ハワイ語で「太陽の歌声」という意味を持つLeola(レオラ)。待望の1stアルバムがついにリリース!
Leola『Hello! My name is Leola.』インタビュー
Leola『Hello! My name is Leola.』インタビュー
2017/07/10
──この曲に関してレコーディングでのエピソードを教えてください。
Leola:「Mr.Right」は全体的に16分(音符)でクッているんですが、そのグルーヴを “赤い糸がぐるぐると回っているように表現してほしい” と最初に言われていたのでそれを意識しながらレコーディングしました。
──ぐるぐるって口で言うのは簡単ですけど、実際にはかなり難しそうですよね。
Leola:そうなんですよ。ディレクションしてもらいながらも、例えば、そのグルーヴの波が上から始まるのか、それとも下から始まるのか。そう言った細かいところも、お互いのグルーヴが一旦合致したらそこからは早かったですね。
──今までのLeolaさんの曲でも、あまりないタイプの曲調だったと?
Leola:転げていくようにとか。そういう曲はあったのですが、最初から最後までというのはなかったと思います。でも、最初から最後までだからこそ、こういった疾走感のある曲になったのかなと思います。
──わかりました。では、今度はご自身で作詞と作曲をされた曲についてお聞きします。まずは「It’s a new day」ですが、こちらはどういったことを歌おうと?
Leola:この曲は、セカンドシングルのカップリングでもあるんですけど、作った時はどちらかというと気持ちがふさがっていて。デビュー前で何をやっても上手くいかない状態だったんです。良かれと思ってやったことが、それすらもいい方向に進まなくて。この先に明るい未来が何もないように思っていた時期というか。でも、そんな時にある人との出会いがあって、急に世界が開けたような気がしたんです。どんなに気持ちがふさがっていて、どんなに上手くいかない日々が続いても、誰かが救ってくれたり、新しい朝が来ることで、何かが変わっていくかもしれないと。なので、苦しみから抜けた時に見える “光” が灯っているような曲というか。当たり前のように眠って、自然に朝を迎えているけど、その明日が来ることがすごくありがたい事なんだっていう。見失いがちなんだけど、そういう小さな幸せを感じられれば、苦しくてもその中に喜びを見出せるかもしれない。それで「It’s a new day」と付けて、新しい日に感謝をしようと。そういう意味が込められています。
──この曲は詞から書かれたのですか?
Leola:ほぼほぼ同時だったかな。イントロのリフを弾いていた時に、たまたま書き留めていた気持ち(歌詞)が段々合ってきて。
──普段、作曲する時はどんなギターを使っているのですか?
Leola:Taylorを使っています。ボイスレコーダーで録りながら、かなりアナログな感じでやっていますね。
──Taylorを使っている理由は?
Leola:もともとはAriaを使ってたんですけど、何か新しいのも欲しいなと思った時に、当時ギターを習っていた先生が紹介してくれたんです。で、Taylorを握って音を出してみたら、自分がやりたいことに合ってるなと感じて。ちょっと細い音でキラッとするところに惚れて。で、今は2本目です。
──作曲する時はいつもギターなんですか?
Leola:ギターですね。でも、ギターを持たずにメロディーだけを考えて、それにコードを付けていくこともあります。
──この「It’s a new day」を聴いた時に、個人的には英語の部分も含めて歌詞が非常にわかりやすいと感じました。英語と日本語の使い分けなどで意識していることはありますか?
Leola:そうですね。英語の歌詞を入れることで、暑苦しくなりがちな日本語のメッセージをぼやかしてくれたり、曲の雰囲気を伝えやすくしてくれるというか。あと英語の歌詞を入れる時はわかりやすさは本当に意識していて。ただ英語で歌っていて何を言っているのかわからなかったら意味がないと思っているし。耳馴染みが良いというか、なるべくシンプルなものにしようと思っています。
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