し、国内外で上演を重ね話題となった。また、今年11月に上演予定の新作「ドクター・コッペリウス」の創作活動を逝去の直前まで行なっていたという。
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