宅録でボーカル/アコギ録音をしたい人は必見!

マイクの使い方講座1:イントロダクション

マイクの使い方講座1:イントロダクション

2015/11/30


ボーカルやアコギを録音するには、まずマイクを立てる必要があり、その際はマイクスタンドを使ってマイクをセットするのが基本です。連載企画「マイクの使い方講座」では、宅録でのマイクスタンドの扱い方やマイクの立て方について解説していきます。


■マイクスタンドは宅録の必需品!

ブームスタンド最初の1本を購入するなら、ブームの角度やスタンドの高さを自由に調節できるブームタイプのマイクスタンドがオススメだ

 宅録ルームでマイクを使ってレコーディングをする際は、必ずマイクスタンドを使いましょう。例えば、マイクを手で持つと「カサカサ」というハンドノイズが発生します。ライブではまず気にならないのですが、レコーディングではそんなノイズもしっかりと録音されてしまうので、作品のクオリティに影響してきます。いい作品を作るためにもマイクスタンドを使ってください。

 また、マイクスタンドを使うと、シンガーの口や楽器に対してベストなポジションにマイクが固定できます。しかも音源との距離を一定に保てるので、音質が変化することなく演奏を録音できます。マイクスタンドには色々なタイプがありますが、宅録では「ブームタイプ」を選びましょう。ブームタイプのスタンドは、高さと角度を自由に調整することができるのが特徴で、床に置いたアンプの音や天井付近の響きを録りたい時にも重宝します。
 

ミニタイプのマイクスタンド

床に置いたアンプを録る場合は、ミニタイプのマイクスタンドを使うのがオススメだ。また、イスに座ってDAWソフトの画面を見ながら歌を録りたい場合は、このミニスタンドをデスク上にセットすればいい

 




 

文:布施雄一郎
写真:小貝和夫
協力:佐藤 貢

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