4月放送テレビアニメ「MARS RED」OPテーマ新曲「生命のアリア」を初解禁&初披露!

和楽器バンド、毎年恒例の大新年会を日本武道館にて開催!

和楽器バンド、毎年恒例の大新年会を日本武道館にて開催!

2021/01/05

和楽器バンド写真:KEIKO TANABE、上溝恭⾹ / Kyoka Uemizo
和楽器バンド

 

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和楽器バンドが1月3日、4日に日本武道館にて、『大新年会2021 日本武道館2days アマノイワト』と題したワンマンライブを開催した。今年で8回目を迎える大新年会。昨年は新型コロナウイルスの感染、拡大により、当初2月29日、3月1日に両国国技館で予定していたものが8月15日、16日に横浜アリーナで実施されるというイレギュラーな形となったが、今年は入場者数の制限含め感染防止に配慮しながら1月に開催。2016年1月以来、実に5年ぶりに日本武道館へと戻ることが実現した。

2021年は和楽器バンドがデビュー8周年を迎える記念すべきタイミング。そんな年にメンバー8人で8回目の大新年会。さらに、ファンクラブ名も「真・八重流」と、末広がりの意味合いとしても縁起が良い“八”という数字は、和楽器バンドにとって大きな縁を持つ。そんな2021年だからこそ、1月1日には1年間に8つのニュースとして「八奏新報」を届けることをアナウンス。その第1弾が武道館公演にて発表されるとあって、その動向に大きな注目が寄せられた。

3日の初日公演を大成功のうちに終えた和楽器バンドは、続く4日の公演を有料生配信でも届ける予定だったが、急遽メンバーの登場シーンから2曲目までをYouTubeにて無料配信することも決定。これにより、会場に足を運んだファンのみならず多くの者が和楽器バンドの2021年幕開け公演を目にすることとなった。

巨大な2本の柱が印象的な和風のステージセットが白幕で覆われる中、会場が暗転するとその白幕にオープニング映像が映し出される。そしてSEにあわせて幕が降ろされると、ステージ上には巨大なLEDスクリーン3面と、すでに所定の位置に立つメンバーの姿が。オープニングを飾ったのは、ライブの終盤に披露されることの多い代表曲「千本桜」だった。鈴華ゆう子(Vo)のアカペラから始まるこの意外な選曲に、会場のオーディエンスは声を上げる代わりに、手にしたペンライトを高く掲げてステージにエールを送る。そして、曲の盛り上がりに合わせるように、アリーナに桜の花びらのような紙吹雪が舞い上がり、早くもクライマックスと呼ぶにふさわしい瞬間を迎えた。まさに大新年会の名にふさわしい、お祭りのようなオープニングに興奮を隠せない者も少なくなかったはずだ。

鈴華の「『アマノイワト』、幕開けです!」の一声に続いて、間髪入れずに「reload dead」が披露されると、演奏の激しさとともに会場の熱量も一気に上昇。「反撃の刃」ではカラフルなレーザーが会場内を飛び交い、「華火」では曲名にちなんでスクリーンに無数もの花火が打ち上がる。そういった派手な演出も多数用意されたが、メンバーの気合いが伝わるアグレッシブなプレイがそれらを上回る迫力で、観る者を圧倒させた。

ライブ中盤には「八奏新報」第1弾として、4月から放送のテレビアニメ『MARS RED』のオープニングテーマを和楽器バンドが担当することをアナウンス。実は今回のライブで着用している新衣装は大新年会のために用意されたものではなく、この新曲のための衣装であることが明かされた。さらに、『MARS RED』のオープニングテーマとして書き下ろされた新曲「生命のアリア」も、この日初披露された。「生命のアリア」は、前半はミドルテンポで歌をじっくり聴かせるアレンジながらも、後半テンポアップすることでバンドの躍動感が映えるドラマチックな1曲。メンバーはアニメのティザー映像を背に、感情をたっぷり込めてこの曲をパフォーマンスした。そして、続く「月下美人」では鈴華が宙高くリフトアップされ、星のように飛び交う照明演出とあわせて美しい世界観を作り上げていった。

