株式会社nana musicが提供する音楽コラボアプリ「nana」が、登録ユーザー数500万人を突破したことを発表した。

約4ヶ月で100万人増加！ 累計楽曲再生数18.7億回超

音楽で繋がるコラボアプリ「nana」は、2015年6月の100万人突破を皮切りに、2016年6月に200万人、2016年12月に300万人、2017年6月に400万人、今回は約4ヶ月で500万人突破と、ユーザー数増加スピードが上昇中。
 

10代が６割、歌だけじゃない楽しみ方も？ 6,435人のユーザーに実施したアンケート結果を公開

• ▶日本のコアユーザーは10代！ 約８割が女性

Q.1 あなたの年齢は？

年齢に関する質問では、「〜19歳」が58.5%、「20〜24歳」が18.2%、「25〜29歳」が8.3%という結果になった。日本国内では10代が約６割となり、中高生を中心にユーザー数を伸ばしていることが明らかになる一方、30代〜70代まで幅広いユーザーがいることも明らかに。

性別についての質問では、「女性」が76.0%、「男性」が24.0%。これは、nanaを知るきっかけの42.9%が「知人の紹介」であることから、トレンドに感度の高い女性の間で特に広まったと考えられている。
 

• ▶投稿パートで「トーク」が上位　「nana」の新しい楽しみ方が人気に

Q.2 投稿する際のパートは何ですか？（複数回答）

「nana」に音源を投稿する際のパートについての質問では、1位が「ボーカル」で94.9%、2位が「コーラス」で20.1%、3位が「トーク」で10.6%という結果に。手軽に音声データを投稿でき、オンライン上でコラボレーションができるため、音楽投稿だけではなく「声」を活かした声劇や、30問30答などセリフを楽しむ活用法が広がってきているようだ。
 

• ▶「nana」でも「ボカロ」人気は変わらず健在

Q.3 どんなジャンルの音楽を投稿していますか（複数回答）

「nana」に投稿する音楽ジャンルは、1位が「ボカロ」71.0％、2位が「J-POP」59.6%、3位が「アニソン」52.4％の割合。９月にはウェブからアップロードできる機能を追加するなど、DTMユーザーがより楽曲投稿しやすくなっているため、ボーカロイド楽曲との親和性も高まっている。

また、投稿ジャンルは年齢層とも大きく関係しており、若年層では「ボカロ」が多いのに対し、年齢層が上がると男女問わず「J-POP」が多くなってくる傾向も明らかになった。
 

ユーザー参加型フェスをはじめとしたリアルイベントの強化へ

アプリ「nana」は、スマホを通じて手軽に誰かとひとつの音楽を作ることができるのが特徴。今後も機能拡充をはじめとしてユーザビリティ向上を目指していくという。さらに、リアルだからこそ体験できる音楽の楽しさや一体感も味わってほしいという願いを込め、ユーザー同士で楽しめるリアルイベントやタイアップ企画にも積極的に取り組み、参加のきっかけづくり、音楽を楽しむことの敷居を下げることで、より多くのユーザーが音楽を楽しめるコミュニティとなるよう活動していくことも発表した。

ちなみに、2017年４月にはJ-WAVE81.3FMにて「nana」を使ったユーザー参加型ラジオ番組「nana WELCOME TO OUR HOUSE」を実施した他、メディアタイアップ企画として映画「SING/シング」公開記念コラボなども行なった。８月には東京・渋谷にカルチャースペース「PLUG IN STUDIO by nana×2.5D」オープン。同月に今年で2回目となる「みんなでつくる音楽祭 nanaフェス2017」も開催し、1,500人を超えるユーザーが参加した。

ユーザーの傾向や過去に開催したイベントの模様
https://mag.app-liv.jp/archive/82769
 

ユーザー数500万人突破を記念してプレゼントキャンペーンを実施

ユーザー数500万人突破を記念して、nanaオフィシャルtwitterアカウントにてキャンペーンを実施。オーディオ・レコーディング機器などの製品を開発、販売をするエレクトロニクスメーカー ティアック株式会社がプレゼント協賛を予定している。

【キャンペーン詳細】
http://nana-music.com/topics/500dl/
・実施日　2017年10月11日〜2017年10月20日まで
・内容：nana公式Twitterをフォローし、キャンペーン投稿をリツイートしてくれた方の中から抽選で豪華賞品をプレゼント
・協賛：TASCAM（ティアック株式会社）