スタジオのレコーディング風景を織り交ぜたアルバム・ティーザー映像も公開に!
ソウルワックス、12年ぶりのスタジオ・アルバムから新曲「Missing Wires」を公開!
ソウルワックス、12年ぶりのスタジオ・アルバムから新曲「Missing Wires」を公開!
2017/03/23

ベルギー出身の大人気ダンスロック・バンド、ソウルワックス。間もなく12年ぶりとなる待望の新作『フロム・ディーウィー』をリリースする彼らだが、12年というブランクもさることながら、今作はベルギーのゲントにあるデイヴィッド&ステファンのディワーラ兄弟が所有するディーウィー・スタジオにて、2月頭にワンテイクでレコー ディングされたばかりという驚きの作品でもある。
スタジオでは昨夏行なったツアーと全く同じセットアップ(機材、ミュージシャン)を再現し、レコーディングは行なわれたようで、そのライナップはディワーラ兄弟に加え、ステファン・ ヴァン・ルーヴァ ン(ベース・ギター&シンセ)、イゴール・カヴァレラ(セパルトゥラ、カヴァ レラ・コンスピラシー)、ヴィクトリア・スミス(ジェイミー・T)、そしてブレ イク・デイヴィースの3人のドラマー、そしてライマ・レイトン(シンセ/バック・ヴォーカル)。
ちなみにこの4月からスタートするツアーも同じセットアップおよびメンバー編成で行なわれるという。そんなスタジオのレコーディング風景を織り交ぜたアルバムのティーザー映像が公開になったので、そちらから雰囲気だけでも味わってほしい。
今作の制作にあたって抱いていたヴィジョンについて、ステファンは次のように話している。「 今回のヴィジョンは、自分たちに制限を設けるということだと思う。曲を書いて、リハーサルをして、レコーディングには2日しか割かなかった。ワンテイクで録るということが僕たちが設けた制限だった。今までやったことがなかったことだったからすごくエキサイティングだったよ」。
なお、すでに発表になっている「Transient Program For Drums And Machinery」に加え、この度更なる新曲「Missing Wires」が公開となっている。4月5日(水)に発売される日本盤には、「Transient Program For Drums And Machinery (Original Version)」と題した、8分に及ぶロング・ヴァージョンがボーナストラックとして収録されるので、乞うご期待!
■リリース情報
アーティスト名:Soulwax(ソウルワックス)
タイトル:FROM DEEWEE(フロム・ディーウィー)
レーベル: Play It Again Sam / Hostess
品番:HSE-4058
発売日:2017年4月5日(水)(海外:3/24)
価格:2,490円+税
※日本盤はボーナス・トラック1曲、歌詞対訳、ライナーノーツ(芹澤直樹)付
【トラックリスト】
1 Preset Tense
2 Masterplanned
3 Missing Wires
4 Conditions Of A Shared Belief
5 Is It Always Binary
6 Do You Want To Get Into Trouble?
7 My Tired Eyes
8 Transient Program For Drums And Machinery
9 Trespassers
10 The Singer Has Become A Deejay
11 Here Come The Men In Suits
12 Goodnight Transmission
13.Transient Program For Drums And Machinery (Original Version)*
*日本盤ボーナストラック

■ショート・バイオ
1992年に結成したベルギー出身の大人気ダンスロック・バンド。バンドの中心メ ンバーであるディワーラ兄弟(ヴォーカルのステファンとギターのデイヴィッド)はDJデュオ、2 Many DJ(トゥー・メニー・ディージェイズ)としても活動。2000年ごろから、地元でのパーティを中心に2 Many DJsとしても活動を開始。そして2002年には、2 Many DJs唯一の公式盤『アズ・ハード・オン・レ ディオ・ソウルワックス・パート2』をリリースする。エレクトロ、クラシッ ク・ロック、ファンク、R&Bなどといった雑多なジャンルの楽曲を矢継ぎ早に繋 いでいく個性的なスタイルは、瞬く間に話題を呼び、同年の年間ベスト・アルバムに多くの雑誌で選ばれた。
そして 2004年には、ソウルワックスとして3作目 『エニ—・ミニッツ・ナウ』をリリース。2 Many DJsとしての活動の成果が反映 されてか、ラウドなギターは残しつつも、以前よりもダンス・ビートを主体としたクラブ・ミュージック志向のサウンドが聴けるようになっている。翌2005年には、『エニ—・ミニッツ・ナウ』をクラブ向けにリアレンジしたアルバム『ナイト・ヴァージョンズ』を送り出す。同作に伴うツアーでは、生バンドの演奏によってDJ的に曲をミックスして繋いでいくというパフォーマンスを披露し、その斬新なスタイルで大きな話題を呼んだ。
2016年4月には、突如『オーバー・ザ・ブルースカイ』でアカデミー外国語映画賞にもノミネートされたベルギー人監督 フェリックス・バン・ヒュルーニンゲンの新作映画『ベルヒカ』の音楽を、ソウルワックスが手がけた。あれから1年あまり、ソウルワックスが12年ぶりとなる オリジナル・アルバム『フロム・ディーウィー』を2017年3月に緊急リリース決定。
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