メンバー1人ひとりによる新年の挨拶に続いては、町屋(G, Vo)、黒流(和太鼓)、亜沙(B)が「Episode.0」をアコースティックアレンジにて披露。続いて神永大輔(尺八)といぶくろ聖志(箏)が正月らしく「春の海」を演奏し始めると、そこにEDMサウンドが重なり、黒流、蜷川べに(津軽三味線)が演奏に加わる。さらには日本刀を手にした鈴華が剣舞で参加し、実に華やかな共演を楽しむことができた。

ライブ後半には、新旧ナンバー8曲で構成されたスペシャルメドレーや、ライブの山場のひとつである山葵(Dr)と黒流によるドラム和太鼓バトルコーナーも用意。ドラム和太鼓バトルでは高くそびえ立つ2本の柱の上にドラムセットや和太鼓が設置され、山葵が昨年末にTBS系列放送の『SASUKE 2020』に5年越しとなる初出場を果たしたことも影響を与えたのか、柱を登り移動するサプライズも。観客は来場者限定特典として配布されたオリジナルハリセンを使って、2人が打ち出すリズムに合わせて大きな音を叩き出し、一体感を生み出していった。


「あっぱれが正義。」では再びWGBダンサーズが加わり、ポップな曲調に乗せてオーディエンスと一緒に踊る一幕も。さらに「細雪」ではステージ上空から雪が舞う演出も用意され、曲が持つドラマチックさを増幅させる。そして、壮大なバラード「IZANA」でエモーショナルさがマックスに達したところで、ライブ本編は終了した。

昨年の大新年会やアリーナツアーではSNSを通じてファンから募った「暁ノ糸」歌唱動画を、アンコールを待つ間に流していたが、今回はそこからバンドメンバーが演奏につなげ「暁ノ糸」へと突入する新たな試みも用意。曲中では和楽器バンドの演奏に歌唱動画を重ねるというコラボ演出もあり、今まで以上の一体感を得ることができたのではないだろうか。特に今回は、冒頭の詩吟パートがロングサイズでも披露され、注目ポイントの多い披露となったはずだ。最後のMCでは、鈴華が「待ってくれる人がいれば、次はこんなに楽しいことをここでやっているよっていうことを提示し続けようと思っているので、どうか皆さん、これからもキャッチしてください」と挨拶し、早くも新たなアンセムに成長した「Singin' for...」で壮大にライブを締めくくった。

終演後には、会場限定で新曲「生命のアリア」のMVが初公開されるという、ファンにはお年玉のようなサプライズまで用意された今年の大新年会。ライブの最後に鈴華が口にしたように、2021年のスタートを最高な形で切ることができたのではないだろうか。

ライブタイトルにも用いられた『アマノイワト』とは、日本神話に登場する岩でできた洞窟・天岩戸のことを指す。コロナ禍によって天岩戸の中のように暗くなった世界を、和楽器バンドが光を当てることで平和を導く……そんな気概がこのタイトルからも伝わってくる。今年はこのあとも、「八奏新報」としてさらに7つのニュースが控えている。昨年は新型コロナウイルスに負けじと、ポジティブで力強さに満ちたアルバム『TOKYO SINGING』やアリーナツアーなどを届けてくれた和楽器バンドのことだ、この先も我々をあっと言わせるようなサプライズで楽しませてくれることだろう。

(文/西廣智一)

《セットリスト》
00. Overture 〜アマノイワト〜
01. 千本桜
02. reload dead
03. 反撃の刃
04. 華火
05. オキノタユウ
06. 起死回生
07. 日輪
08. 生命のアリア
09. 月下美人
10. Episode.0
11. Wagakki & EDM Session -春の海 Remix-
12. スペシャルメドレー2021(チルドレンレコード〜Perfect Blue〜World domination〜花一匁〜Ignite〜月・影・舞・華〜虹色蝶々〜星月夜)
13. ドラム和太鼓バトル〜登攀猛打〜
14. あっぱれが正義。
15. 細雪
16. IZANA
<ENCORE>
17. 暁ノ糸
18. Singin' for...


《公演詳細》
和楽器バンド 大新年会2021 日本武道館2days 〜アマノイワト〜
日程:2021年1月3日 (日) 16:00 open / 17:00 start
      2021年1月4日(月)15:00 open / 16:00 start
場所:東京・日本武道館


 

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