簡易PAシステム導入ガイド

【オススメPA機材】シュア「PSM 300インイヤー・モニターシステム」

【オススメPA機材】シュア「PSM 300インイヤー・モニターシステム」

2017/07/18


ステージ上で自由に動きながら
安定したモニタリングができるワイヤレスシステム


シュア
PSM 300インイヤー・モニターシステム 
オープンプライス(P3TJR=¥82,500/P3TJR112GR(SE112イヤホン付き)=¥85,500)
問:完実電気㈱
TEL:050-3388-6838
http://kanjitsu.com

このPSM300は、送信機「P3TJ」と受信機「P3R」をセットにした、ワイヤレス・インイヤーモニター・システムです。インイヤーモニターとは、ステージ上でのモニタリングに使われるイヤホン用のワイヤレスシステムのことで、通称「イヤモニ」と呼ばれます。テレビの音楽番組やライブ中継などで、ボーカリストやバンドメンバーがイヤホンを着けて演奏しているシーンを見かけますが、それがまさしくイヤモニなのです。

イヤモニの主な利点は、演奏者が移動しても安定したモニタリングができるのと、ハウリングを回避できることです。ステージ上では様々な楽器が大音量で鳴っていますから、その中でモニターを返すには、かなりの音量が必要になります。とはいえ、フロアモニターを大音量で鳴らせば、それをマイクが拾い、ハウリングが起きやすくなります。その点、イヤモニを使うと、モニター音をマイクが拾うことは一切なくなりますから、環境に左右されずに、クリアな音質と好みのバランスでモニタリングができるようになるわけです。

一般的にイヤモニは、まだ高価格帯の製品が多いのが現状ですが、シュアの「PSM300」は、アマチュアでも手に取りやすい10万円を切る価格帯で、高クオリティのサウンドを実現しました。まるで、レコーディング用のモニターヘッドホンのようにノイズレスでクリアなサウンドを再生し、サウンドのセンターと左右のステレオ感も非常に鮮明。また、ワイヤレスの到達距離は最大でおよそ90mと、かなりの広い場所でも余裕で使えるスペックを持っています。しかも、免許不要で使用できるB帯ワイヤレスですから、ボーカリストやギタリストが自分用に1セット購入するのもいいでしょう。


【SPEC】
【送信機】●重量:783g ●外形寸法:43(H)×198(W)×172(D)mm 
【受信機】●重量:98g(電池含まず) ●外形寸法:110(H)×64(W)×21(D)mm

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