ネクライトーキーとサイダーガールの対バンが実現

「ANKER × Universal Music Special Live」の第5弾が10月26日(土)、マイナビBLITZ赤坂で開催!

「ANKER × Universal Music Special Live」の第5弾が10月26日(土)、マイナビBLITZ赤坂で開催!

2019/10/29


サイダーガール「いろいろな縁がつながった楽しい1日でした」
サイダーガールがネクライトーキーと作り上げたスペシャルな一夜

撮影:イシワタタツル

サイダーガールがネクライトーキー
サイダーガールがネクライトーキー
サイダーガールがネクライトーキー
サイダーガールがネクライトーキー
サイダーガールがネクライトーキー
サイダーガールがネクライトーキー
アンカー・ジャパン株式会社とユニバーサル・ミュージックによる共同ライヴ・プロジェクト「ANKER × Universal Music Special Live」の第5弾が10月26日(土)、マイナビBLITZ赤坂で開催され、ネクライトーキーとサイダーガールという今、勢いに乗るロック・バンド2組の顔合わせが実現。両者の対バンはこの日が初めてだったにもかかわらず、メンバー同士が旧知の間柄だったことからお互いの曲のカヴァーや予定していなかった共演も飛び出す“エモい”展開がまさにスペシャルという言葉がふさわしい一夜となった。

トップバッターは、来年、メジャー・デビューが決まっている男女5人組、ネクライトーキー。スタートダッシュをキメるように代表曲と言える「きらいな人」で早速、会場を盛り上げると、「許せ!服部」「夕暮れ先生」「音楽が嫌いな女の子」他、奇矯さとキャッチーな魅力がせめぎあうキテレツポップなんて言ってみたいレパートリーをエネルギッシュにつなげていった。
変拍子を大胆に交えながら、轟音を鳴らすバンドの演奏は熱度満点。さすがライヴ・シーンでめきめきと頭角を現してきただけのことはある。ゆるっと、ふわっととしているようなもっさ(Vo, Gt)の歌声も実は、かなり熱い。そして、そこに絶妙なユーモアで包みながら、うつむきがちな若者の代弁者になりえる切実な歌詞が加わるんだから、現在の人気急上昇も頷ける。

中盤では朝日(Gt)がサイダーガールの知(Gt)とフジムラ(Ba)とは、石風呂名義でボカロPとして活動をはじめた頃からのつきあいであることを明かして、「だから、もう8年? フジムラに関しては……。炭酸がどうとか言ってるから(これ以上は)やめとくわ(笑)」と観客をニヤッとさせてから、シャッフルのリズムが印象的なサイダーガールの「なまけもの」のカヴァーを披露。客席を大いに沸かせてからの後半戦は、前半以上にアンセミックに盛り上げ、ラストの「遠吠えのサンセット」では、観客全員が拳を挙げる一体感を作り出した。

そして、その盛り上がりをさらに大きなものにするため、サイダーガールも清涼感と疾走感に満ちた「エバーグリーン」でスタートダッシュをキメる。そして、そこから「もっと来い!」とフジムラが煽りながら、さらにアップテンポの「メッセンジャー」「パレット」とたたみかけるようにつなげると、「パレット」のダンサブルなリズムに観客がジャンプ。

そんなふうに序盤からぐいぐいと盛り上げていったサイダーガールがこの日、披露したのは、自ら掲げる“変幻自在の炭酸系ロック・バンド”というキャッチフレーズにふさわしいお馴染みの曲の数々。高揚感の中に胸を焦がす切なさが入り混じるメロディーの魅力をストレートに届ける演奏は、いつも以上に気合が入っていたように感じられた。

そして、ネクライトーキーのカヴァーに応え、「俺たちの本当の怠け方を、みんなに見せたいと思います」(フジムラ)と演奏した「なまけもの」、続く「ドラマチック」では、「一緒に歌ってくれますか?」というメンバーの言葉に応え、観客がシンガロングの声を上げ、中盤では、Yurin(Vo, Gt)と知がギターをかき鳴らしながら、ネクライトーキーの「きらいな人」を、エモーショナルにカヴァーした。

その前後では、メンバーそれぞれに朝日にまつわるエピソードを披露。

前述の朝日の言葉を受け、「朝日君とはいろいろやらかした」と苦笑いしたフジムラ。「(対バンすることになって)久々に電話したら、陰キャだと思っていた朝日君が陽キャになっていた。ネアカルイトーキーだよ。俺たちのほうがよっぽど暗い。「なまけもの」あげるかわりにバンド名もらう?(笑)」とジョークを飛ばして、観客を笑わせた知。そして、ソロ活動時代に朝日の曲を歌ったことがあるというYurinが「特別な感じのするツーマン。いろいろな縁がつながった楽しい1日でした」と語ってからの後半戦、「クローバー」から「約束」「No.2」とつなげるバンドの演奏は激しさを増していき、よりエモーショナルになっていった。そして、観客のシンガロングの声もさらに大きなものに!
脱力しているような印象とは裏腹に演奏は硬派かつ骨太なネクライトーキーに刺激されたのか、朝日との再会に昔を思い出したのか、この1,2年、多彩なリズム・アプローチを含め、楽曲の幅広さを追求してきたサイダーガールが、ここまでオルタナ・ロックの影響や終演後、「やりすぎた」とフジムラが反省するほど衝動を剥き出しにするところを見たのは久しぶり。この日、バンドは来年1月17日に3rdアルバム『SODA POP FANCLUB 3』をリリースして、全国ツアーを開催することを発表したが、そのツアーが前回を上回る規模になることを考えれば、このタイミングで一度、自分たちの原点や衝動を意識しておくことは、決して損にはならないはずだ。

ネクライトーキーのメンバーも交えたプレゼントの抽選を挟んでからのアンコールは、ゲスト・ヴォーカルにもっさを迎え、「メランコリー」を披露。多彩なリズム・アプローチの成果と言えるダンス・ポップ・サウンドにひと際大きな盛り上がりが生まれる中、ステージになだれこんできたネクライトーキーの他のメンバーたちが踊り始めると、朝日はギターを受け取り、知とソロを応酬! 予定になかった2バンドの交歓がピースルフルな熱気を生み出し、全員が浮かべた満面の笑みとともにイベントは大団円を迎えた。

(文:山口智男 撮影:イシワタタツル)


「ANKER × Universal Music Special Live」セットリスト
【ネクライトーキー】
M1 きらいな人
M2 めっちゃかわいいうた
M3 こんがらがった!
M4 許せ!服部
M5 がっかりされたくないな
M6 なまけもの ※サイダーガールカバー
M7 夕暮れ先生
M8 音楽が嫌いな女の子
M9 ゆるふわ樹海ガール
M10 オシャレ大作戦
M11 遠吠えのサンセット

【サイダーガール】
M1 エバーグリーン
M2 メッセンジャー
M3 パレット
M4 ぜったいぜつめい
M5 なまけもの
M6 ドラマチック
M7 きらいな人 ※ネクライトーキーカバー
M8 クローバー
M9 約束
M10 No.2
EN-1 メランコリー
 

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