宅録でボーカル/アコギ録音をしたい人は必見!
マイクの使い方講座2:マイクスタンドの扱い方
マイクの使い方講座2:マイクスタンドの扱い方
2015/12/01
宅録でのマイクの使い方についてレクチャーする「マイクの使い方講座」。第2回はマイクスタンドの扱い方について解説します。
■正しくセットすることでマイクの落下とノイズの発生を防止できる
マイクスタンドには正しい使い方があります。一番の基本は、ブームのマイクが向いている方向と、いずれか1本の足の向きを揃えることです。こうすることでマイクを取り付けてもスタンドが倒れにくくなります。また、ブームを伸ばし過ぎると、重心のバランスが崩れて倒れやすくなるので、コンパクトにセッティングしましょう。
見逃してしまいがちなのが、足の部分です。3本の足の付け根にはプラスチック製のパーツがあります。これは広げた足を固定するだけでなく、床からの振動がマイクに伝わらないようにする緩衝材としての役割もあるので、足を完全に広げ切って使いましょう。
【ポイント1】3本の足をしっかりと開く

3本の足の付け根には、プラスチック製のパーツが取り付けてあり、これが床の振動の伝達を遮断する。

足の付け根にあるプラスチックのパーツにしっかり密着するように、3本の足は画像のように完全に開くようにしよう。
【ポイント2】支柱は床から離す

意外と見落としがちなのがセッティングした際、左の写真のように支柱が床に着いている例だ。この状態だと支柱が床の振動を拾ってマイクに入ってしまうので、しっかり上げて固定しよう。
【ポイント3】ブームと足の向きを揃える

画像は手前側にマイクがくるようにブームを伸ばしている例。マイクが付いている方向に足を揃えるとスタンドが倒れにくくなる。
【ポイント4】ブームを伸ばし過ぎない

ブームを左のように90度に近い角度で伸ばすと、マイクの重みで倒れやすくなる。右のようにバランスのいい角度と長さにしよう。
文:布施雄一郎
写真:小貝和夫
協力:佐藤 貢
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